登録日:2019年7月17日
最終更新日:2024年7月11日
コンテンツID:00606
対象環境
DocuWorks 文書情報エントリー 2
概要
リリースノートで確認できます。最新のリリースノートは以下の通りです。
DocuWorks 文書情報エントリー 2 リリースノート
2024年7月
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
DocuWorks 文書情報エントリーのご使用に関する補足情報、および制限事項を説明します。
目次
1. DocuWorks 文書情報エントリーの概要
1-1. DocuWorks文書情報エントリーとは
DocuWorks 文書情報エントリーは、DocuWorksに追加するプラグインです。
DocuWorks 文書情報エントリーによって、DocuWorks Deskから次のような操作ができます。
- DocuWorks文書、DocuWorksバインダー、DocuWorks入れ物、PDFファイルに属性を付与する
- 属性が付与されたファイルを、設定したフォルダに振り分けて登録する
1-2. DocuWorks文書情報エントリー 2.0の新機能
DocuWorks 文書情報エントリー 2では次の機能を追加しました。
- ファイルに付与した属性を利用して、登録した文書を検索できるようになりました。
- 検索結果をCSVファイルに出力できるようになりました。
- 対象フォーマットとして、DocuWorks入れ物に対応しました。
- 登録先として、DocuWorks トレイを指定できるようになりました。
- 複数の[文書情報エントリー(属性の編集)]プラグインを追加した場合、ボタンごとに異なる文書種類をデフォルトとして指定できるようになりました。
1-3. 2.4.3から2.4.4への変更点
新機能および変更点は次のとおりです。
- ライセンス認証版において、利用確認期限までの期間を1年から10年に変更しました。
- アップデートのインストーラーをサイレントインストールに対応しました。
次の問題を修正しました。
属性の編集プラグイン
- 数値の後に「-」(マイナス)が入った値を[数値]の入力欄に貼り付けると、数値がマイナスになる問題を修正しました。(203805)
- 文書種類を新規作成もしくは名前の変更を行う際、名前に特定の文字を入力すると文書種類を作成できない問題を修正しました。(225216)
- テキスト入力欄にサロゲートペアのテキストを入力すると、既定の文字数が入力できない問題を修正しました。(225219)
- 認証が必要なプロキシを経由するとWorking Folderにログインできないことがある問題を修正しました。(230790)
- 属性の値を入力せずに一時保存するとその後出力されるCSVで属性の列順が変わる問題を修正しました。(245406)
- 文書をWorking Folderに登録する際にエラーが発生する問題を修正しました。(272629, 273748)
属性の検索プラグイン
- 一部のUnicode文字を指定して検索すると、検索結果が不正となる問題を修正しました。(225184)
その他
- ユーザー名にスペースを含むユーザーでログインした場合に、インストールできないことがある問題を修正しました。(226963)
- 文書種類の上限数が10を超えたために設定のインポートがエラーとなる場合のメッセージを見直しました。(261412)
1-4. 2.4.2から2.4.3への変更点
新機能および変更点は次のとおりです。
属性の編集プラグイン
- ファイルを選択した状態で属性の編集プラグインを起動するよう動作を変更しました。(200254)
その他
- ボリュームライセンス版をリリースしました。
- ボリュームライセンス版をサイレントインストールに対応しました。
- 「仮想環境やクラウド環境には対応していません」としていた制限を解除しました。
仮想化環境への対応については「DocuWorks 9.1の仮想化環境への対応について」を参照してください。- 設定のインポート・エクスポートについて、「意図せず元の設定が消去されるのを防ぐために、[文書情報エントリー(属性の編集)]と[文書情報エントリー(属性の検索)]プラグインアイコンを削除してから、設定をインポートしてください」としていた制限を解除しました。(204797)
次の問題を修正しました。
属性の編集プラグイン
- 設定のインポートができないことがある問題を修正しました。(215941)
- TabキーまたはEnterキーで入力欄を移動できない問題を修正しました。(204903)
- DocuWorksファイルに対して属性値を入力する際、部分イメージコピー機能でOCR(文字認識)処理した結果を貼り付けると、OCR(文字認識)処理の精度が低いために正しい文字が貼り付かない問題を修正しました。(222131)
1-5. 2.4.1から2.4.2への変更点
次の変更を行いました。
- ファイルのデジタル署名を新社名での署名に変更しました。
次の問題を修正しました。
属性の編集プラグイン
- Windowsの予約語から始まる属性値をフォルダー名に使用すると、フォルダー名が不正になる問題を修正しました。(209829)
- 「#」などURLの予約語を含む属性値をWorking Folderのエビデンス情報に登録すると、不正な属性値になる問題を修正しました。(209834)
- 円記号「¥」を含む属性値を、Working Folderに登録できない問題を修正しました。(209837)
属性の検索プラグイン
- 検索結果の一覧リストが誤った表示となる問題を修正しました。(185228)
1-6. 2.4.0から2.4.1への変更点
次の問題を修正しました。
属性の編集プラグイン
- エクスポートした設定情報をインポートすると、[文書種類の初期値]と[登録先の設定]が書き変わることがある問題を修正しました。(199140)
- PDFファイルのOCR処理(部分イメージコピー機能)を連続して実行できない問題を修正しました。(202460)
- 属性値に改行などの制御コードを含む文字列を入力した場合に、制御コードを取り除いて属性値を登録するように修正しました。この修正により、Working Folderのエビデンス管理ドロワーに文書または文書属性を登録できない問題などが解消します。(207768)
1-7. 2.3.2から2.4.0への変更点
新機能および変更点は次のとおりです。
属性の編集プラグイン
- ファイル名に使用できるルールを、4個から10個に増やしました。
- 登録先として、Working Folderを指定できるようになりました。
- Working Folderのエビデンス情報を、文書種類の属性に設定できるようになりました。
- プラグイン実行時に、操作画面を表示しないで文書を登録できるようになりました。
- 部分イメージコピーのOCR処理(文字認識)の設定を変更できるようになりました。(176487)
新機能および変更点については、DocuWorks文書情報エントリーのヘルプを参照してください。
次の問題を修正しました。
属性の編集プラグイン/属性の検索プラグイン
- 標準ユーザーで操作すると、ユーザーアカウント制御画面が表示されることがある問題を修正しました。(171587)
属性の編集プラグイン
- 特定のPDFファイルを選択して起動するとエラーになる問題を修正しました。(177033)
属性の検索プラグイン
- エラーメッセージの内容を見直しました。(162992)
- 検索結果で、「最新更新日時」で正しくソートされない問題を修正しました。(176805)
その他
- ライセンス管理画面を開くと、使用許諾契約画面が空白で表示される問題を修正しました。(180082)
1-8. 2.3.1から2.3.2への変更点
Windows 11に対応しました。
次のように動作を変更しました。
属性の編集プラグイン/属性の検索プラグイン
- ライセンス認証版において、利用確認期限が切れた場合の動作を変更しました。
属性の編集プラグイン
- バージョン2.3.0より前のバージョンでエクスポートした環境設定を、2.3.0以降のバージョンでインポートできるよう変更しました。(136210)
次の問題を修正しました。
属性の編集プラグイン
- 環境設定で登録先設定のファイル名に「区切り文字」を設定した状態でエクスポートした設定情報をインポートすると、「区切り文字」が「なし」に設定される問題を修正しました。(134185)
1-9. 2.3.0から2.3.1への変更点
次の問題を修正しました。
属性の編集プラグイン/属性の検索プラグイン
- ライセンスの利用確認に失敗し、プラグインが起動できないことがある問題を修正しました。(144850)
- プラグインの起動に時間がかかることがある問題を修正しました。(160366)
2. アップデートについて
DocuWorks 文書情報エントリー バージョン2.4.4アップデート版のアップデート対象バージョンは次のとおりです。
- DocuWorks 文書情報エントリー バージョン2.3.0~2.4.3
上記以外のDocuWorks 文書情報エントリー(バージョン 2.0.0~2.2.1)をご利用のお客様は、アップデート版ではなく新規インストーラーを使用して、DocuWorks 文書情報エントリー 2.4.4をインストールしてください。
インストール方法については、DocuWorks文書情報エントリーのヘルプを参照してください。
3. 注意と制限
DocuWorks 文書情報エントリーの注意事項、制限事項について説明します。
- 属性の検索プラグインでは、Working Folderに登録されているファイルの属性は検索できません。Working Folderに登録されているファイルの属性を検索する場合は、Working Folderを利用してください。
- セキュリティーを設定したDocuWorks文書、DocuWorksバインダー、DocuWorks入れ物、PDFファイルには属性が付与できません。
- DocuWorks入れ物の中に含まれる文書を表示することはできません。
- DocuWorks 文書情報エントリーでは、DocuWorks Deskで読み出し専用に設定されているフォルダ内の文書でも、属性の編集や文書の登録が可能です。
- 属性を付与するファイルに、DocuWorks 文書情報エントリーで定義している属性名が同じで、種類が異なる属性がすでに付与されている場合、DocuWorks 文書情報エントリーで定義されている種類として再設定されます。このとき、すでに設定されている属性の値が削除されることがあります。
- ページ数の多いPDFファイルは表示に時間がかかることがあります。
- 横向きにスキャンされた文書などを、DocuWorks 文書情報エントリーで回転して表示することはできません。あらかじめDocuWorks Deskで[文書]>[回転]を選択して、回転角度や方向を選択し、文字の読める方向に回転させてください。
- DocuWorks文書やDocuWorksバインダーに付与する属性名や属性値によっては、一時保存や登録を行ったときに文書のバージョンが変更されることがあります。
- 環境設定で、ユーザー名と属性名にスペースだけを設定することはできません。
- PDFファイルの文書属性に設定できる属性名の長さは、半角英数字で127文字(全角文字で42文字)までです。DocuWorks Deskでは、これを超える長い名前の属性が付与されたPDFファイルのサムネールは表示されません。
DocuWorks 文書情報エントリーでPDFファイルに属性を付与する場合は、長い名前の属性を付与しないでください。 - DocuWorks 文書情報エントリーで、登録を行ったファイルをDocuWorks Deskのリンクフォルダから閲覧する場合は、DocuWorks 文書情報エントリーのルートフォルダにリンクフォルダのリンク先のパスを指定してください。
- DocuWorks 文書情報エントリーの操作画面で、<Ctrl> + <A>キーを押した場合や、テキスト選択モードで右クリックして表示されたメニューから[編集]>すべて選択]を選択した場合、DocuWorks文書とDocuWorksバインダーでは表示されているページのテキストがすべて選択され、PDFファイルではすべてのページのテキストがすべて選択されます。
- Microsoft Windows 8.1で、Microsoft Windows 8.1 Update (KB2919355)が適用されていない環境では、DocuWorks 文書情報エントリーは動作しません。 Microsoft Windows 8.1 Update (KB2919355)へのアップデートを行ってからインストールしてください。
- 旧バージョン(1.x.x)のDocuWorks 文書情報エントリーがインストールされている環境で、アップグレードインストールを実行中にインストールをキャンセルした場合、旧バージョンのライセンス認証が解除された状態になることがあります。
旧バージョンで継続して使用する場合は、再度ライセンス認証が必要になります。 - すでにDocuWorks Desk上でDocuWorks 文書情報エントリーのボタンが配置されている環境に、他の環境でエクスポートしたDocuWorks設定のファイルをインポートした時に文書種類の数が10を超えた場合にはエラーとなり、ボタンが無効になります。インポート/エクスポートの手順については、DocuWorks文書情報エントリーのヘルプの「文書情報エントリーを使用する場合の注意事項」を参照してください。
- 登録先にトレイが設定された情報を、DocuWorks設定のエクスポート/インポートで移行する場合、インポート先で再度登録先の設定が必要になります。
- 旧バージョン(1.x.x)で保存した環境設定情報「ルートフォルダ」は、本バージョンのボタンを追加すると上書きされます。
- 環境設定で、種類が[日付]の属性の値を西暦2桁で入力すると、範囲外として認識される場合があります。西暦は4桁で入力ください。
- 環境設定で属性名に長い文字列を設定した文書種類を指定して、検索プラグインで検索を実行した場合、検索結果の属性名が改行されて表示が崩れることがあります。
- 大量のファイルを選択して[DocuWorks文書情報エントリー(属性の編集)]を起動した場合、正常に起動できないことがあります。その場合、選択するファイル数を減らして起動してください。
- [表示設定を有効にする]機能をONにした場合、かつ、倍率を大きく(たとえば400%)して[保存]した場合、用紙サイズおよび属性の表示位置によっては正確に位置が保存されない可能性があります。その場合は、倍率を下げてご利用ください。
4. 著作権について
本ソフトウェア、およびバックアップのために複製されたソフトウェアに関する著作権等を含む一切の無体財産権は、弊社および弊社への供給者に帰属します。
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5. 商標について
MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他の社名、または商品名等は各社の登録商標または商標です。
FUJIFILM、およびFUJIFILM ロゴは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
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著作者: 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
発行者: 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
発行年月:2024年7月第1版