オーストラリア アデレードの大規模フェスティバル「アデレート フリンジ」でプロジェクションマッピングを活用した没入型仮想ショー「ヤバラ ドリーミングライト」が開催され、富士フイルムのFP-Z5000が採用されました。
晩夏のアデレードを舞台にいくつもの大規模イベントが繰り広げられる「マッド マーチ」。その先陣を切る「アデレード フリンジ」がパレードを号砲に各所で始まります。約1か月間行われるこの祭りは、芸術で溢れかえり、独特なダンスやコメディのパフォーマーが世界各国から駆け付け、街中のあらゆる施設でパフォーマンスを行います。
その一つのエリアでプロジェクションマッピングを活用したイベント「ヤバラ ドリーミングライト」が開催され、FP-Z5000が採用されました。
イベント会社Novatech Milenko Novakovic様 談より
富士フイルムFP-Z5000は、本体を動かさずにレンズを上・下・前・後・左・右に切り替えられるため、設置位置に左右されずに投写が出来る事が魅力でした。また、投写距離が非常に短く、他のプロジェクターで対応ができなかった場所がありましたが、 FP-Z5000によって、超短焦点からの大画面投写が可能となりました。
「ヤバラ ドリーミングライト」は、アデレードの先住民族のカウルナ文化について学んだり、その土地に敬意を払う物語を多感覚体験の出来る没入型仮想ショーです。
洞窟の中を歩いているかのような演出から始まり、メッセージ表示に沿って進んで行くと、深く、暗く、神秘的な中で、やがて感覚が研ぎ澄まされ、茂みの音や人の声がそよ風にのっているかのようにささやくのに気づくようになります。
周りには光のツリーが投影され、仮想のキャンプファイヤーが始まります。煙、光、音の組み合わせによる演出に引き込まれ、ストーリーが展開するにつれ、足跡をたどり、天からの光に導かれます。
このような空間演出をするにあたり、多数の小型プロジェクターが必要とされ、FP-Z5000はその重要な役割を果たしました。FP-Z5000は、周囲の壁やスクリーンだけでなく、天井や床への投写にも柔軟に対応し、理想の演出を行う事ができ、息をのむようなプロジェクションマッピングの実現に貢献いたしました。