アノテーションツールバーが消えてしまった場合の対処方法

登録日: 2021年8月2日
最終更新日: 2022年8月10日
コンテンツID: 00007

DocuWorks 9.1

アノテーションツールバーが消えてしまった場合の解決方法について解説します。

DocuWorks Viewer上のスタンプや図形、付箋などのひとまとまりがアノテーションツールバーです。

次の原因でアノテーションツールバーが表示されない場合の対処方法について解説します。

本来「1.基本」が表示されているはずが、消えてしまっている

本現象に当てはまらない場合は、下記ページもご参照ください。

1. アノテーションツールバーが非表示になっている

アノテーションツールバーの表示状態を確認します。

アノテーションツールバーを表示する設定が外れている可能性があります。
以下の設定をご確認ください。

  • DocuWorks Viewerを起動し、[表示]メニュー > [ツールバー] > [アノテーションツールバー] をクリックします。
  • チェックが入っていない項目は表示されません。
    表示させたいアノテーションツールバーを選択します。
アノテーションツールバーの表示状態を確認します。

アノテーションツールバーのチェックが外れている図

アノテーションツールバーのチェックが入っている図

2.アノテーションツールバーのそれぞれの項目が表示する設定になっているが、表示されない

2スタンプのチェックがあるが、ツールバーに表示されていない

  1. DocuWorks Desk、DocuWorks Viewerを閉じます。
  2. アノテーションツールの情報が格納されている、「Annotations」フォルダを開きます。
    標準設定では、以下の場所になります。

    C:\Users\ユーザー名\Documents\FUJIFILM\DocuWorks\DWFolders¥Annotations

    • 注記こちらの場所に「Annotations」が見当たらない場合
      Windowsのスタート>FUJIFILM DocuWorks>DocuWorks 利用環境表示ツールを起動
      「Deskフォルダ」に記載されたパスから「DWFolder」を開き、「Annotations」を確認します。
  3. 表示されていない「.ann」のファイルを選択し、右クリック>名前の変更より「2スタンプ@.ann」などにリネームします。
    • 注記拡張子.annが表示されていない場合、Windows側で拡張子を表示する設定を行います。
  4. 「Annotations」フォルダ内にある、「2スタンプ.wch」ファイルを削除します。
  5. DocuWorks文書を開き、リネームしたアノテーションツールバーが表示されることを確認します。
  6. 表示位置を確認後、3でリネームした「.ann」のファイルを元の名前(例:2スタンプ.ann)に戻し、文書を開きなおして、ツールバーへドラッグ&ドロップで格納します。
    • 注記格納できない場合は、次の設定を確認します。
      DocuWorks Deskのツール>ツールの設定を選択し、オプションタブの「ツールバーを固定する」のチェックをはずします。

3.アノテーションツールバーを削除してしまった

アノテーションツールバーが削除された可能性があります。
以下の操作をすると、利用開始時に作成されるアノテーションツールバーが再作成されます。

オリジナルで作成したアノテーションは、白紙のDocuWorks文書に貼り付けておき、
再登録できるようにしてください

  • DocuWorks Desk、DocuWorks Viewerを閉じます。
  • Windowsのスタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」画面を起動します。
  • お使いのパソコンのビット数にあわせて、以下のパスをコピーし貼り付けます。

    64bitOSの場合

    C:\Program Files (x86)\Common Files\FUJIFILM\DocuWorks\Templates\DWFolders\Annotations

    32bitOSの場合

    C:\Program Files\Common Files\FUJIFILM\DocuWorks\Templates\DWFolders\Annotations

  • 表示されていないアノテーションツールバーをダブルクリックし、登録します。
    Windowsのスタートボタンを右クリックし、エクスプローラーを選択します。
  • 登録後、DocuWorks Viewerを開き、アノテーションツールバーが追加されていることを確認します。
    ツールバーへ格納されていない場合、ドラッグ&ドロップで追加可能です。
    • 注記追加できない場合は、次の設定を確認します。
      DocuWorks Deskのツール>ツールの設定を選択し、オプションタブの「ツールバーを固定する」のチェックをはずします。
    アノテーションツールバー画像

    ①基本 ②スタンプ ③図形

    バックアップとして、DocuWorks文書へ貼り付けておいたアノテーションは該当のアノテーションを右クリック>「アノテーションツールバーへの追加」から任意のツールバーへ登録するか、該当のアノテーションを選択し、ドラッグ&ドロップにて追加してください。
    • 補足アノテーションツールバーが重複して登録された場合は、
      不要なツールバー上で右クリック>アノテーションツールの削除を選択し、削除します。

対処方法1、2を実施しても改善しない場合は、ユーザー個別設定の初期化をお試しください。

事前準備

  • DocuWorksの設定を初期化されます。必要に応じてDocuWorks設定情報をバックアップしてください。
    設定のエクスポート手順については、以下を参考にしてください。

    DocuWorksの設定をエクスポートする

  • 事前に現在のDeskフォルダのパスをご確認ください。
    Windowsのスタート>FUJIFILM DocuWorks>DocuWorks利用環境表示ツールより、Deskフォルダのパスを確認し控えておきます。
    初期化後のユーザー個別設定にて、Deskフォルダのパスが以前のものと同様か確認し、異なる設定値が表示されていた場合、事前に確認したDeskフォルダのパスを指定ください。
  1. DocuWorks Desk、DocuWorks Viewerを閉じます。
  2. 以下の「DocuWorks」フォルダを「DocuWorks1」などのように名前を変更します。
    • 注記標準設定時のパスを記載しています
    • 注記FUJIFILMフォルダが存在しない場合、Fuji Xeroxとお読み替えください

    64bitOSの場合

    C:\Program Files (x86)\FUJIFILM\DocuWorks

    32bitOSの場合

    C:\Program Files\FUJIFILM\Docuworks

  3. Windowsのスタート>すべてのプログラム>FUJIFILM DocuWorks>DocuWorks ユーザー個別設定ツールで開きます。
  4. 「不要となったユーザー個別設定を削除することができます。」を次へで進み、削除が完了したら画面を閉じます。
  5. 手順2でリネームしたDocuWorksフォルダの名前を「DocuWorks」に戻します。
  6. 再度ユーザー個別設定ツールを開き、設定を完了させます。