異なるバージョンで作成したDocuWorks文書の互換性について

登録日: 2021年10月4日
掲載日: 2021年10月4日
コンテンツID: 00126

DocuWorks 9.1

バージョン間のDocuWorks文書の互換について解説します。

DocuWorksでは、基本的にDocuWorks文書のバージョンより低いDocuWorksではその文書を閲覧・編集することができません。
(例)DocuWorks Ver.8文書は、DocuWorks 8以降のバージョンで閲覧・編集が可能ですが、DocuWorks 7以下では閲覧・編集ができません。

DocuWorksの特定の機能を利用すると文書バージョンがアップデートされる場合があります。各バージョンのDocuWorksでどのような機能を利用すると文書バージョンがどのように変更されるかの関係が以下の表になります。

  • 注記各機能の使い方に関してはDocuWorksのヘルプをご参照ください。

なお、以下の表にない操作によっては、Ver. 5、Ver. 6、Ver. 7 バージョンの文書が作成されることもございますが、DocuWorks 7以降では全て閲覧可能です。

DocuWorks文書のバージョンは、DocuWorks DeskにおいてDocuWorks文書を選択した際のDesk下部の表示、または、DocuWorks文書のプロパティ画面の「種類」から確認可能です。

文書バージョン 閲覧および編集を行うDocuWorksのバージョン
DocuWorks 7以前 DocuWorks 8 DocuWorks 9 DocuWorks 9.1
Ver. 4 ~ Ver. 7
生成方法、生成文書 文書バージョン 閲覧および編集を行うDocuWorksのバージョン
DocuWorks 7以前 DocuWorks 8 DocuWorks 9 DocuWorks 9.1
DocuWorks 8で作成した文書
(下記を除く)
Ver. 4 ~ Ver. 7
パスワードによるセキュリティ(256bit V8以降)
または、電子証明書によるセキュリティー(256bit V8以降)
を設定した文書
Ver. 8 ×
DocuWorks入れ物ファイル Ver. 8 ×
生成方法、生成文書 文書バージョン 閲覧および編集を行うDocuWorksのバージョン
DocuWorks 7以前 DocuWorks 8 DocuWorks 9 DocuWorks 9.1
DocuWorks 9 、DocuWorks 9.1 で作成した文書
(下記を除く)
Ver. 4 ~ Ver. 7
パスワードによるセキュリティ(256bit V8以降)
または、電子証明書によるセキュリティー(256bit V8以降)
を設定した文書
Ver. 8 ×
DocuWorks入れ物ファイル Ver. 8 ×
フォントを埋め込んだ文書注2 Ver. 7 注3 注3
  • 注記1DocuWorks 9またはDocuWorks 9.1で作成したテキスト情報を持つDocuWorks文書は、必ずUnicodeで保存されるため、Ver. 7文書になります。
  • 注記2DocuWorks文書にフォントを埋め込む方法は、DocuWorks文書でサポートしているフォントについてを御覧ください。
  • 注記3閲覧・編集は可能ですが、埋め込んだフォントが利用されないためフォントの再現性がDocuWorks 9と比べて低下します。

その他の注意事項

コンテキストサーバーによるセキュリティで保護された文書を閲覧するためには、次のいずれかのバージョンのDocuWorksが必要です。

  • DocuWorks 6.2
  • DocuWorks 7
  • DocuWorks 8
  • DocuWorks 9

対応していないDocuWorksバージョンをお使いの場合でも、無償のDocuWorks Viewer Light の最新版をインストールすることで、閲覧は可能です。