自動アライメント補正
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概要
出力イメージの位置を用紙トレイごとに自動で調整する方法(自動アライメント補正)について説明します。 用紙の伸縮、断裁精度、用紙の保管状態などによって、出力イメージの位置がずれたときなどに調整してください。
- アライメント補正で出力する用紙もプリントページ数にカウントされます。
- 原稿ガラスでは、背景用シートを用い、補正用チャートを4分割して読み込むため、高精度な補正が可能です。原稿送り装置では、補正用チャートを自動的に読み込みますが、原稿送り装置の機構や状態により、読み取り誤差が発生する場合があります
- 背景用シートは、メディア(ソフトウェア/製品マニュアル)内の[Alignment Background Sheet]フォルダーに格納されている「SIQA_sheet1_11x17.pdf」または「SIQA_sheet1_A3.pdf」を両面出力したものを使用してください。
- カード認証機器を使用している場合、補正用チャートの出力や読み込み時に、カード認証が必要となる場合があります。
手順
アライメント補正用チャートのプリント
出力イメージの位置の調整用チャートをプリントします。
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出力イメージの位置を調整したいトレイに、調整したい用紙をセットします。
補足- よこ182mm× たて182mm 以上のサイズの用紙をセットしてください。
- 色紙や下地色の強い用紙を使用すると、正しく調整できないことがあります。
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<認証>ボタンを押して、機械管理者モードに入ります。
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メニュー画面の[仕様設定/登録]を押します。
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[仕様設定]>[共通設定]>[保守]を押します。
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[アライメント補正の設定]を選びます。
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[自動アライメント補正]を選びます。
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[補正用チャート出力]を選びます。
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手順1で用紙をセットしたトレイを、[用紙選択]で選びます。カバレッジ1、カバレッジ2、および補正用チャートのプリント枚数を指定して、[プリント開始]を押します。
アライメント補正用チャートがプリントされます。
補足- ばらつきの平均値を算出するため、補正用チャートは3枚以上プリントおよびスキャンすることをお勧めします。
- 複数の用紙トレイのアライメント補正を一度に行うには、ひとつの用紙トレイの補正用チャートをプリントしたあと、別の用紙トレイを選択し、再度チャートをプリントしてください。すべてのチャートを読み込むことで、各用紙トレイの調整値を続けて保存できます。
- 補正用チャートには、「どの用紙トレイから」「何枚め」にプリントされたかの情報がコード化されており、スキャン時にその情報が読み取られます。
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補正用チャートを読み込みます。
参照- 原稿送り装置で読み込む場合は「原稿送り装置による補正用チャートの読み込み」を参照してください。
- 原稿ガラスで読み込む場合は「原稿ガラスによる補正用チャートの読み込み」を参照してください。
- 原稿送り装置での読み込みが異常終了した場合でも、原稿ガラスの読み込みは正常終了する場合があります。
原稿送り装置による補正用チャートの読み込み
原稿送り装置を使って補正用チャートを読み込み、アライメントを調整します。
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[アライメント補正の設定‐自動アライメント補正]画面で[自動原稿送り装置チャート読み込み]を選びます。
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画面の指示に従って、原稿送り装置に補正用チャートをセットし、[読み込み]を押します。
注記- 複数の用紙トレイの補正用シートも、同時に読み込むことができます。
- 異なるサイズの補正用チャートを、同時に読み込まないでください。
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[調整開始]を押します。
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調整値を反映するトレイを選んで、[決定]を押します。選んだトレイにアライメント調整値が反映されます。
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サンプルをプリントして、必要に応じて出力イメージの位置を微調整します。
参照-
詳しくは、「出力イメージの位置の微調整」を参照してください。
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原稿ガラスによる補正用チャートの読み込み
原稿ガラスを使って補正用チャートを読み込み、アライメントを調整します。
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[アライメント補正の設定‐自動アライメント補正]画面で[原稿ガラスチャート読み込み]を選びます。
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画面の指示に従って、補正用チャートと背景用シートを原稿ガラスにセットし、[読み込み]を押します。補正用チャートの表裏を上下1カ所ずつ、4回に分けて読み込んでください。
補足- 縦位置:補正用チャートの■上部にある線と、背景用シートの下辺を合わせてください。
- 横位置:背景用シートの□と補正用チャートの■の位置を、画面の指示に従って調整してください。
- 背景用シートは、メディア(ソフトウェア/ 製品マニュアル)内の[Alignment Background Sheet]フォルダに格納されている「SIQA_sheet1_11x17.pdf」または「SIQA_sheet1_A3.pdf」を両面出力して使用してください。
- 補正用チャートの表裏上下4カ所のスキャンデータを、調整1 回分の測定データとして使用します。
- 複数の用紙トレイの補正用シートも、続けて読み込むことができます。
- 補正用チャートの置き位置や読み込み箇所を間違えた場合は、何度でも[読み込み]を押してやり直すことができます。
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補正用チャートと背景用シートを原稿ガラスから取り除き、原稿カバーを閉じます。
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[補正開始]を押します。
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調整値を反映するトレイを選択して、[決定]を押します。選択したトレイにアライメント調整値が反映されます。
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サンプルをプリントして、必要に応じて出力イメージの位置を微調整します。
参照- 詳しくは、「出力イメージの位置の微調整」を参照してください。
原稿送り装置の読み込み精度補正
原稿送り装置の読み込み精度の調整では、原稿送り装置の読み込み精度を原稿ガラスの読み込み精度に近づけるように補正します。
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[アライメント補正の設定‐自動アライメント補正]画面で[自動原稿送り装置読み込み精度補正]を選びます。
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原稿送り装置で補正用チャートを読み込みます。
補正用チャートをセットし、[読み込み]を押します。
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原稿ガラスで補正用チャートを読み込みます。背景用シートを測定チャートの上に重ねて置き、原稿カバーを閉じて、[読み込み]を押します。
補足- 背景用シートは、メディア(ソフトウェア/製品マニュアル)内の[Alignment Background Sheet]フォルダに格納されている「SIQA_sheet1_11x17.pdf」または「SIQA_sheet1_A3.pdf」を両面出力して使用してください。
- スキャンは、補正用チャートの表裏を上下1カ所ずつ、合計4カ所行ってください。補正用チャートの表裏上下のスキャンデータ(合計4カ所)が、1回分の測定データとして使用されます。
- 縦位置:補正用チャートの■上部にある線と、背景用シートの下辺を合わせてください。
- 横位置:背景用シートの□と補正用チャートの■の位置を、画面の指示に従って調整してください。
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補正用チャートと背景用シートの位置を変更し、2~4カ所めの読み込みを行います。
表裏上下4カ所とも正しい位置でのスキャンが終了したら、チャートと背景用シートを取り除きます。補足- 正しい位置で読み込まれるまで、何度でも[読み込み]を押して、やり直すことができます。
- 補正用チャートの表裏上下のスキャンデータ(合計4カ所)が、1 回分の測定データとして使用されます。複数枚の補正用チャートを読み込むときは、[読み込み]を押すと、続けて読み込むことができます。
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[補正開始]を押します。自動アライメント補正が実行されます。
出力イメージの位置の微調整
必要に応じて、出力イメージの位置を微調整します。
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カバレッジ1、カバレッジ2、およびサンプルのプリント枚数を指定して、[プリント開始]を押します。
サンプルがプリントされます。補足- ばらつきの平均値を算出するため、サンプルは3 枚程度プリントすることをお勧めします。
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[確認]を押します。
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サンプルを確認し、必要に応じて出力イメージの位置を微調整します。
出力イメージの位置が正しい場合には、用紙の端から15mmの位置に線がプリントされます。線の位置がずれているときには、調整をしてください。注記- 複数の種類のずれを調整する場合は、[直角度]→[副走査方向倍率]→[リード/ サイドレジ]の順番で調整してください。
補足- アライメント調整値は、おもて面とうら面のそれぞれに設定できます。一方の面の設定可能値の範囲が調整したい量に足りない場合は、もう一方の面も調整してください。