GX Print Serverの注意事項
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概要
GX Print Serverは、DシリーズのPrint Server(FreeFlow Print Server)と動作が異なる項目があります。
- GX Print ServerのPrint Stationのメインウィンドウでプリントを一時停止した場合、プリンターは、設定されている時間が経過しても省電力/節電モードには入りません。
- 大容量スタッカーのミックスサイズ(異なる用紙サイズの混在)ジョブのプリントの用紙切り替え時に、プリントは停止しません。そのため、異なるサイズの用紙が同じトレイに排出されます。
- 大容量スタッカーに排出された用紙の積載異常に注意してください。(プリンター本体の操作パネルの設定で、ミックスサイズジョブのプリントを選択(「有効」/「無効」)できますが、デフォルトでは「有効」(ミックスサイズで排出)で設定されています。
- この設定は、後日(時期未定)、「有効」に設定されている場合も、エラーで停止するようになります。
- ログやファイルの保存先に外部メディアが表示されますが、保存できません。
- 複数のトレイに同じ用紙をセットしているときのプリント時(トレイ自動切り換え時)に、用紙が空になったときは、プリンター本体の操作パネルの設定で、最優先になっている用紙トレイに用紙を補給しないと、プリントは再開しません。
- Print Stationの「ジョブの転送」は、外部ファイルサーバーにジョブを保存することを目的としています。そのため、ほかのPrint Serverにジョブとして転送はできません。ただし、「ホットフォルダー」と「FTPサーバー」の機能を組み合わせることで、転送することもできます。
- データ受信、RIP、プリンター制御などでPrint Serverに負荷がかかった場合、「Print Stationは、しばらくプリントサーバーと通信できなかったため、ジョブの状態を正しく表示していない場合があります。また、プリント処理に負荷がかかっているので、操作に応答しない場合があります。」というメッセージが表示され、ジョブが表示されなくなります。この場合、
- プリント中の場合、このままお待ちください。
- プリンターが停止したら、Print Stationを再起動してください。
- Print Serverのログと同時にプリンター本体のログも保存されます。そのため、サーバーログの保存は、必ず、Print Stationの(一時停止)をクリックして、プリントを一時停止してから行ってください。 プリンター本体のログの採取には、約10分かかります。また、プリンター本体のログの採取が終了すると、自動的にプリンター本体が再起動します。 プリンター本体の再起動が完了するまでは、クライアントPCからのプリントなど、プリンター本体を操作しないでください。(操作は可能ですが、その結果を弊社は保証しません) プリンター本体が再起動したのを確認したあと、Print Stationの(プリント再開)をクリックすると、プリンター本体の操作が可能になります。
- GX Print Serverでは、TIFFファイルを内部でPostScript変換して保存するため、データサイズが大きくなります。そのため、PostScript変換しない、FreeFlow Print Serverに比べて入力スプールの消費量が増えます。「入力スプールフル」が表示されたときは、不要なジョブを削除して、入力スプールの空き領域を確保してください。