ApeosWare Flow Managementで過去に処理したファクス文書を再度取得してしまう。(重要)

コンテンツID(0152)

現象

ApeosWare Flow Managementで過去に取り込んだファクス文書が再度取り込まれてしまう。

発生環境

次の機種のファームウェア注1が、V1.11.xからV1.21.8、またはV1.51.xからV1.61.8の場合

  • ApeosPort-IV C5575/C4475/C3375/C2275
  • DocuCentre-IV C5575/C4475/C3375/C2275

次の機種のファームウェア注1が、V1.11.xからV1.21.x、またはV1.51.xからV1.61.xの場合

  • ApeosPort-IV 7080/6080/5080
  • DocuCentre-IV 7080/6080/5080

次の機種のファームウェア注1が、V1.11.xからV1.21.xの場合

  • ApeosPort-IV C2263

次の機種のファームウェア注1が、V1.11.xからV1.21.x、またはV1.51.xからV1.61.xの場合

  • ApeosPort-IV 4070/3070
  • DocuCentre-IV 4070/3070
注1
ファームウェアのバージョンは、機器の機能設定リストでご確認ください。

発生条件

  1. 機器でファクスを送信するときに、1枚目の原稿読み取り中にキャンセルします。
    この手順では、この文書番号を「1234」とします。
  2. 機器上の文書番号が一巡注2します。
  3. ボックスに受信したファクス文書に、手順1でキャンセルしたときと同じ文書番号「1234」が割り当てられます。
  4. ApeosWare Flow Managementでボックスから文書番号「1234」を取り込みます。
    これが、1回目の文書取り込みになります。
  5. 機器の電源をオフ、オンします。
  6. ApeosWare Flow Managementで、手順4で取りこんだ文書番号「1234」の文書を、再度取り込みます。
    これが、2回目の文書取り込みになります。

ペーパーレスファクスシステムでは、同じ機器で手動ファクス送信と、親展受信をしている場合は、この現象が発生することがあります。

注2
機器上の文書番号は、「1」から「9999」で割り当てられます。「9999」を超えると、再度「1」から割り当てられます。

原因

機器の不具合です。
上記の発生条件に該当する文書の場合、ApeosWare Flow Managementで取り込んだあとも、ボックスから正常に削除されません。

対処方法

弊社担当者にご連絡ください。最新のファームウェアにアップデートします。