構造と原理
プレスケールの構造
プレスケールにはツーシートタイプとモノシートタイプの2種類があります。ツーシートタイプは、発色剤と顕色剤が別々の支持体に塗布されたフィルムです。またツーシートタイプは薬品塗布面どうしを重ね合わせて使用します。モノシートタイプは、1枚の支持体に発色剤と顕色剤を塗布したフィルムです。
発色の原理
発色剤層のマイクロカプセルが圧力によって破壊され、その中の無色染料が顕色剤に吸着して、化学反応で赤く発色します。発色剤のマイクロカプセルは、いろいろな大きさ・強度に調整され、均一に塗布されているため、圧力に応じた発色濃度が得られます。

プレスケールの特性
標準チャート表を参照することで、圧力値の目視判別が可能です。
中圧用<MW>の例


- * 破線部分は、許容誤差範囲を越えることがありますので、圧力値は参考としてください。
- * 使用される温度・湿度条件によりA、B、Cカーブを選択して使用します。
- * 超微圧用(5LW)、微圧用(4LW)、極超低圧用(LLLW)の持続圧は測定到達時間5秒・測定保持時間2分です。
- * 超高圧用(HHS)は持続圧のみとなります。
使用方法
1)【イラストでわかる】 プレスケールの使い方
1

プレスケールを任意の大きさ、形状にカット
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切り取ったプレスケールを測定個所に挟み込み加圧
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プレスケールを取り出す
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色見本・検量線を用いて圧力を目視で確認
圧力情報を定量化・データ化したい場合は…
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発色したプレスケールをプレスケールモバイルで読取
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平均圧力や加圧面積など数値化されたさまざまな項目を確認
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詳細なデータ分析、他拠点とのデータ共有
2)【動画でわかる】 プレスケールの使い方
プレスケールの使用方法、使用における注意点を動画にてご覧いただけます。
プレスケールの総合カタログや活用方法がわかる事例資料などがダウンロードできます。

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