DocuWorks ドキュメントトレイ オプションと親展ボックスビューワーを、サーバー上で動かすことはできますか?
回答
【対象環境】DocuWorksドキュメントトレイ オプション
DocuWorks ドキュメントトレイ オプションと親展ボックスビューワーは、無人運用の目的でサーバー運用しないでください。DocuWorks ドキュメントトレイ オプションと親展ボックスビューワーはクライアントソフトウエアです。サーバーソフトウエアのように連続稼動した場合の動作は保証していません。ユーザーがログインした環境で起動する必要があり、サービスモードでの利用はできません。
また、状況に応じてポップアップメッセージによる通知を行い、ユーザーの対処によって運用を維持していくように設計されているため、無人で運用することはできません。たとえば、終夜運転するサーバー上で複合機との連携設定を使い、誰も見ていない状態で、複合機の親展ボックスに格納されたファクス受信文書を連携先のトレイに入れ続けるような利用は動作保証できません。
DocuWorks ドキュメントトレイ オプションや親展ボックスビューワーの処理でエラーが発生した場合は、エラーメッセージが表示されて処理が止まります。誰も見ていない状態だと、処理が止まっていることに気づかずに、重要な文書を見逃してしまうおそれがあります。
DocuWorks ドキュメントトレイ オプションと親展ボックスビューワーは、通常使用するクライアントPCで起動してください。もしエラーメッセージが表示された場合には、その内容を確認して適切なリカバリ処理を行った後に、DocuWorks ドキュメントトレイ オプションや親展ボックスビューワーを再起動してください。
サーバー上で運用したいという背景に、1つの親展ボックスを複数人で確認したいシーンがあります。その場合は、よくあるご質問の「DocuWorks ドキュメントトレイ オプションと親展ボックスビューワーを利用して、1つの親展ボックスを複数人で確認したいのですが、注意することはありますか?」を参照してください。