概要
DocuWorksは、PC上に再現した電子の机(DocuWorks
Desk)と、その上に並べた文書を閲覧・編集するツール(DocuWorks
Viewer)で構成された、ドキュメントハンドリング・ソフトウェアです。
文書の受け渡しから作成、プレゼンテーション、保存まで、ドキュメントを扱う一連の業務を、DocuWorks
9.1が一貫してサポート。場所や時間にしばられず、さまざまな情報の活用や人との連携を促します。
特長
紙と電子文書をまとめて管理
会議資料や各種帳票、図面、決算書など、スキャンデータや電子の文書をまとめて管理できます。紙の文書と同じ感覚で編集もできます。
紙と電子文書をまとめて管理
DocuWorksの構成
DocuWorksは、「DocuWorks Desk」と「DocuWorks Viewer」で構成されたドキュメントハンドリング・ソフトウェアです。
DocuWorks Desk
机の上に紙の文書が置かれているかのように、DocuWorks文書を並べて表示します。束ねる、ばらすなど、ファイル単位での編集が可能です。
電子文書紙文書もまとめて管理
スキャンで取り込んだ文書や異なるアプリケーションで作成した文書を、DocuWorks文書に変換して一つの文書としてまとめて管理できます。会議資料や各種帳票、決算書などの管理もできます。
図面(大判サイズ文書)
サイズが大きい図面もDocuWorks文書として管理できます。建築・製造物ごとに仕様書などがひとまとめにでき、設計図書の管理でも利用いただいています。
文書保護、編集、印刷の禁止
パスワードによる文書の保護や、編集・印刷の禁止といったセキュリティー機能にも対応しています。
DocuWorks Viewer
文書を手にとって見るかのように、DocuWorks文書を閲覧できます。アノテーション(テキスト、スタンプ、付箋など)の追加や削除など、ページ単位の編集もできます。紙の文書と同じ感覚で編集作業ができます。
DocuWorks Desk | DocuWorks Viewer | |
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DocuWorks サブスクリプション | 標準機能 | 標準機能 |
DocuWorks 9.1(パッケージ) | 標準機能 | 標準機能 |
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お仕事スペースとお仕事バー
オフィス先のほか自宅や外出先でも同じ環境で作業が続けられます。
業務に必要な機能を登録することで作業を効率化します。
お仕事スペースとお仕事バー
お仕事スペース
PC上のポータブルな電子の机「お仕事スペース」 クラウド上の作業スペースとして利用できるので、文書の収集や整理、フォルダーへのアクセスや外部との共有といった使い勝手を大幅に改善。自宅やサテライトオフィスなどオフィス以外の場所に移動しても同じ環境で作業が続けられます。
文書を集める
ユーザーフォルダーやリンクフォルダーだけでなく、Microsoft Windowsのエクスプローラーからも簡単にお仕事スペースに文書をコピーできます。
編集する
お仕事スペースの文書は、DocuWorks Deskから直接開いて編集できます。
同期する注1
アイコンをクリックするだけで、お仕事スペースのすべての文書がクラウド上に保存できます。
他の端末から閲覧/編集する
クラウドに同期したお仕事スペースの文書は、他の端末のDocuWorks上からもアクセスできます。
保管/整理する
お仕事スペースの文書を片付けたり、集める前の保存先を探したりできます。
お仕事バー
よく使う機能をタブ上に登録して利用できる「お仕事バー」。
ツールバーをカスタマイズし、DocuWorks
Deskの画面下に配置できます。
作業に必要な機能アイコンをお仕事バーにドラッグするだけで登録ができ、業務を効率化できます。
さらに、「マークした領域を抽出」機能をお仕事バーで
DocuWorks9.1からは「マークした領域を抽出」機能をお仕事バーに登録して操作できるようになりました。蛍光ペンで印をつけた紙をスキャンしたDocuWortks文書やDocuWorks文書にマーカーや枠で指定することで、簡単に抽出したDocuWorks文書ができます。スキャンで受け取った日報のトピックスをまとめたり、複数ページあるマニュアルや教材などから必要な部分だけ抽出したり利用できます。
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PDFをより便利に活用
DocuWorksデスク上でPDFのファイル形式を維持したままハンドリングでき、PDFを扱う業務の効率化に役立ちます。
PDFをより便利に活用
PDFのハンドリングもスムーズ
-
①PDFを開かずに プレビューで確認できる
ファイルを開かなくてもプレビュー画面でファイルの中身を確認できます。
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②PDFのまま 「束ねる」「ばらす」「回転」
PDFのまま、文書を回転したり、ページを入れ替えたりできます。
-
③用途に応じたPDFが生成できる
パスワード付きPDFや、透かし 入りPDFなど、用途に応じたPDFが簡単に生成できます。
DocuWorks9.1ではさらにPDF編集機能を強化
「お仕事バー」で、PDF文書の束ね/ばらしや回転の編集に加え、新たに以下のPDF文書の編集が出来るようになりました。DocuWorks文書に変換せずにPDF文書のまま編集加工できるので、PDFをより便利に業務でご活用頂けます。
- OCR(文字認識)注1
- アノテーション貼り付け
- イメージページの分割
- イメージ変換出力
- ページの割り付け
- ページの並び替え
- 検索してマーク
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作業の自動化・属性検索
「DocuWorks 文書情報エントリー 2」を利用すれば、文書に付与した属性に応じて、自動でファイル名の変更や保管場所へ文書を格納します。属性による文書検索もできます。
作業の自動化・属性検索
文書属性でファイル名変更・自動格納
「DocuWorks 文書情報エントリー 2」を活用すると、文書に付与された属性に応じてファイル名の変更や指定場所への文書格納を自動化できます。
属性検索・検索結果のCSV出力
登録した文書を属性を用いて簡単検索。
検索結果リストをダブルクリックで文書を開くことが可能です。さらに検索した結果をCSVに出力することも可能です。
属性入力
「DocuWorks 文書情報エントリー 2」での属性入力は、文書の内容を確認しながら必要な属性を効率的に入力できます。属性入力から登録まで1つの画面で操作できます。
部分OCR
マウスで指定した部分OCR処理結果を属性値に反映することができます。
見積書や注文書、領収書など、文書種類によって異なる位置に配置される情報も、マウスで必要な領域を指定してOCR処理した結果を属性値に割り付けることで、属性入力の手間を削減できます。
DocuWorks 文書情報エントリー 2
DocuWorks文書やPDF文書の文書情報(属性値)の入力を行うDocuWorksのオプションソフトウェアです。登録先フォルダーの振り分けやファイル名付与を自動化することもできます。
DocuWorks 文書情報エントリー 2 | |
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DocuWorks サブスクリプション | オプション注1 |
DocuWorks 9.1(パッケージ) | オプション |
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電子印
スタンプや電子印鑑、さらには、電子サインサービスと連携したアプリケーションの利用もできます。
電子印
スタンプ機能
日付印や「重要」「至急」「承認」「社外秘」などのスタンプを標準で用意するほか、独自のスタンプの登録も可能です。
また、あらかじめ決められた位置に捺印するようお仕事バーに登録しておけば、お仕事バーのアイコンをクリックしただけで簡単に捺印できます。
電子印鑑・電子証明書
電子サイン(Adobe Sign/DocuSign/クラウドサイン連携)
DocuWorks Cloud Connector注3を利用することで、DocuWorks
で管理している契約文書(PDF)を電子契約サービスに電子署名依頼のためにアップロードを行ったり、署名処理の進捗状況の確認や署名済み文書のダウンロードを、DocuWorks
Desk上で行うことができます。
お仕事バーから電子契約サービスを起動することで、必要最低限の入力だけで簡単に署名依頼ができます。
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導入効果
定型業務の効率化
お仕事バーを活用した作業の効率化
業務の流れに合わせてアイコンを登録。お仕事バーに並ぶアイコンの順に操作することで、操作ミスをなくし、定型業務の効率化に役立ちます。また、作業ごとにタブ注1を分けて登録できるので複数の業務にも対応できます。
さらに、最後に実施した作業アイコンにマーキングが残るので、複数業務を並行しても、どこまで作業したかそれぞれの進捗を把握できます。
業務フローを共有
お仕事バーの設定情報は、エクスポート/インポートが可能。お仕事バーの設定をチームで共有すれば、担当者が代わっても同じフローで作業を行うことができます。
リモートワークの促進
モバイル
モバイル端末でDocuWorks文書を閲覧・編集できます。注1
オフィスで作業していた「お仕事スペース」や「ふでばこ」をモバイル端末に取り込めるので注2 、外出先や移動中でも仕事の続きができます。
クラウド連携
Working Folder連携
当社のクラウドストレージサービスWorking Folderと連携できます。注1
DocuWorks Desk上からドラッグ&ドロップの簡単な操作で文書のアップロードやダウンロードが行えます。
他社クラウドサービス連携(DocuWorks Cloud Connect)
DocuWorks Cloud Connect注2
の活用により、Box®
BusinessやMicrosoft OneDrive for
Businessなど複数のクラウドサービスとも連携できます。
DocuWorks
Deskからドラッグ&ドロップで文書をアップロード/ダウンロードしたり、クラウド上の文書を閲覧したりできます。
DocuWorks Cloud Connect | |
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DocuWorks サブスクリプション | 標準機能 |
DocuWorks 9.1(パッケージ) | オプション |
ネットプリントサービス連携で最寄りのセブン‐イレブンでプリントが可能に
「お仕事バー」から直接ネットプリントサービスに文書のプリント指示ができるようになりました。テレワークでプリンターがない場合や、急ぎでお客様に資料や文書をお渡ししたい場合に、最寄りのセブン‐イレブンでプリントが可能です。
法人様向け「ネットプリントサービス for business / for business afterpay」も連携しているので、プリント料金を、後払い一括清算できます。
詳しくは「「ネットプリントサービス for business afterpay」とは」をご覧ください。
多彩なワークフロー対応による柔軟な働き方の実現
複合機を使わずにDocuWorksデスク上でのファクス送受信、トレイを使った直感的な文書の受け渡し、など、多彩なワークフローによるさまざまな働き方に柔軟に対応します。
多彩なワークフロー対応による柔軟な働き方の実現
複合機を使わずにファクス送受信
当社の複合機で受信したファクス文書やスキャンした紙文書を、自席のDocuWorksに自動転送します。トレイに紙文書をのせる感覚で文書の受け渡しができる「DocuWorks
トレイ
2注1」を組み合わせれば、文書の受信を視覚的に察知できます。また、DocuWorks
Deskから直接ファクス送信ができます。複合機まで移動する手間がないうえ、ファクス送信のためにファクス文書をプリントする必要がなく用紙の削減にも貢献します。
ファクス送受信をDocuWorksデスク上で完結することで、オフィスではなくてもファクス文書対応ができ、場所を問わない柔軟な働き方を実現します。
多彩なワークフローを実現するDocuWorksトレイ2
トレイを使って文書を受け渡し
トレイを活用した紙文書の受け渡しをPC環境で再現しました。紙文書をトレイに入れる感覚で、トレイガジェットにドラッグ&ドロップするだけで簡単に文書の受け渡しができる便利な機能です。
新着文書はアイコンやポップアップ画面、音でも知らせてくれるので、見落としません。
複数ユーザーに一斉配布
1回の格納操作で複数ユーザーに文書を一斉配布できます。
文書を取り出したトレイからは文書の表示が消えますが、取り出していないトレイの文書は残っています。
文書追跡サービス
文書が今どこにあるか、どのトレイの経路をたどったか確認できます。
ファクス受信した注文処理も、だれが処理して今どういう状態か追跡できるので、業務の効率化に役立ちます。
DocuWorks トレイ 2 |
DocuWorks トレイ 文書追跡サービス |
|
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DocuWorks サブスクリプション | 標準機能 | オプション |
DocuWorks 9.1(パッケージ) | オプション | オプション |
関連情報
DocuWorks紹介動画
「電子の紙」、「電子の机」、「電子の文房具」の3つのキーワードでご紹介。(YouTubeで動画を再生)
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Green Value Products
富士フイルムビジネスイノベーションでは、『富士フイルムグループ「Green Value Products」認定制度』に基づき、当社商品のなかで環境負荷低減に優れた商品 やサービスを各ランクに認定しています。
更新情報
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2024年7月1日
価格を改定。
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2024年5月14日
動作環境を更新。
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2023年11月8日
動作環境を更新。
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2023年8月14日
関連情報を更新。
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2023年6月16日
DocuWorks 文書情報エントリー 2の動作環境・価格を更新。
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2023年4月13日
動作環境を更新。
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2023年2月28日
動作環境を更新。