DocuWorks Desk上でDocuWorksファイルを「切り取り」した場合の一時的な保存先を知りたい

登録日: 2021年8月2日
最終更新日: 2022年10月21日
コンテンツID: 00343

DocuWorks 9.1

切り取りしたDocuWorksファイルをどこにも貼り付けずにDocuWorksを終了した場合、操作によっては、一時的にデータが残っている場合があります。

DocuWorks Desk上でDocuWorksファイルを「切り取り」「貼り付け」する際の動作と、一時的な保存先について解説します。

DocuWorks Desk上の操作にて「切り取り」したデータは、一時的に「WSClipBdフォルダー」か「DocuWorks Deskのごみ箱」に保存されています。

DocuWorks Desk上で、ファイルに対し「切り取り」を実行すると、そのファイルはDocuWorks Desk上から削除され、Deskフォルダ内の「WSClipBd」フォルダーに一時的に保存されます。

「WSClipBd」フォルダーの場所は、ご使用のOSや使用環境により異なりますので、以下を参考に該当フォルダーをご確認ください。

「WSClipBd」フォルダー 初期設定の場所

C:\Users\ユーザー名\Documents\FUJIFILM\DocuWorks\DWFolders\WSClipBd

「WSClipBd」は、Deskフォルダ内に作成されます。Deskフォルダの場所の確認方法は、こちらをご覧ください。

  • 「切り取り」実行後、DocuWorks Desk上で「貼り付け」処理を行うと、切り取ったファイルが貼り付き、「WSClipBd」フォルダーに一時的に保存されたファイルは削除されます。
  • 「切り取り」実行後、DocuWorks Desk以外の場所で貼り付けを行った場合、「WSClipBd」フォルダーにあるファイルは削除されず、一時的に保存されたままの状態になります。
  • 「切り取り」を実行し貼り付けるまでの間に、コピーやDocuWorks Desk以外での切り取りの操作をした場合、DocuWorks Desk上で「切り取り」をしたファイルは貼り付けができなくなります。
     ただし、「WSClipBd」フォルダーにあるファイルは一時的に保存されたままの状態になります。

「WSClipBd」フォルダーにファイルが一時的に保存されている状態で、DocuWorks Desk上で別のファイルに対し「切り取り」を実行した場合、元々一時的に保存されていたファイルを  DocuWorks Deskのごみ箱に移動する処理を行います。この動作は、DocuWorks Deskの設定で「ごみ箱を使用する」に  チェックを入れていない場合にも有効になります。

参考:「Undo」フォルダに一時的に保存されているケース

[DocuWorks Deskの設定]で[ごみ箱を使用する]にチェックが付いていない状態で、ファイルやフォルダを削除した場合、「Undo」フォルダに一時保存されます。
1、2ではファイルが見つからない場合こちらもご確認ください。

Undoフォルダの標準設定時のパスは下記となります。

C:\Users\ユーザー名\Documents\FUJIFILM\DocuWorks\DWFolders\WSTemp\Undo

DocuWorksファイルをDocuWorks Viewer開き、文書内のページやその他データを切り取り、貼り付けを行わず閉じてしまった場合や、DocuWorks Viewerインフォビューの [バインダー索引]にてバインダーの内部文書を「切り取り」した場合は、データは残りません。

  • 注記1ページのみの文書を開き、DocuWorks Viewerの操作でページを切り取り、 閉じた(保存した)場合、「No Paper」と表示されます。「No Paper」となっている場合、ページの復旧はできません。