このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
RFAなどの治療をサポートするRVS。組織の硬さを診断支援するElastography。
産婦人科領域ではFetal 3D。さらには、循環器の解析機能など。
幅広い臨床領域に対応する数々のアプリケーションで、診断・治療・研究をサポート。
新たな臨床価値の創造に貢献します。
Detective Flow Imaging (DFI)

これまで描出困難であった低流速の血流を表示するイメージング技術です。
微細な血流をより高分解能に感度よく描出します。
進化したRVS*1機能
2003年にReal-time Virtual Sonography(RVS)を世に送り出してから、つねに臨床現場のニーズに応え続けてきたRVSが、ARIETTA 850と共にさらなる進化を遂げました。

3D Sim-Navigator*1

RVSでターゲットへのナビゲーションをしながら、穿刺ラインをリアルタイムにシミュレーションします。ボリュームデータから作成した3Dボディマークと、穿刺ラインとの直交断面(C- Plane)を利用することによりターゲットと穿刺ラインの位置関係を3次元的に把握できます。
E-field Simulator*1

RFA治療時の電極の配置から決定される電気的物理量(電場)をCTなどの画像上に表示します。あらゆる電極配置に合わせて電場をシミュレーション可能なため、穿刺ライン検討の自由度が高まり、手技を大幅に改善することが期待されます。
Elastography
Real-time Tissue Elastography (RTE)*1
組織のひずみをリアルタイムに算出することで、硬さの違いを色付け表示します。乳腺領域をはじめ、甲状腺、泌尿器など、幅広い臨床分野での応用が可能です。

Shear Wave Measurement(SWM)/ Shear Wave Elastography(SWE)*1

プッシュパルスで組織を振動させることで発生するせん断弾性波の伝搬速度を計測し、組織の硬さを評価できます。
SWMでは信頼性指標(VsN)により計測の妥当性を判断できます。
また、SWEは組織の硬さを色付け表示します。肝線維化の程度を視覚的かつ非侵襲的に評価できます。
減衰計測 iATT*1

iATTは肝臓の脂肪量を評価するための情報を提供するために、超音波の減衰量を非侵襲的に計測します。解析範囲の狭域化やガイド表示により、計測の妨げとなる多重反射や血管などの構造物を避けたROI設定が容易です。
胎児 3D/4D*1

出生前のコミュニケーションツールとして欠かせない3D/4D機能。
胎児の顔の正面に表示される不要な信号を自動で除去するAuto Clipper機能で、より明瞭な胎児3D/4Dを描出します。
Auto FHR+*1

Bモード画像から胎児心臓の動きをリアルタイムにトラッキングし、胎児心拍数を自動計測します。ドプラ法やMモード法に比べ客観的な計測ができます。
経膣プローブでも計測可能で、極めて初期の段階から胎児の成長を確認することができます。
Dual Gate Doppler

同一断面で2ヵ所のドプラ波形を観察できます。これまでのドプラを用いた方法に比べ、心房収縮および心室収縮のリズムの評価をより簡便に行うことができます。
- *1 オプション