MediaDEPO:回答
仕様について
Q1:アンケートの仕様について教えてください。
A:以下の通りとなります。
- 質問数の上限:255個
- 選択肢数の上限:255個
- 質問内容:1000文字まで
- 選択肢内容:255文字まで(それ以上入力できない)
Q2:音声+同期画像コンテンツ(簡単キャプチャーツールで作成したコンテンツ)の場合、コンテンツ視聴ログは記録されますか?
A:記録されます。
Q3:MediaDEPOモバイルオプションを導入した際の、モバイル端末での動画再生方式は何ですか?
A:プログレッシブダウンロード方式になります。
Q4:モバイル端末で動画を閲覧する際に、モバイル端末側に特別なアプリケーションは必要ですか?
A:モバイル端末側に特別なアプリケーションをインストールする必要はありません。標準ブラウザで閲覧が可能です。
Q5:動画と一緒に配信する「スライド」は閲覧後もインターネット一時ファイルにデータが保存されますか。保存される場合はどのような形式で保存されるのか教えてください。文書コンテンツも同様ですか。
A:動画と一緒に配信される「スライド」につきましてはHTTP形式のダウンロードとなるため、インターネット一時ファイルにデータが残り、単体で閲覧できる状態となります。文書コンテンツも同様となります。
Q6:コンテンツ配信(閲覧)のセキュリティについて教えてください。コンテンツの配信(閲覧)の際、キャッシュやtempなどにコンテンツ情報は残ってしまうのか教えてください。モバイルでの閲覧時も同様か合わせて教えてください。
A:単体で再生可能なファイルとしては残りません。
モバイルも同様です。
MediaDEPO 4.xで使用しているプログレッシブダウンロード方式は、再生を開始したい位置からビデオデータを細切れにしてダウンロードし、ファイルとしてキャッシュし、ブラウザの一時フォルダに格納されます。ブラウザの一時フォルダに格納されたキャッシュファイルはブラウザのキャッシュが削除されるタイミングで削除されます。同じPCで同じビデオを視聴した場合でも、キャッシュファイルは再利用されません。
ストリーミング方式との違いはファイルとしてキャッシュするところです。
ストリーミング方式はキャッシュをメモリー上に持ちます。
どちらもこれらの細切れとなったデータは特殊なソフトを使わない限り単体では再生できません。
Q7:MediaDEPOで単語検索する際の仕様や制限などについて教えてください。
A:情報・スライド・目次の検索はMicrosoft® SQL Serverのフルテキスト検索を利用しており、そちらの検索仕様に依存します。
「その」「あの」はストップワードに含まれるため検索の対象外となります。
また、単語区切りはMicrosoft® SQL Serverのワードブレーカーに依存するため、例えば、「ポリシーテスト」というキーワードが設定されていても、「テスト」で検索にヒットしません。
また、ワイルドカードの検索には対応していません。
Microsoft®社のホームページにフルテキスト検索の説明がございますので参照してください。
- フルテキスト検索
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms142571.aspx - 検索用のワード ブレーカーとステミング機能の構成と管理
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms142509.aspx - フルテキスト検索に使用するストップワードとストップリストの構成と管理
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms142551.aspx
Q8:クライアントPCでコンテンツを再生する際にMicrosoft® Officeは必要ですか?
A:動画再生にはMicrosoft® Officeは必要ありません。
Q9:動画を倍速で再生できますか?また、再生時に一部を飛ばすことはできますか?
A:音声が認識できる早さで早送りする機能があります。(正確な倍速ではありません)
また、任意の箇所を一部とばすことも可能です。
Q10:セッションタイムアウトについて教えてください。
A:セッションタイムアウト時間は「10分」です。セッションが切れるとログイン画面が表示されます。
ただし、以下の状態の場合はそれぞれセッションタイムアウト時間が異なります。
[状態別のセッションタイムアウト時間]
- ビデオ再生中:180分
- テスト回答中:240分
- アンケート回答中:60分
Q11:MediaDEPOをインターネット上に公開したいのですが。
A:MediaDEPOをインターネットから利用したい場合は、HTTP(80番ポート)とHTTPS(443番ポート)でインターネットからMediaDEPOサーバーと通信できる必要があります。
Q12:MediaDEPO Author 4.xJやMediaDEPO 簡単キャプチャーツール 4.xJで作成したコンテンツはMediaDEPO 3.xJで利用することはできますか?
A:MediaDEPO Author 4.xJやMediaDEPO 簡単キャプチャーツール 4.xJで作成したコンテンツはMediaDEPO 4.0.5以降のバージョンでのみ利用可能となります。
Q13:フォルダーメニューに何も表示されません。
A:以下の項目が正しく設定されているか確認してください。
- 対象フォルダ、コンテンツの公開状態が「公開」になっている
- 対象フォルダ、コンテンツにアクセス権が付与されている
- 対象フォルダ、コンテンツからルートフォルダまでの上位のフォルダ全ての公開状態が公開になっている
- 対象フォルダ、コンテンツからルートフォルダまでの上位のフォルダ全てにアクセス権が付与されている
【例】/ > F1 > F1-1の構成でF1-1のフォルダを表示したい
/、F1、F1-1のフォルダにアクセス権を付与し、「公開」にする
- 注記 対象にアクセス権があっても、上位フォルダにアクセス権がないとフォルダメニューには表示されません。
Q14:フォルダー表示画面に、サイト管理者、コンテンツ管理者でアクセスした場合、「表示形式切り替えリスト」が表示されません。
A:仕様となります。サイト管理者やコンテンツ管理者で管理権限を持つフォルダーにアクセスした場合、「表示形式切り替えリスト」は表示されません。
Q15:サイト管理の表示項目設定はどの画面に影響するのか教えてください。
A:表示項目設定で影響を受ける画面は以下の通りとなります。
- フォルダリスト表示項目
- ホーム画面(新着・人気コンテンツ一覧)
- フォルダ表示画面(リスト)
- 検索フォルダー表示画面
- 検索結果画面
- 講座表示項目
- 講座表示画面
- ユーザー表示項目
- ユーザー管理画面
- 閲覧状況表示項目
- 閲覧状況表示画面
Q16:PC端末と、モバイル端末とでは、アクセスするURLは異なりますか?
A:PC端末とモバイル端末とでは、アクセス先のURLは異なります。
PC端末向けのPCサイトは、http://ホスト名.ドメイン名/MediaDEPO
モバイル端末向けのサイトは、上記の最後に「/mobile」がつきます。
iOS(iPad、iPhone)はサーバー側で判別し、iPadならPCサイト、iPhoneならモバイルサイトにリダイレクトされます。Androidは判別しない仕様となっておりますので、PCサイトにアクセスした場合はPCサイト、モバイルサイトにアクセスした場合はモバイルサイトに接続されます。
Q17:音声検索について教えてください。
- 漢字でも音声検索できますか?
- 英語でも音声検索できますか?
A:
- 漢字を入力し検索することは可能ですが、読みがなの変換仕様は公開しておりません。ひらがなで入力していただ くことをお勧めします。
- 音声検索は、英語も対応しています。
MediaDEPO Authorでコンテンツを作成する際、MediDEPO Authorの「ツール」→「オプション」のオプション設定で、「音声検索方法の選択」の項目で「英語」もしくは「両方」を選択しておくことで、英語での音声検索 が可能なDAFファイルが生成されます。
なお、音声検索は補助的な機能としてご利用ください。ご利用のソースファイルによっては必ずしも入力したキーワードと検索結果が一致しない場合があります。
Q18:Knowledge-Drive/MediaDEPOの動画を他のサイトに埋め込む際、以下について教えてください。
- MediaDEPOのリンク用URLを「Detail」から「View」に変更するとMediaDEPOのサイトタイトルほか関連メニューが表示されてしまうが、それらが表示されない状態でdafファイルを再生する方法はありませんか?
- システムにログインしていない状態で、MediaDEPOでアクセス制限がかけられているコンテンツを埋め込んだWEBサイト(HTML)にアクセスした場合、どのように表示されますか?また、利用者がログイン操作することなく動画を見たい場合、ログイン情報はURLやHTMLに埋め込みできますか?
- 埋め込めるコンテンツの種別に制限はありますか?
- 視聴機能として制限はありますか?→倍速やスライダーやコマ割など
- その他、MediaDEPOへのログイン時に視聴機能の注意点などありますか?
- MediDEPOの画面をiframeでインラインで埋め込みたいが、「視聴できません」となります。
A:
- 埋め込み用のインラインフレームでは、MediaDEPOのサイトタイトルや関連メニューは表示されません。埋め込み方法につきましては、Knowledge-Drive管理者ガイドP.129 もしくはMediaDEPO管理者ガイドの P.131 5.付録「5.1 動画コンテンツをほかのサイトに埋め込む手順」をご確認ください。
- 埋め込み可能なコンテンツは「ログインせずに閲覧することを許可しており、かつ埋め込みを許可している」ことが条件になります。
したがって、アクセス制限がかけられたコンテンツの埋め込みはサポートしておりません。埋め込み動画はログインせずに視聴することを想定しており、ログイン情報はURLに埋め込みません。 - 動画のみ、動画+スライド、簡単キャプチャツールで作成したコンテンツは埋め込めます。
- 再生、一時停止、倍速、10秒戻るは利用できます。スライダー表示も可能です。スライド検索・コマ割り表示・音声検索はできません。
- 埋め込みページはPC向け機能になります。ログインせずに視聴した場合、視聴履歴が残らないため、PCの続きをモバイルで見るということはできません。
- 埋め込みページを視聴するには、視聴者がMediaDEPOに直接アクセスできる必要があります。
Q19:ユーザーインポート/ユーザー一括登録について(以下)教えてください。
- ユーザーインポートの必須項目を教えてください。
- インポート時に複数のグループを指定するにはどうしたら良いでしょうか?
- ユーザーをインポートする際、パスワードを空欄にするとどうなりますか?
- ユーザーのCSVインポート履歴、結果を確認できますか?
- CSVでユーザーをインポートした時に、結果情報として「0件中、登録0、更新0、エラー0でした。」と表示されたが、どのような場合に表示されるのか?
- 既に登録済みのユーザーが記載されたCSVファイルをインポートした場合どうなるのか?
- ユーザーCSVインポート時の1回あたりの登録ユーザー数の上限を教えてください。また、インポートでエラーになったユーザーを確認できますか?
A:
- ID、氏名、ユーザー種別、アカウント状態です。
- グループ名を「"(ダブルクォーテーション)」で囲み、複数のグループの場合は、「,(カンマ)」区切りで指定してください。
- 新規に作成するユーザーのパスワードを空欄にした場合は、「パスワードがポリシーに反しています。」とエラーが表示されインポートできません。
既存のユーザーの情報を上書きで更新する場合、パスワードを空欄にすると利用中のパスワードが引き継がれます。 - 確認できません。
- ヘッダー行がCSVファイルに含まれていない場合、インポート結果として、「0件中、登録0、更新0、エラー0でした。」と表示されます。
- 既に登録済みのユーザーが記載されたCSVファイルをインポートする場合は、インポートファイル指定時に「同一IDの場合上書きをする」にチェックを入れるかどうかで動作が異なります。
- 「同一IDの場合上書きをする」のチェックがオフ
「15件中、登録0、更新0、エラー15でした」という表示とともに、「ユーザーIDは既に使用されています」というエラーも表示されます。 - 「同一IDの場合上書きをする」のチェックがオン
「15件中、登録0、更新15、エラー0でした」という表示が出て、データが上書きされます。
- 「同一IDの場合上書きをする」のチェックがオフ
- 特にレコード数の上限は設けられていませんが、環境により、レコード数が1000を超える場合、アップロード後しばらくたってから白画面になり、応答が返らない現象が報告されています。そのため、1回の登録ユーザー数を1000以下で調整下さい。応答が返る場合は画面に登録結果が表示されます。
- ログファイルとしては出力されません。
Q22:WebブラウザからMediaDEPOにMP4ファイルをアップロードしたところ、変換エラーになってしまいました。MP4ファイルはコンテンツとして登録できる形式ではないのですか?
A:MP4ファイルのコーデックをご確認ください。
MP4ファイルの場合、H264以外のコーデックはサポートしておりません。MP4ファイルでコンテンツを作成する際は、H264コーデックであることをご確認ください。
(iOS11のiPhoneやiPadで撮影した動画は、H264以外のコーデックとなる場合があります)
Q23:MediaDEPOにアップロードする際、コンテンツのサイズ制限はありますか?
A:MediaDEPOへ1度にアップロードできるコンテンツのサイズは合計1GiBです。サイズ制限を越える動画はWebブラウザからアップロードした場合エラーとなります。また、複数のコンテンツをまとめてアップロードしようとした際にサイズの合計が1GiBを超える場合、分割してアップロードしてください。
Q24:簡単キャプチャーツールで動画を収録したコンテンツをMediaDEPOにアップロードし再生すると画面がフラッシュします。何が原因ですか?
A:簡単キャプチャーツールでは画面切り替え時にちらつきが発生します。
画面の切り替えが多い動画などは、ちらつきのため、フラッシュしているように見える場合があります。
Q25:メールテンプレートを使用してメール送信したいのですが、本文を修正できません。本文の編集方法はありますか?
A:メールテンプレートを使用した場合、本文の修正はできません。
本文を編集したい場合は、テンプレートは選択せずに編集してください。
Q26:コンテンツURLタグとコンテンツ名タグを使用したメールテンプレートを選択して、管理画面からメール送信したところ、コンテンツURLタグ、コンテンツ名タグが空列として表示されてしまいました。
A:管理画面からメール送信する場合、対応するコンテンツURL, コンテンツ名が存在しないため、設定した値は空列に置換されます。コンテンツURLタグ、コンテンツ名タグを使用したテンプレートは、各コンテンツの詳細画面のメールタブからご利用ください。
Q27:ノートを印刷しようとしましたが、プレビューで表示されません。対処法を教えてください。
A:Windows® 8.1, Windows® 10をお使いの場合に、ノートのプレビューが表示されないことがあります。Windows® 7をご利用ください。
Q28:音声コンテンツや簡単キャプチャーコンテンツが再生できません。
A:Internet Explorer® ではお使いのPCのサウンドデバイスが無効となっている場合、音声を再生することができません。お使いのPCにスピーカーを接続し、サウンドデバイスを有効にしてください。
Q29:フォルダとコンテンツを選択した状態の「移動先の選択」ダイアログで、「元のコンテンツは移動しないでエイリアスを追加する」をチェックして、移動先を選択し、OKをクリックした場合、選択したフォルダとコンテンツのエイリアスが作成されますか?
A:選択したコンテンツは移動先にエイリアスが作成され、移動しません。選択したフォルダと、フォルダ内にあるコンテンツは移動先にエイリアスは作成されず、移動します。
Q30:グループごとの閲覧状況はどのように表示すればよいですか?
A:コンテンツ詳細画面の[グループ]タブにグループごとの閲覧状況が表示されます。[グループ]タブが表示されるのは、グループ管理者として管理しているグループに「視聴・回答」権限、または「管理」権限が付与されている場合です。
たとえば、ユーザーAがグループXのメンバーの閲覧状況を確認したい場合、下記の条件を満たす必要があります。
- ユーザーAは、サイト管理者・コンテンツ管理者・ユーザーのいずれかである
- ユーザーAは、グループXのグループ管理者である
- グループXは、閲覧状況を確認したいコンテンツに「視聴・回答」権限あるいは「管理」権限が設定されている
契約について
Q1:MediaDEPO Authorのソフトウェアサポート契約について教えてください。MeidaDEPO Authorソフト本体を、MediaDEPOサーバーのライセンスに追加でもう1ライセンス購入する場合、ソフトウェアサポート契約が必要な数は合計でいくつになりますか?また、MediaDEPO Serverのサポート契約を結ぶ場合、MediaDEPO Author1本目のサポートは含まれますか?
A:ご質問のケースの場合、MediaDEPO Authorとして必要となるソフトウェアサポート契約数は1です。
MediaDEPO Serverのサポート契約に1本目のサポートは含まれています。
パッケージについて
Q1:どのような構成になっていますか?
A:コンテンツの配信、管理などを柔軟に実現するサーバーソフトウエア、「MediaDEPO Server」、「MediaDEPO Server Learning Edition」、および「クライアントアクセスライセンス」、モバイル利用を可能とする「MediaDEPO モバイルオプション」、お客様の認証システム(Active Directory)とユーザー情報を連携する「MediaDEPO ID連携オプション」。手間をかけずにコンテンツ作成を可能にするクライアントソフトウエア、「MediaDEPO Author」、「MediaDEPO 簡単キャプチャーツール」からなります。
Media Management Command Set について
Q1:コマンドを使用する場合の記述方法や制限事項について教えてください。
A:半角スラッシュ「/」は特殊文字であるため、コマンドに含める場合は、\マークでエスケープする必要があります。
詳細な仕様はマニュアル「1.3エスケープ文字」に記載されておりますので参照してください。
マニュアル「1.4オブジェクトパス」に記載されている表記の例ではエスケープされずに記載されておりますが、こちらは誤記になります。
ID連携オプションについて
Q1:ID連携オプションのユーザー同期コマンド (AdUserSync.exe) は同時実行できますか?
A:ID連携オプションのユーザー同期コマンド (AdUserSync.exe) の同時実行はできません。
もし同時実行してしまった場合は、同時実行したすべての処理が終了したことを確認した後、再度1つずつコマンドを実行しなおしてください。
移行ツールについて
Q1:移行ツールを実行するときの注意点はありますか?
A:以下の2点にご注意ください。
- インストールメディアの[Update]フォルダーをお使いのPCの任意のフォルダーにコピーしてください。
- 移行ツールを実行するWindows ServerのアカウントはビルトインAdministratorを使用してください。