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IXフィルム商品画像

工業用X-レイフィルム

富士フイルム工業用X-レイフィルムは、感度・コントラスト・鮮鋭度・粒状性などに優れた特性を持っています。使用目的と試験体の種類に応じて使い分けることにより、高画質の工業用X線写真を作ることができます。

種類と特長

フィルム品種

適用例

特長

IX25

  • ファインセラミック部品
  • 薄肉溶接部
  • 電子部品
  • 原子力プラント
  • 航空機、エンジン検査

極超微粒子、超高コントラスト、卓越した高鮮鋭度のフィルムです。非常に微細な欠陥あるいは内部構造の検出に有効。一般にはダイレクトまたは鉛はく増感紙と使用されます。
(このフィルムは自動現像機処理専用です。また乾燥温度は5~10℃高めにしてお使いください。)

IX30

  • 航空機、エンジン検査
  • 原子力プラント
  • 電子部品
  • ファインセラミック部品
  • 鋳造品

極超微粒子、超高コントラスト、超高鮮鋭度に設計されたフィルムです。微細な欠陥あるいは内部構造の検出を要求するさまざまな分野において、優れた性能を発揮します。
一般にはダイレクトまたは鉛はく増感紙と使用されます。

IX50

  • アルミ(合金)鋳造品
  • アルミ(合金)溶接部
  • 電子部品
  • 航空機、エンジン検査
  • パイプライン検査

極超微粒子、超高コントラスト、高鮮鋭度に設計されたフィルムで、高度の検出力を持っています。アルミニウムなどの軽合金の撮影に適し、一般にはダイレクトまたは鉛はく増感紙と撮影します。

IX80

  • アルミ(合金)鋳造品
  • アルミ(合金)溶接部
  • 鋼溶接部
  • 航空機、エンジン検査
  • パイプライン検査

極超微粒子、高コントラスト、高鮮鋭度に設計されたフィルムで、微細な欠陥部の検出に適しています。合成樹脂、軽金属の低電圧X線検査はもちろん、高電圧X線、ガンマ線による厚い被検体の検査にも適しています。一般にはダイレクトまたは鉛はく増感紙と撮影します。

IX100

  • 鋼溶接部
  • 鋼鋳造部
  • 航空機、エンジン検査
  • パイプライン検査

超微粒子、高コントラストに設計された標準タイプのフィルムで、低電圧による軽金属撮影から高電圧X線やガンマ線による厚い被検体の検査に適しています。感度が高く、広範囲に利用できます。一般にはダイレクトまたは鉛はく増感紙と撮影します。

IX150

  • 厚肉鋼溶接部
  • 厚肉鋼鋳造部
  • 橋梁
  • 構造物

高感度、微粒子、高コントラストに設計されたフィルムで、IX100同様、低電圧から高電圧X線、ガンマ線による種々の被検体の検査に適しています。X線装置容量に制限がある場合や、特に厚物に対して威力を発揮します。一般にはダイレクトまたは鉛はく増感紙と撮影します。

IXFR

  • 電子部品
  • アルミ合金鋳造品

極超微粒子、高コントラスト、高鮮鋭度という特性を有しています。電子部品、ファインセラミックスなど低電圧のX線撮影に最適なフィルムです。一般にはダイレクトで撮影します。

IX100FS

  • 厚肉溶接部
  • 弱線源X線検査

蛍光増感紙と併用することによって、微弱のX線の検出と、高鮮鋭度の両立を可能にしました。使用する線源に制限がある場合や、厚物の検査等の露出時間を長く必要とする検査において効果を発揮します。(当社製品IXG2増感紙専用フィルムです。)

IX600

  • 極厚肉溶接部
  • コンクリート
  • 弱線源X線検査

蛍光増感紙と併用することによって、微弱のX線の検出を可能にしました。使用する線源に制限がある場合や、超厚物の検査等の露出時間を長く必要とする検査において効果を発揮します。(当社製品IXG2増感紙専用フィルムです。)

フィルム品種

相対感度(IX100を100とする)

フィルムシステムクラス*2

100KV
(ダイレクト)

200KV
(鉛はく増感紙)

Ir-192
(鉛はく増感紙)

Co-60
(鉛はく増感紙)

JIS
K7627

ASTM
E1815-08

ISO
11699-1

IX25

20

15

15

10

T1

SPECIAL

C1

IX30

30

25

18

16

T1

I

C2

IX50

35

30

30

30

T2

I

C3

IX80

55

55

55

55

T2

I

C4

IX100

100

100

100

100

T3

II

C5

IX150

200

200

170

170

T4

III

C6

IXFR

20

20

20

20

W-A

W-A

-

IX100FS

-

4000
IXG2増感紙

-

-

-

-

-

IX600

-

60000
IXG2増感紙

-

-

-

-

-

  • *2 当社推奨条件による分類

自動現像機用の処理剤

スーパードールSI (80ℓ用)

スーパードールI用のスターターです。

スーパードールI (38ℓ用)

自動現像機専用の濃縮液型現像液です。スーパードールIの推奨処理条件は、現像温度23℃、浸漬時間は120秒です。

スーパーFI (38ℓ用)

自動現像機専用の濃縮液型定着液です。

富士タンククリーナー/
中和剤キット(40ℓ用)

富士タンククリーナーは、自動現像機用クリーナーで、水で希釈して使用します。中和剤は、富士タンククリーナーで現像タンクを洗浄したあと、使用液を中和し、廃棄するための薬品です。タンククリーナーと中和剤が同梱されています。

手現像処理用の処理剤

ハイレンドールI
(5ℓ×4用の濃縮液体)

手現像専用の濃縮液型現像液です。ハイレンドールIの推奨処理条件は、現像温度20℃、浸漬時間は5分です。

ハイレンフィックスI
(5ℓ×4用の濃縮液体)

手現像専用の濃縮液型定着液です。

富士酢酸
(50%溶剤)

水で16対1に希釈して、停止液として使用します。停止液は、現像と定着の間に用いて定着液の変質を防ぎ、フィルムにしま模様、汚染、汚点が発生するのを防止します。

富士QW
(2ℓ×25用の粉末)

フィルムを水洗する際の促進剤で、フィルムの水洗時間を大幅に短縮できる特長を持っています。

富士ドライウェル
(2ℓ入の濃縮液体)

フィルムの水滴ムラを防止する溶液で、フィルムの乾燥ムラを防ぐ特長を持っています。200倍に希釈して使用します。

フィルム関連製品

ステップタブレット

ASME Section V ARTICLE 2 T-262およびASTM E-1079に基づく濃度計校正のための標準濃度片です。

コントロールストリップ

ASTM E999およびISO 11699-2(EN584-2)に基づく現像システムの品質管理のための製品です。

お問い合わせ

製品に関するお問い合わせ・資料請求は、富士フイルム(株)で承っております。ウェブより、お気軽にお問い合わせください。

  • * 放射線照射時間計算(工業用X-レイフィルム用カリキュレーター)は富士フイルム工業用X-レイフィルムを使用するにあたり、X線、イリジウム192線源を用いた撮影時に、必要な放射線照射時間を算出します。算出された時間は、照射条件を検討する際の目安としてご使用いただけます。