ポルト(ポルトガル北部)の物語を伝えることを目的とし、プロジェクションマッピングを活用した没入型仮想ショー「ポルトレジェンド-地下体験-」のイベントにて富士フイルムのプロジェクターFP-Z5000を採用いただきました。
「ポルトレジェンド-地下体験-」は、ポルト(ポルトガル北部)の物語を伝えることを目的とした、没入型仮想ショーです。
OCUBO社が演出を手掛けるこのイベントは、舞台となる建物、アルファンデガ・ド・ポルト屋内の壁面に物語の様子をプロジェクションし、ナレーションや音楽とともに人々を物語の世界へ導きます。 FP-Z5000 を合計38台使用し、壁の隅々まで投写した地下空間は圧巻です。
舞台となる地下空間内は、狭いスペースに多くのアーチ状の壁面や柱がある複雑な構造となっています。この狭い空間で、大きなスクリーンを投写するのに十分なスペースを確保することが非常に困難でした。よって、空間を最大限生かし、「ポルトレジェンド」の物語を仮想ショーとして伝えるためには、多くのプロジェクターが必要でした。
FP-Z5000の超短焦点と広いレンズシフトは、幅広い壁面投写ができるだけでなく、設置台数の削減をも可能にしました。
富士フイルムFP-Z5000は、上下82%・左右35%の広いシフト率を持ち、且つオフセット投写が可能です。また、プロジェクターのレンズヘッドを回転させるだけで、天井、床、壁面への投写方向を変更できます。これにより、 OCUBO社の希望する設営が可能となり、会場の隅々まで自在に演出することができました。
動画にてOCUBO社の声をお聞きください。