このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
一般的にMRI室の工事は、外部からの高周波ノイズを遮断するための「電波シールド」、漏洩磁場を抑制する「磁気シールド」の2つのシールド工事が必要になります。永久磁石方式のMRI装置では、特別な場合を除いて磁気シールドの必要がなく、工事費を低く抑えることができます。また、超電導装置特有の工事(配管工事、チラー設置工事等)も不要なので、工事の工程が減り工期も短縮できます。
* 実際のレイアウトは設置環境により異なります。
AIRIS Vento Plusは当社製1.5T超電導MRI装置*1に比べてユニット数が少なく、主にAIRIS Vento Plus本体、操作卓、MRIユニットで構成されます。また、 AIRIS Vento Plusは漏洩磁場範囲が狭く、撮像室をコンパクトにすることが可能です。さらに機械室も不要であるため、施設内の狭いスペースにも設置可能です。超電導MRI装置に必要な水冷(チラー)設備なども不要です。
Cost advantage
イニシャルコストを抑える
経年変化に強く、磁場がほとんど変わらない永久磁石方式のMRI。
当社超電導MRI装置と比べて、設置・設備が少なく、初期費用を低く抑えることができます。
設 備 | 機械室 設置面積/場所 |
チラー冷却設備 設置面積/場所 |
漏洩磁場範囲 磁気シールド |
キュービクル 受電設備 |
クエンチ管等 吸排気設備 |
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当社超電導MRI装置 | 要 | 要 | 要 | 要 | 要 |
AIRIS Vento Plus | 不要 * | 不要 | 不要 * | 不要 * | 不要 |
ランニングコストを抑える
永久磁石方式のMRIでは、本体の電力が低いことに加えて消費電力の大きな冷凍機が不要なためランニングコストも抑えることができます。
設 備 | 消費電力(本体) 電気代 |
消費電力(チラー) 電気代 |
保守費 |
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当社超電導MRI装置 | 高コスト | 高コスト | 高コスト |
AIRIS Vento Plus | 低コスト | 不要 | 低コスト |
イニシャルコストとランニングコストを抑えることでコストを圧縮
5年間の累計経費(本体電気代のみ)。グラフはイメージです。
装置仕様・設備・稼働状況により異なります。