Windows 11 24H2にアップデート後、「リンクフォルダ」や「トレイ」が開かない

登録日: 2025年2月21日
最終更新日: 2025年3月4日
コンテンツID: 00782

DocuWorks 9.1

Windows 11のパソコンをWindowsアップデートで Windows 11 24H2にアップデート後 、セキュリティー向上のためにSMBプロトコルの通信にSMB署名が必要となりました。
DocuWorks Deskのリンクフォルダの接続先として設定されている共有フォルダーが、ユーザー認証を行わずにアクセスする設定となっている場合、ゲストログオンでアクセスします。ゲストログオンではSMB署名を利用しないため共有フォルダーを開くことができず 、下記のエラーが表示されます。

エラーメッセージ例:

  • このフォルダには現在利用可能なパスが設定されていません
  • 組織のセキュリティポリシーによって非認証のゲストアクセスがブロックされているためこの共有フォルダーにアクセスできません
  • ネットワークエラー XXXにアクセスできません
  • トレイを開くことができません(トレイにビックリマークが表示される)

Windows 11のセキュリティーの仕様変更が原因となりますので、リンクフォルダの接続先として設定されているファイルサーバーやNAS等にご自身のユーザーアカウントを作成し、資格情報マネージャーに登録することでこれまで通りのアクセスが可能となります。
詳細につきましては社内のパソコンの管理者様、または、NASメーカーへ以下の内容をご確認ください。

  1. 接続先のファイルサーバーやNAS等にご自身のアカウントを作成する
  2. 接続元(ご自身のパソコン)へ以下のような手順で資格情報を登録する
    Windowsの[コントロールパネル]から、 [ユーザーアカウント]>[資格情報マネージャー]>[Windows資格情報]とアクセスし、[Windows 資格情報の追加]にて、アクセス先を設定する