Exchange Onlineのメール送受信に関する一般的なトラブルシューティング。
登録日: 2022年12月2日
最終更新日: 2022年12月2日
コンテンツID: 00028
回答
Exchange Onlineのメール送受信に関する問題の原因は、Microsoft 365のオンラインサービス以外にも、メールボックス、メールクライアント、メール送受信経路上の阻害要因など多岐にわたります。ここでは、Exchange Onlineのメール送受信に関する問題が発生した際に有効なトラブルシューティングについて、公開情報をご案内します。
対処方法
1. 「サービス正常性」を確認する
組織内の多数のユーザーでメール送受信の問題が発生している場合は、Exchange Onlieの構成の問題か、Micorosoft 365のオンラインサービスで障害が発生している可能性がございます。Micorosoft 365のサービス正常性では、Exchange Onlineを含むMicorosoft 365のオンラインサービスの障害発生状況を確認することができます。サービス正常性の詳細につきましては、以下のFAQコンテンツをご参照ください。
Microsoft 365 のサービス正常性を確認する方法
2. 「配信不能レポート」を取得し、内容を確認する
Exchange Onlineのメール送受信に問題がある場合、メールの送信者には配信不能レポート(NDR、DSNまたはバウンスメッセージ )が届きます。この配信不能レポートには、メール配送の問題の原因を示すNDRコードや説明が含まれます。また、NDRコードに応じた、Microsoft公開情報へのリンクが含まれることがあります。配信不能レポートが届いている場合は、配信不能レポートの内容をご確認ください。配信不能レポートの詳細につきましては、Microsoftの公開情報をご参照ください。
3. 「メッセージ追跡」を実行し、メッセージの到達状況を確認する
サービス正常性を確認してもMicorosoft 365のオンラインサービスの問題が報告されていない、また、メールの送信者が配信不能レポートを受け取っていないときは、Microsoft 365管理者による原因の調査が必要になります。Micorosoft 365のメッセージ追跡では、組織外から組織内のExchange Onlineユーザーに対するメッセージの受信状況、もしくは組織内のExchange Onlineユーザーから組織外のユーザーに対するメッセージの送信状況を確認することができます。組織外のユーザーからのメッセージがExchange Onlineに到達していない場合、もしくは組織内のExchange Onlineユーザーから組織外のユーザーに対してメッセージが送信されている場合は、Exchange Onlineは設定した通りに動作しているものと判断ができます。メッセージ追跡の詳細につきましては、Microsoftの公開情報をご参照ください。