アゾ重合開始剤は、熱および光によって分解し、炭素ラジカルを発生するアゾ基(R-N=N-R')をもつ化合物です。
発生した炭素ラジカルは反応性に優れ、各種ビニルモノマーの重合やハロゲン化反応などを進行させます。
◎ポリマー末端にカルボキシ基を導入可能
◎両性イオン構造を有する
◎広いpH領域(pH3~9)で使用可能
◎10時間半減期温度:57℃
◎ポリマー末端にヒドロキシ基を導入可能
◎10時間半減期温度:86℃
◎酸性水溶液に可溶。酢酸等の有機酸を使用することでノンハロゲンの水系重合が可能
◎10時間半減期温度:61℃(酸性水溶液中で約45℃)
◎高吸水性ポリマー、凝集剤用途に採用
◎10時間半減期温度:56℃(水中)
◎非ニトリル、低温型水溶性アゾ重合開始剤
◎10時間半減期温度:44℃(水中)
◎非ハロゲン、水溶性アゾ重合開始剤
◎10時間半減期温度:69℃(水中、Na塩として)
◎非ニトリル、AIBN代替アゾ重合開始剤
◎AIBNと同等の重合活性を持ち、アルコール系溶媒中では重合効率が上がる
◎10時間半減期温度:66℃
◎炭化水素のみで構成される重合活性種を発生
◎10時間半減期温度 :110℃(ジフェニルエーテル中)
◎ポリマー末端にフルオロアルキル基を導入可能
◎10時間半減期温度:66.4℃(MEK中)
◎高温型、非ニトリルアゾ系重合開始剤
◎10時間半減期温度:110℃
◎重合活性種が低揮発性
◎10時間半減期温度:88℃
◎V-40のニトリルをエステルに変更
◎10時間半減期温度:73℃(トルエン)
◎最も一般的なアゾ重合開始剤
◎10時間半減期温度:65℃
◎当社のアゾ系重合開始剤の中で最も高い重合活性
◎10時間半減期温度:30℃
◎汎用用途として、多くの重合系で採用
◎10時間半減期温度、51℃
◎油溶性低温用アゾ系重合開始剤
◎各種有機溶媒に可溶
◎10時間半減期温度 67℃
VPS-1001Nは,ポリジメチルシロキサン(シリコーン)ユニットを持ち、ビニルモノマーとの重合により得られたブロックポリマーは、他の高分子材料へ配合することにより、シリコーン成分の持つ耐熱性、撥水性、潤滑性、離型性、生体親和性、気体透過性等の性質を樹脂素材中に容易に反映させることができます。
VPE-0201はポリエチレングリコール(PEG)ユニットを持ち、ビニルモノマーとのラジカル重合により得られたブロックポリマーは、他の高分子材料へ配合することにより、PEG成分の持つ親水性、分散性、帯電防止、曇り防止等の性質を樹脂素材中に容易に反映させることができます。