QRコードが読み取れない

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概要

QRコードのサイズが小さい場合、読み取れないことがあります。 汚れやゆがみによりQRコードが破損している場合は読み取れません。また、所定のページにQRコードがない場合は、読み取れません。以下に対処方法を記載します。

QRコードを作り直す

QRコードのサイズが小さい場合は、読み取り解像度を大きくすることで読み取れることがあります。
QRコードを作り直す場合は、次の内容を参考にQRコードの型番(バージョン)と誤り訂正レベルを見直してください。

型番(バージョン)について

型番(バージョン)は2以上をご利用ください。
型番(バージョン)1のQRコードはゆがみに比較的弱い特徴をもっており、QRコードが全体的にゆがんでいる場合にはQRコードを読み取れない場合があります。
型番(バージョン)1よりもゆがみに強い型番(バージョン)2以上へ変更することを推奨いたします。

誤り訂正レベルについて

誤り訂正レベルはM以上を推奨します。
QRコードの誤り訂正能力(*1)は、誤り訂正レベルがL < M < Q < H の順番に高くなります。
安定した読み取り結果を得るためには、誤り訂正レベルLは使用せず、M以上をお使いください。

(*1) 誤り訂正能力は、欠損、汚れなどのQRコード画像の損傷に対する復元能力です。

補足
  • QRコードを作り直さなくても、QRコードの印字を濃くすることで読み取れることがあります。

QRコードを所定のページに配置する

QRコードはスキャン原稿の1ページ目にある必要があります。QRコードが2ページ目以降にある場合は、1ページ目に配置し直してください。また、ヘッダシートにQRコードを利用する場合、ヘッダーシートだけの原稿にならない、あるいはヘッダーシート以外の原稿が白紙原稿だけにならないようにしてください(*2)。

(*2) 白紙除去されたときに、ヘッダシートだけの原稿になるためです。