[特定の属性を持つ文書のみ表示する]を設定したトレイを利用して、文書の受け渡しを行う際の注意点について

登録日: 2018年11月20日
最終更新日: 2018年11月20日
コンテンツID: 00591

DocuWorks トレイ 2 (バージョン 2.1以降)

[特定の属性を持つ文書のみ表示する]を設定したトレイ注1を利用すると、DocuWorks文書に設定されたユーザー定義属性を取得するために、ファイルを開く処理注2が発生します。

  • 注1[特定の属性を持つ文書のみ表示する]の設定は、保存場所が[ファイルサーバーまたはPCのフォルダ]のトレイの場合のみご利用いただけます。保存場所がWorking Folderのトレイの場合はご利用いただけません。
  • 注2ファイルを開く処理は1ファイルにつき1回のみ実施され、以降、文書の更新が無い限りは取得済みの属性が利用されます。

そのため、以下の操作において、パフォーマンスに影響が出る可能性があります。

  • トレイを起動する
  • トレイウィンドウを開く
  • トレイガジェットを更新する
  • トレイに文書を格納する
  • トレイから文書を取り出す
  • トレイを新規作成する
  • トレイをインポートする
  • トレイのプロパティで属性の設定を変更する

パフォーマンスへの影響を軽減したい場合は、次のように対処してください。

  • 受け渡すファイルのファイルサイズを小さくする
  • 各トレイで扱うファイルの数を少なくする
  • 同じトレイを使用するユーザー数を少なくする
  • ファイルサーバーやNASのスペックを上げる
  • 各トレイの更新間隔を短く設定する

[特定の属性を持つ文書のみ表示する]を設定したトレイで大量の文書を受け渡しする場合、ご利用になる環境において十分な検証を実施していただいた上で、ご採用などのご判断をお願いいたします。

  • 注記トレイに大量のファイルを格納し続けないでください。トレイに大量のファイルがあると、自動更新やトレイウィンドウの表示パフォーマンスに影響します。トレイは文書の受け渡しに特化しています。ファイルの保管場所には適していません。