このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
「肺結節検出サービス」は、胸部CT検査における肺結節の検出やレポート作成を支援するサービスです。
本サービスをご利用いただくことで、「肺結節検出機能」、「肺結節性状分析機能」、「肺区域ラベル」をご利用いただけます。

「肺結節検出機能」は、肺結節の検出をサポートする機能です。
医師が画像確認後に、検出された候補を再確認することによって、肺結節の見落しを低減します。
また、定期的に病変を経過観察するための「SYNAPSE SAI viewer」の「病変トラッキング機能」と併用することで、過去に記録した肺結節と新たに検出・確定した肺結節を同一のものであるかの対応づけを行い、その変化を数値やグラフで可視化することで比較作業をサポートし、医師の負荷を軽減します。
「肺結節性状分析機能」、「肺区域ラベル」も合わせてご利用いただくことが可能です。
「肺結節性状分析機能」は、医師が検出・指定した肺結節に対して自動で性状分析を行い、サイズ・辺縁部・内部構造などの分析情報を表示します。
また、性状分析結果を元に肺結節の所見文候補を複数作成して提示することが可能です。提示された所見文候補を確認し、必要に応じて修正して、レポートに転記することができます。


各機能の対応を以下に記載します。
- 「肺結節検出機能」:肺結節検出プログラム FS-AI688型
- 「病変トラッキング機能」:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型
- 「肺結節性状分析機能」:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型*1
- 「肺区域ラベル」:画像処理プログラム FS-AI683型
- *1 クラウド側で処理された「肺結節検出機能」の解析データを利用することで、ワークステーション側で動作します。
医療クラウドサービスとは
「医療クラウドサービス」は、医用画像情報システム「SYNAPSE」や読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」と連携することで、シームレスにクラウドで提供される画像解析機能をご利用いただくことができるサービスです。

「ヒトがAI技術と共創する」富士フイルムはその先を見据える

深層学習などの新しいAI技術の進展によって、医療は次なる領域へと足を踏み入れようとしています。
ヒトがAI技術と共創することで、高い次元での医療の確立が視野に入ってきました。
富士フイルムの新しいメディカルAI技術ブランド「REiLI (レイリ)」は、さまざまなAI技術を集めそれらが共創し、新たな価値を生み出す場を作り新たな領域へと足を踏み出します。
- REiLI (レイリ)の由来:日本語で聡明・賢いさまを表す言葉「怜悧(れいり)」を意味します。