一括出力を可能にする統合出力管理システム。

ArcEPS®

図面や技術資料などを、配付先ごとに異なる部数、サイズ、
各種の加工などを指定して一括出力・配信できる統合出力管理システムです。

統合出力管理システムであるArcEPSは、柔軟な出図データ受付、多彩なデータ加工・出図設定、高度な管理機能を提供します。データの受付は、ArcSuite、DocuWorks、PDMなどの基幹システムに対応しています。出図先は、複合機、広幅複合機だけでなく、電子配信やWorking Folderなどのストレージにも対応しています。

ArcEPSは、図面や技術資料など、さまざまなフォーマットが混在する文書を一元的に受け付け、部数、サイズ、各種の加工など、配付先ごとに設定を変えて一括出力・配信できる統合出力管理システムです。ArcSuiteをはじめ、さまざまなシステムと連携し、効率的な出図・配付を実現。リードタイムの短縮やコストの低減、セキュリティーの強化に貢献します。

ArcEPSとは

ArcSuiteやPDMなどのシステムや複合機と連携し、システム上から一括出図・配信できる統合出力管理システムです。

図面や技術資料の「出図」や「配付」、スムーズにできていますか?

製造業務の核となる図面や技術資料。次工程や協力会社に情報を展開するうえで「出図」と「配付」は欠かせない業務です。
しかし、配付先ごとに出力形態が異なるうえ、大量の出図を仕分け配付する作業には、多くの人手や時間がかかり、セキュリティー面でのリスクも懸念されます。
リードタイムの短縮やコストの削減を図るためにも出図・配付をより効率化できる仕組みが求められているのです。

スムーズな出図および効率的な電子配信を実現。
出図・配付業務にまつわる、さまざまな課題を改善します。

ArcEPSは、図面や技術資料など、さまざまなフォーマットが混在する文書を一元的に受け付け、部数、サイズ、各種の加工など、配付先ごとに設定を変えて一括出力・配信できる統合出力管理システムです。ArcSuiteをはじめ、さまざまなシステムと連携し、効率的な出図・配付を実現。リードタイムの短縮やコストの低減、セキュリティーの強化に貢献します。

新バージョンになって、機能がさらに充実。

  • 複合機との親和性が向上
    • フォーム機能の拡張注1
    • 用紙サイズ別回転指定などが複合機でも設定可能
  • 電子配信機能を強化
    • Working Folder / Working Folder Plusに対応
    • 配信データのセキュリティーを強化
  • 用途に応じたパッケージ選択が可能
    • ライトパッケージ注2
    • 基本パッケージ
    • エンジニアリングパッケージ

さまざまなシステムと連携し、多彩に配信

ArcEPSは、製造業における情報の共有・伝達に特化したWeb統合情報管理システム「ArcSuite」をはじめ、さまざまなシステムと連携。フォーマットが異なる文書にも柔軟に対応可能です。操作性に優れたユーザーインターフェイスのもと、ArcEPS上で各種の出図設定を施し、異なる配信先に一括して出力・配信できます。

統合出力管理システムであるArcEPSは、柔軟な出図データ受付、多彩なデータ加工・出図設定、高度な管理機能を提供します。データの受付は、ArcSuite、DocuWorks、PDMなどの基幹システムに対応しています。出図先は、複合機、広幅複合機だけでなく、電子配信やWorking Folderなどのストレージにも対応しています。

用途に応じて導入できる3パッケージ

ArcEPSでは、「ライトパッケージ」「基本パッケージ」「エンジニアリングパッケージ」の3つの商品構成を用意。ライトパッケージは、ArcSuiteの「Startモデル」と同一サーバー上の設置ができ、より導入しやすいシステム構成が可能です。各構成は、用途の拡大に応じて機能を追加していくこともできます。

各パッケージの対応 基本パッケージ
エンジニアリングパッケージ
ライトパッケージ
マトリックスクライアント オプション対応。
出力対象の文書格納先がArcSuiteかローカルかの選択が可能。
オプション対応。
ただし、接続先はローカルのみ。
PJシート オプション対応。 標準対応。
ArcSuiteからの出力 オプションなしでも、ドキュメントスペースから文書を選択し、印刷ボタンを押すことで出力のみ可能。 マトリックスクライアントまたはPJシートを使い、ArcSuiteに登録された文書を一旦ローカルにダウンロードして出力することは可能。
  • 注1複合機の「スタンプ」機能を使わずに、ApeosWideのスタンプ機能と同等のデータを生成して複合機に送ります。
  • 注2ライトパッケージはPJシートを利用します。(ArcSuiteと自動連携ができません)

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ArcEPSの機能

図面や文書も、スムーズに出力&電子配信。出図・配付業務を効率化できる機能を提供します。

ArcSuiteのドキュメントスペースに格納された図面や文書も、スムーズに出力&電子配信。出図・配付業務を効率化し、リードタイム全体の短縮やコスト低減などにも大きく寄与します。

ArcSuiteと連携して電子出図

ArcSuiteからの出力が可能です。登録されているドキュメントの一括出力やさまざまなデバイスの設定などが、Webブラウザー上から行えます。

  • 注記ArcEPS ライトパッケージはArcSuiteと連携できません。

Web ブラウザーによるプリント設定・管理

プリンターの詳細設定、ジョブ管理、リソース登録など、管理作業はWebブラウザー上から容易に行えます。

出力の自動処理を実現するシステム構築も可能

開発ツールキットArcEPS SDK注1 の活用で、ArcEPSを出力処理サービスとして利用するプログラムの開発が可能。さまざまなシステムとの連携により、出力作業の自動処理を実現するシステムを構築できます。

  • 注1オプション。

スタンプ機能

QRコードの使用例

ApeosWideシリーズが提供するスタンプ機能により、出図印などを押印することができます。また、ユーザー固有の文字列やQRコードなどをスタンプとして利用することもできます。

フォームオーバーレイ機能

例えば、原稿の印刷データと伝票のフォームデータを組み合わせて、一枚の稟議書として出力することができます。x

見積書など、各種フォームに出力できます。

作成者や所属部門などをスタンプ

所属部門や日付をスタンプに埋め込んで出力することができます。

ドキュメントの作成者や所属部門など、ArcSuite ドキュメント管理サービスに登録してある属性をコメントスタンプとして出力できます。

バナーシート機能

例えば、2ページの印刷オブジェクトを含むジョブを2部印刷する時に、一番最初に出力するスタートバナー、1部目と2部目の間に出力するコピーバナー、ジョブの一番最後に出力するエンドバナーを出力できます。

ジョブの印刷開始時や終了時などに、あらかじめ登録したバナーを出力できます。

出図データの電子配信

出図依頼者がArcEPSに対して出図指示をすると、ArcEPSは出図イメージをTIFF、PDF、DocuWorksなどの電子データ形式で格納し、格納先をEメールで受け取り者に通知します。受け取り者は受診したメールを見て電子データを取り出して、印刷することができます

ArcEPSでスタンプ、フォームオーバーレイ、Nアップなどの加工を施した出図データの格納先をEメールで通知できます。
また、配信データがDocuWorks文書の場合は、編集・アノテーション・印刷禁止など、セキュリティー機能の設定も行えます。PDF文書もパスワード設定が可能でセキュリティー機能が向上します。

Working Folder / Working Folder Plusへの登録

出図時、マトリックスクライアントからの配信指示の際、複合機への出力のみではなく、富士フイルムビジネスイノベーションのクラウドサービス「Working Folder / Working Folder Plus」に配信することも可能になりました。Working Folderのドロワー、またはドロワー以下の特定フォルダーを「配信先」に指定できます。

複合機、プリンターとの連携

出力ダイアログではプリンタの選択だけではなく、用紙の各種設定、印刷部数、まとめて一枚、印刷ページ指定などの、オプションも指定することができます。

当社複合機、プリンターに対応。カラープリントやフィニッシングなどの機能を、コントロールできます。さらに、新バージョンからはプロッターで指定可能だった「用紙サイズごとの排紙/回転方向の指定」を複合機やプリンターでも可能になりました。注1

ApeosWideシリーズへの出力注2

ApeosWideシリーズのプロッターに対応。「紙折り指示」「スタンプ機能」「電子ソート機能」などの機能を、コントロールできます。

  • 注1用紙サイズと長尺の設定はできません。
  • 注2ArcEPS エンジニアリングパッケージは標準対応。ライトパッケージおよび基本パッケージはオプションです

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Ecology

ArcEPSは環境に配慮したソフトウェアです。

環境負荷レベルによる論理プリンターの表示順序変更機能注1

[内容]:印刷指示時に環境負荷の低い順に論理プリンターをリスト表示する機能
[効用]:お客様の印刷指示時に、より環境負荷の少ないプリンターを選択していただくことで、環境負荷低減につながります。

環境負荷レベルによる印刷オプション設定変更機能注1

[内容]:印刷指示時に環境負荷レベルに応じた設定に変更する機能
[効用]:お客様の印刷指示時に、より環境負荷の少ない印刷オプションが簡単に選択でき、環境負荷低減につながります。

電子配信機能

[内容]:共有サーバーに配信文書を格納し、その格納場所を配信先のユーザーにメールで通知する機能
[効用]:紙文書としての出力が減ると同時に紙文書の輸送量が削減され、環境負荷低減につながります

Nアップ印刷機能

[内容]:1ページに複数ページを印刷できる2アップ、4アップの選択が可能な機能
[効用]:出力枚数が削減でき環境負荷低減につながります

片面印刷時の裏紙利用促進機能

[内容]:片面印刷を指示した場合、印刷オプションで「うら紙」を選択できることを伝えるメッセージを表示し、ワンクリックで印刷用紙をうら紙に変更する機能
[効用]:うら紙利用率の向上につながります

両面印刷機能

[内容]:両面印刷する機能
[効用]:出力枚数が削減でき環境負荷低減につながります

時間指定印刷機能

[内容]:時刻指定して印刷する機能
[効用]:夜間電力を使った印刷で、電力使用の平準化につながります

デバイスのスリープ状態解除抑制機能

[内容]:デバイスの状態を表示する際に、デバイスがスリープ状態で情報が取得できないときには、あらかじめ保持した情報を使用する機能
[効用]:情報取得のためにデバイスのスリープ解除をする必要がなくなり、デバイスの無駄な電力使用を抑制できます

リファレンス出力最大ネスト数指定機能

[内容]:リファレンスデータがネストしている場合に、リファレンス解決数の上限を設定できる機能
[効用]:誤操作による無駄な大量印刷を防ぐことができます

  • 注1ArcEPSライトパッケージは非対応です。
例えば、ArcEPSの導入前は図面管理部門はすべて原寸の紙で出力し、事業所内は社内メール、事業所外は宅急便で配信していました。ArcEPSの導入後は、配信先部門の用途に応じて、紙での配信と電子配信を使い分けることができます。電子配信先では必要な分だけ用紙に出力することで、紙の使用や移動を削減することができます。 モデルケースとして500人から1000人規模の生産事業所で、事業所内配信対象部門が5部門、事業所外の配信対象部門が4拠点で、図面配信枚数がA4換算値で年間約89万枚の場合、ArcEPSの標準モデルを導入することで、CO2排出量を24.9%削減できます。

ArcEPSの導入により、二酸化炭素排出量を24.9%削減することが見込めます。主な削減効果は最適な図面配信による用紙削減や用紙の輸送量の削減です。

使用許諾書などの書類や包装箱には再生紙を使用しています。
インストールメディア(CD-ROM / DVD-ROM)のケースには再生紙を使用した紙製ケースを使用しています。

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製造業の図面管理ソリューション

図面の管理・配信にかかる作業を効率化し、コスト削減を実現

「出図」や「配付」の悩みは、ArcEPSが解決

手間がかる出図作業をArcEPSで効率的に実現

システム連携による、さらなる効率化

他システムとの連携で、さらなる効率化を実現します。

ArcSuite

文書管理とコラボレーションの融合を図る文書管理ソフトウェア。

Evidence Entry

さまざまな業務プロセスで発生する文書や、有効性を担保する証跡や証憑を、電子文書としてスムーズに収集・格納するための「スキャンソリューション」を提供

まずは富士フイルムビジネスイノベーションにご相談ください。
ご希望の条件や、現在使用している商品の情報をご記入いただければ、お客さまのご要望に合ったご提案をいたします。

  • 2024年4月1日

    動作環境を更新。

  • 2023年10月13日

    動作環境を更新。

  • 2022年12月16日

    対応機種を更新。

  • 2022年9月30日

    対応機種を更新。

  • 2022年4月8日

    動作環境を更新。

  • 2022年2月10日

    対応機種を更新。

  • 2021年10月5日

    対応機種を更新。

  • 2021年4月19日

    ArcEPS 4.0の販売開始。