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日本

導入事例

uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)

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2020年12月、北海道十勝郡浦幌町でデジタル森林浴空間「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」がオープンし、本施設で富士フイルムのFP-Z5000が採用されました。本施設では、室内の5面マルチスクリーンへのプロジェクションを行い、デジタル空間演出に貢献いたしました。

「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」は、森や自然を5面マルチスクリーンというデジタル空間で体感するという、日本初の常設型施設です。体験映像では、森や自然の壮観・葉のざわめき・木々の香り・森の風など十勝浦幌町が誇る雄大な自然を、ただ椅子に腰をかけるだけで「全身で感じられる」空間を演出しています。

本施設は廃校を活用した建物の中に設けられており、天井や壁への300インチの5面大面スクリーンでの空間演出にFP-Z5000を活用いただきました。

写真 uralaa park urahoroの空間演出

FP-Z5000がよりリアルな森林空間に貢献

「雄大な大自然をデジタル空間で演出する」という新しいコンセプトの難しさは、やはりリアリティの追求でした。お客様が違和感なく大自然に没入する感覚を得るためには、細部にまでこだわった空間演出が必要でした。デジタル森林浴を開発したフォレストデジタル株式会社様も、十勝の大自然を忠実に再現するために試行錯誤した結果、本施設に「FP-Z5000」を採用していただきました。

写真 uralaa park urahoroの空間演出

紹介動画はこちら

写真 uralaa park urahoroの空間演出

〜 フォレストデジタル社様の声 〜

FP-Z5000を購入した決め手は「レンズシフトの幅が広いので部屋の端から壁一面に投影できること」「小さなレンズ部分以外は見えず、プロジェクターの存在感を最大限まで消せること」の二つがそろっていたことです。お客様が大自然に没入するためには、プロジェクターなどの機械物を意識させたくないというのが本音です。富士フイルムさんの「FP-Z5000」は、その二つを満たしてくれています。オープン以降お客様から色々な感想やご意見をいただきますが、プロジェクターに関するご意見は耳にしないですね。裏を返せばそれだけ没入空間を演出できている、ということだと思っています。

フォレストデジタル社様のサイトはこちら

「プロジェクター」を感じさせない森林空間

「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」では、より違和感のない空間を再現するため、ゼロオフセット投写が可能なFP-Z5000の超短焦点レンズ部分のみを天井から出して設置されています。レンズ部は約10㎠と小さいため、天井裏に設置しても目立つことはありません。また、お客様に圧迫感なく森林浴体験をしていただくために広いスペースを確保する必要がありました。FP-Z5000の最大82%の広いレンズシフトを活かし、部屋の隅に設置して壁とフロアの僅かな隙間から天井一面に投写できたことにより、プロジェクターの存在感を最小限に抑えながら、スペースを有意義に使った空間演出を行うことができました。