紙詰まりトラブルについて
ID:CCFAQ0032
複合機の紙詰まりについて、よくある原因とその対処方法についてご紹介しています。
梅雨の時期など湿度が高い季節は、用紙が水分を含んでしまいトラブルの原因になります。
保管の際は「用紙の保管環境や取り扱い」をご確認ください。
1.用紙がくっついてしまう(湿気や静電気)
以下のような状況では通常1枚づづ送られる用紙がくっついたまま複数枚送られてしまい(重送)、紙詰まりを起こすことがあります。
- 梅雨の時期など、湿度が高い状態では用紙が水分を含んでしまう(含水)
- 冬場の乾燥した状態で静電気が発生している
- 結露の影響で用紙が湿ってしまう
用紙を保管する環境により、予期せぬ紙詰まりを防ぐことができます。
参考:用紙の保管環境や取り扱いをご確認ください。
2.用紙トレイへのセットができていない
用紙ガイドがずれていたり、正しく用紙がセットできていない場合、紙詰まりの原因となります。
紙が折れている場合のサンプル画像
3.原稿送り時のトラブル
複合機本体上部の 原稿送り装置 で紙詰まりが起こる場合には、異物などが原因となります。
4.用紙の保管環境や取り扱い
梅雨の時期など湿度が高い季節は、用紙が水分を含んでしまいトラブルの原因になります。
保管の際は以下の点にご注意ください。
- 湿度が高い場所で用紙を保管しない。
屋外、直射日光の当たる場所、加湿器周辺、床の上や壁のそばなどの保管は避ける。
段ボール箱に入れてふたをし、キャビネットなどで保管することをおすすめします。 - 当日必要なぶんだけ用紙を利用する。
- 使用後の残紙は、包装紙で再包装して保管する。
※防湿に優れた包装紙を利用しています。
《保管のめやす》
- 好ましい保管環境…室温:18~24℃、湿度:35~55%前後
- PPC/プリンター用紙は含水率が低く適正環境下でも吸湿するため、極力、段ボール箱に入れたままで保存する。
- コート紙や特殊用紙は、非コート紙よりも水分に敏感なため、相対湿度が55%をこえる場所での保管・使用は控える。
- 冊での保管は当日使用する分のみとし、使用しない冊は段ボール箱に戻し、ふたを閉めておく。
- 段ボール箱に入れた状態であっても、次のような場所での保管は避ける。
- 屋外
- 直射日光の当たる場所、および暖房機の側やOA機器の排熱など、直接熱のかかる場所
- 加湿器の周辺など、湿気の直接かかる場所や湿度の高い場所
- 給湯設備や給茶設備など、水がこぼれたり、かかる場所
- 空調、送風機、通風孔など、直接、風の当たる場所
- 打ちっぱなしのコンクリートの床の上や、コンクリート壁にぴったりくっつけて置くこと
(コンクリートは湿気を含んでおり、特に梅雨時期は、湿気が顕著に出ます) - 冬場の窓際、壁際(暖房を入れると結露する)
- 用紙の上には、熱を発するもの、湿気を帯びたもの、液体の入ったものは置かない
- 使用後の残紙は、包装紙で再包装して保管する。夜間や週末など、長時間使用しない場合には、用紙トレイから用紙を取り出し、再包装して保管することが望ましい。
- 箱の積み重ねは、用紙品質の維持と安全面から、5箱程度までとする。
修理・点検のご依頼は・・・・
上記を確認しても直らない、また、繰り返すトラブルについては修理・点検をご依頼ください!
故障かな?と悩むよりも、弊社エンジニアによる専門的な確認のうえで、安心してご利用ください。
手配までの流れ
よくあるご質問
修理・点検に費用はかかりますか?
ご契約の保守の内容によります。
費用がかかる場合には弊社からの連絡時にご案内しております。まずはご遠慮なくお問い合わせください。
- 注記 トータルサービス契約には、点検・保守費用は含まれており、追加の費用は掛かりません。
訪問日時はいつになりますか?
お問い合わせ受付後、弊社担当者より折り返し訪問時間のご連絡をいたします。
その際にお客様のご都合をお知らせください。
- 注記 故障・修理の受付時間は、平日の9時から16時となっております。
紙詰まりくらいで修理・点検を依頼してもよいのでしょうか?
日頃のメンテナンスと点検を上手に使い、いつも快適にご利用いただくことをお勧めします。
不調なまま使い続けると故障の原因になることもあります、いつでもご相談ください。
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