アノテーションツールバーが消えてしまった場合の対処方法

登録日: 2017年3月31日
最終更新日: 2024年9月30日
コンテンツID: 00007

DocuWorks 8

アノテーションツールバーが消えてしまった場合の解決方法について解説します。

DocuWorks Viewer上のスタンプや図形、付箋などのひとまとまりがアノテーションツールバーです。

次の原因でアノテーションツールバーが表示されない場合の対処方法について解説します。

本来「1.基本」が表示されているはずが、消えてしまっている

本現象に当てはまらない場合は、下記ページもご参照ください。

1.アノテーションツールバーが非表示になっている

アノテーションツールバーの表示状態を確認します。

アノテーションツールバーを表示する設定が外れている可能性があります。
以下の設定をご確認ください。

  1. DocuWorks Viewerを起動し、[表示]メニュー > [ツールバー] > [アノテーションツールバー] をクリックします。
  2. チェックが入っていない項目は表示されません。
    表示させたいアノテーションツールバーを選択します。
DocuWorks Viewerからアノテーションツールバーの表示状態を確認

アノテーションツールバーのチェックが外れている図

アノテーションツールバーのチェックが入っている図

2.アノテーションツールバーのそれぞれの項目が表示する設定になっているが、表示されない

2スタンプのチェックがあるが、ツールバーに表示されていない

  1. DocuWorks Desk、DocuWorks Viewerを閉じます。
  2. アノテーションツールの情報が格納されている、「Annotations」フォルダを開きます。
    標準設定では、以下の場所になります。

    C:\Users\ユーザー名\Documents\Fuji Xerox\DocuWorks\DWFolders¥Annotations

    • 注記こちらの場所に「Annotations」が見当たらない場合
      Windowsのスタート>Fuji Xerox>DocuWorks 利用環境表示ツールを起動
      「Deskフォルダ」に記載されたパスから「DWFolder」を開き、「Annotations」を確認します。
  3. 表示されていない「.ann」のファイルを選択し、右クリック>名前の変更より「2スタンプ@.ann」などにリネームします。
    • 注記拡張子.annが表示されていない場合、Windows側で拡張子を表示する設定を行います。
  4. 「Annotations」フォルダ内にある、「2スタンプ.wch」ファイルを削除します。
  5. DocuWorks文書を開き、リネームしたアノテーションツールバーが表示されることを確認します。
  6. 表示位置を確認後、3でリネームした「.ann」のファイルを元の名前(例:2スタンプ.ann)に戻し、文書を開きなおして、ツールバーへドラッグ&ドロップで格納します。
    • 注記格納できない場合は、次の設定を確認します。
      DocuWorks Deskのツール > ツールの設定を選択し、オプションタブの「ツールバーを固定する」のチェックをはずします。

3. アノテーションツールバーを削除してしまった

アノテーションツールバーを削除してしまった場合、
以下の操作をすると、利用開始時に作成されるアノテーションツールバーが再作成されます。

オリジナルで作成したアノテーションは、白紙のDocuWorks文書に貼り付けておき、
再登録できるようにしてください。

  1. DocuWorks Desk、DocuWorks Viewerを閉じます。
  2. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」画面を起動します。
    「ファイル名を指定して実行」画面
  3. お使いのパソコンのビット数にあわせて、以下のパスをコピーし貼り付けます。

    64bitOSの場合

    C:\Program Files (x86)\Common Files\Fuji Xerox\DocuWorks\Templates\DWFolders\Annotations

    32bitOSの場合

    C:\Program Files\Common Files\Fuji Xerox\DocuWorks\Templates\DWFolders\Annotations

  4. 表示されていないアノテーションツールバーをダブルクリックし、登録します。
    Annotationフォルダの確認
  5. 登録後、DocuWorks Viewerを開き、アノテーションツールバーが追加されていることを確認します。
    ツールバーへ格納されていない場合、ドラッグ&ドロップで追加可能です。
    • 注記追加できない場合は、次の設定を確認します。
      DocuWorks Deskのツール > ツールの設定を選択し、オプションタブの「ツールバーを固定する」のチェックをはずします。
    アノテーションツールバー画像

    ①基本 ②スタンプ ③図形

    バックアップとして、DocuWorks文書へ貼り付けておいたアノテーションは該当のアノテーションを右クリック > 「アノテーションツールバーへの追加」から任意のツールバーへ登録するか、該当のアノテーションを選択し、ドラッグ&ドロップにて追加してください。

    • 補足 アノテーションツールバーが重複して登録された場合は、
      不要なツールバー上で右クリック > アノテーションツールの削除を選択し、削除します。

対処方法1、2を実施しても改善しない場合は、ユーザー個別設定の初期化をお試しください。

事前準備

  • DocuWorksの設定を初期化されます。必要に応じてDocuWorks設定情報をバックアップしてください。
    設定のエクスポート手順については、以下を参考にしてください。
    DocuWorksの設定をエクスポートする
  • 事前に現在のDeskフォルダのパスをご確認ください。
    Windowsのスタート>Fuji Xerox>DocuWorks利用環境表示ツールより、Deskフォルダのパスを確認し控えておきます。
    初期化後のユーザー個別設定にて、Deskフォルダのパスが以前のものと同様か確認し、異なる設定値が表示されていた場合、事前に確認したDeskフォルダのパスを指定ください。
  1. DocuWorks Desk、DocuWorks Viewerを閉じます。
  2. 以下の「DocuWorks」フォルダを「DocuWorks1」などのように名前を変更します。
    • 注記標準設定時のパスを記載しています

    64bitOSの場合

    C:\Program Files (x86)\Fuji Xerox\Docuworks

    32bitOSの場合

    C:\Program Files\Fuji Xerox\Docuworks

  3. Windowsのスタート>すべてのプログラム>Fuji Xerox>DocuWorks ユーザー個別設定ツールで開きます。
  4. 「不要となったユーザー個別設定を削除することができます。」を次へで進み、削除が完了したら画面を閉じます。
  5. 手順2でリネームしたDocuWorksフォルダの名前を「DocuWorks」に戻します。
  6. 再度ユーザー個別設定ツールを開き、設定を完了させます。
DocuWorks 8 サポート終了について

DocuWorks 8は、2024年3月31日をもってサポート終了となりました。
サポート終了後もお客様のご判断によりDocuWorks 8のご利用は継続いただけますが、機能面の向上や安全性確保の観点から、最新バージョンに移行(アップグレード)してのご利用をぜひご検討ください。