このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
医療現場では、これまで以上に被検者の身体的負担軽減の必要性が増してきています。
一方で、最適で効率的な病院経営も必要とされており、 医療現場では、様々なヘルスケアニーズへの対応が求められています。
われわれは医療現場が直面している課題に“FR”というソリューションで応えます。
いま、そして、これからのヘルスケアニーズに応えられるCT装置。
それが Supria Advance FR。
Universal Friendliness
逐次近似処理をルーチン検査に
ノイズ低減技術である逐次近似処理(Intelli IP)をルーチン検査で使いやすくする為に、画像処理速度を従来より50%向上させました。また、ノイズ低減の強度も7段階から選択でき、ご施設の運用ポリシーに沿った適切な被ばく線量と、画像ノイズ低減やアーチファクト低減による高画質な画像を提供します。
高速回転、サブミリスライス撮影、パワフルな線量を生み出すジェネレータ、そして画像再構成アルゴリズム。
高いパフォーマンスが高精細で高スループットな検査を実現します。
Performance
0.625mm×16chの撮影により、高精細な画像を短時間で撮影する事が可能です。
サブミリスライスの撮影により高精細で滑らかな3D画像、MPR画像も得られます。撮影終了後にMPRによるオブリーク画像の作成が可能です。
ガントリは、±30°の範囲で傾斜する機能を搭載し、放射線感受性の高い部位への被ばくを低減する目的でガントリチルトが可能です。さらに頭部をノーマルスキャンで撮影する事で、ボリュームスキャンに比べて低コントラストの優れた高画質の撮影が可能です。被検者の被ばくや画質を考慮した撮影方法です。
パワフルな線量を生み出す高力率・高効率ジェネレータ
高力率・高効率設計のジェネレータを開発しました。コンパクトな電源設備でしっかりとした線量出力を実現します。広範囲撮影や多相撮影などX線管装置への負荷が大きい検査にも対応が可能です。
Functionality
HiMAR (High Quality Artifact Reduction) は金属データをもとにアーチファクトを推定し、補正を行います。
被検者負担軽減
体動による画像のズレを補正する機能を搭載しており、撮影後でも体動補正が可能です。
また、円背の被検者などで有効視野からはみ出してしまった場合でも、最大有効視野内であれば、再撮影することなく、画像再構成が可能です。
体動補正
はみ出し補正
被検者に配慮した750mmの大口径ボアと最大有効視野で様々な体位の被検者にも撮影が可能です。
撮影ボタンはキーボードのすぐ上のインターホンボックスにあり、操作ボタンも少なく、文字も大きく、分かりやすい日本語表示で検査を効率よくサポートします。
Management
Simple Dose Report
CT画像と同様にセカンダリーキャプチャー画像として、線量情報を送信することが可能です。
画像ビューアを利用し、CT画像と一緒に線量情報を簡便に確認することができます。
DICOM規格を使用し、線量情報をDICOM構造化レポート(DICOM SR)として送信することが可能です。
ガントリ、寝台、オペレーションコンソールだけの構成*2を実現。システムトランスや別ユニットがなく、検査室のスペースを有効活用できます。
*2 電源電圧200Vの場合
On-time Standby機能とOff-time mode機能を搭載。これらの機能で構成されるEco mode機能によって、ガントリ内の機器の消費電力やX線検出器の通電時間を抑制し、待機時の消費電力を抑制します。
- 販売名
全身用X線CT診断装置 Supria
- 医療機器認証番号
225ABBZX00127000