ご挨拶
アナログの美しさをデジタルに
- ※この写真は富士フイルム製品ネオパンで撮影したアナログ作品をデジタル化したものです。
「2025年の崖」というワードが当たり前になり、世の中のあらゆる企業にとってDX推進が急務とされておりまさにDXの時代が到来しています。
しかしその実態としては「DX」という言葉だけが先行し、デジタルツールを導入することが目的となってしまいかえって業務効率・生産性が下がっているという声も聞こえてまいります。
本来のDXに成功した企業は少ないのではないでしょうか。
フイルム写真は現像に手間は掛かりますが、広いラチチュードと優れたシャープネスを持ち高感度で美しい輝きを秘めています。
これまでお客様が実践してきた業務やワークフローの中にも、長年の経験により培ったノウハウや閃きといった輝きが詰まっています。我々はその輝きをデジタル化を通してサステナブル且つレジリエントな作品にしていきたいと願っています。
それが我々が目指すDXのあるべき姿です。
私たちの描く真のDXでは、効率化のために現在の業務をそのままデジタルに置き換える「デジタル化」ではなく、デジタル技術をベースにビジネスプロセス自体を大きく再構築し、根本的にサービスやビジネスの在り方を変革させる「トランスフォーメーション」こそが重要だと考えています。
これまで、富士フイルムビジネスイノベーションは、社名が表す通り「ビジネスに革新をもたらす存在であり続けたい」という想いのもと、お客様の課題解決や成長に貢献することを目指してきました。
DXを推進する際には、紙イコール悪と思われがちですが、紙が媒介することで人やシステムがつながり業務が機能していました。その紙を知り尽くしている富士フイルムビジネスイノベーションだからこそ、業務視点でのデジタルへの変革実現をすることができます。
さらに加えて、変革に欠かせないデジタル技術と豊富な経験を融合させ「富士フイルムデジタルソリューションズ」として新たにスタートをしました。
富士フイルムデジタルソリューションズは、ビジネスの変革ノウハウとテクノロジーを駆使しお客様のDX推進に向けて大きくアクセルを踏んでまいります。めまぐるしく変わりゆくビジネス環境の中、変化を恐れずお客様とともにチャレンジし続けるDXパートナーを目指します。
富士フイルムデジタルソリューションズ株式会社
代表取締役社長 井上 あまね