このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
肝臓吸収値強調フィルタ、所見文候補表示、肝区域ラベルをご利用いただけるサービスです。画像診断から所見文作成までのワークフローの効率化をソリューションとして提案します。
肝臓全体を囲む輪郭が紫色で表示されます。マウスカーソルを近づけると領域全体のCT値が表示されます。
造影・非造影いずれの検査にも対応可能。造影検査では、領域内の吸収値が均一の場合は青色(左)、不均一の場合は赤色(中央)で表示されます。非造影検査の場合は、強調領域が黄色(右)で表示されます。
肝臓内で抽出した領域から所見文候補を複数表示します。
「肝区域ラベル」は、臓器セグメンテーション機能によって認識された肝区域情報をビューワ上に表示する機能です。肝区域情報は、「肝臓性状分析機能」によって提示される所見文候補の中に病変のサイズ情報と合わせて記載されます。
「腎臓吸収値強調フィルタ」は、腹部CTの腎臓領域において、周辺と比較して高吸収、低吸収領域を強調します。これらは肝臓領域と同様に、良悪性問わず注目すべき領域として画像診断報告書に記載されることが多く、ビューワ上で強調表示することで画像診断を支援し、読影医師を強力にサポートします。
領域内の吸収値が均一の場合は青色(左)、不均一の場合は赤色(右)で表示されます。
領域内の吸収値および大きさが、設定した閾値内の場合は黄色(左)、閾値外の場合は紫色(右)で表示されます。
「腎臓抽出」は、臓器セグメンテーション機能によって抽出された腎臓領域の体積情報をビューワ上に表示する機能です。表示される体積は、総体積と左右腎それぞれの体積があります。多発性嚢胞腎治療薬の適用条件の一つである、腎臓体積計測が可能です。
各機能の対応を以下に記載します。
- 「腹部吸収値強調フィルタ」:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型、画像処理プログラム FS-AI683型
「SAI viewer画像解析クラウド」は、医用画像情報システム「SYNAPSE」や読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」と連携することで、シームレスにクラウドで提供される画像解析機能をご利用いただくことができるサービスです。