DynamIx VU 5.0 機能特長
Image Intelligenceが自動で検査に最適な画像を提供します。
細かいきずに加え、対象物を自動で検知し検査に最適な画像処理を行うため、手動での画質調整は不要です。
マルチ周波数処理(当社独自技術)
X線画像に含まれる周波数を活用し、高周波領域で「きず」をとらえ、低周波領域で大きな構造物をとらえることで、画像全体が鮮明で検査しやすい画質へと自動的に処理しています。
マニュアルいらずの簡単操作
マニュアルを確認することなく簡単に使用できるユーザーインターフェースを実現しました。
迷わず次の作業が選択できるため、画質検査プロセス順にツールを配置することで効率的に操作できます。
類似機能をグループ化し階層構造にすることで必要機能を探しやすくなりました。
検査効率化ツール
ラウンドメジャー
きず計測ゲージと同じような使用感でブローホール・ポロシティなどの大きさを簡単に計測できます。
ガイド付き計測
きずの大きさ・配管厚みを計測する際、対象物がどんな角度であっても垂線が引きやすく、さらに計測結果をリアルタイムで表示できるため簡単に計測できます。
画質検査効率化ツール
基本空間分解能の計測をより簡単に
Duplex Wire上に線を引くだけで、自動的にiSRbを計測します。
規格に対応した画質判定を省力化
「DynamIx VU Judge」(オプション)を導入いただくことで、画質の判定条件を入力するだけで、SNR.Nなどの画質指標を自動算出し、検査員の判定をアシストします。
その他おすすめ機能
DynamIx VU Share(オプション機能)
検査画像を簡単に他社と共有することができます。
簡易画像ビューワーソフトウェアで検査画像を確認していただけます。
減肉検査を行う方向け
DynamIx VU Wall-Thickness(オプション機能)
肉厚測定ツール「DynamIx VU Wall-Thickness」を使うことで指定された領域内を自動で認識し、肉厚の最も薄い箇所を自動測定。誰でも簡単に肉厚測定が可能です。
リモート検査、大量画像を扱うお客さま向け
DynamIx VU Server(オプション機能)
DynamIx VU Server(ソフトウェア)をご購入いただく事で、遠隔地の判定者が画像を確認しリモート検査が可能になります。
複数拠点の検査画像をVUサーバーで一元的に管理する場合、どこからでも検査者が画像にアクセスできます。また、HTTPS通信を採用することで高速データ転送を実現し、効率的なワークフローが構築できます。
大量の画像から効率的に検索可能
日付、ID、検査者などキーワードを入力することで、大量の画像の中から対象の画像を簡単に検索できます。また、ファイルを選択するとファイル内の画像がサムネイル表示されるので、探したい画像を簡単に見つけ出すこともできます。
画像/CSV出力
検査結果はDICONDE、JPEG、BMP、TIFFフォーマットで保存できます。
また、検査画像をPDF出力したり、検査結果をCSV出力して検査報告書に添付することも可能です。