登録日: 2017年3月31日
最終更新日: 2022年10月21日
コンテンツID: 00343
対象環境
DocuWorks 8
概要
切り取りしたDocuWorksファイルをどこにも貼り付けずにDocuWorksを終了した場合、 操作によっては、一時的にデータが残っている場合があります。
DocuWorks Desk上でDocuWorksファイルを「切り取り」「貼り付け」する際の動作と、 一時的な保存先について解説します。
対処方法
DocuWorks Desk上の操作にて「切り取り」したデータは、一時的に「WSClipBdフォルダー」か「DocuWorks Deskのごみ箱」に保存されています。
1. 「WSClipBd」フォルダーに一時的に保存されているケース
DocuWorks Desk上で、ファイルに対し「切り取り」を実行すると、 そのファイルはDocuWorks Desk上から削除され、 Deskフォルダ内の「WSClipBd」フォルダーに一時的に保存されます。
「WSClipBd」フォルダーの場所は、ご使用のOSや使用環境により異なりますので、以下を参考に該当フォルダーをご確認ください。
「WSClipBd」フォルダー 初期設定の場所
C:\Users\ユーザー名\Documents\Fuji Xerox\DocuWorks\DWFolders\WSClipBd
「WSClipBd」は、Deskフォルダ内に作成されます。Deskフォルダの場所の確認方法は、こちらをご覧ください。
- 「切り取り」実行後、DocuWorks Desk上で「貼り付け」処理を行うと、切り取ったファイルが貼り付き、「WSClipBd」フォルダーに一時的に保存されたファイルは削除されます。
- 「切り取り」実行後、DocuWorks Desk以外の場所で貼り付けを行った場合、「WSClipBd」フォルダーにあるファイルは削除されず、一時的に保存されたままの状態になります。
- 「切り取り」を実行し貼り付けるまでの間に、コピーやDocuWorks Desk以外での切り取りの操作をした場合、DocuWorks Desk上で「切り取り」をしたファイルは貼り付けができなくなります。ただし、「WSClipBd」フォルダーにあるファイルは一時的に保存されたままの状態になります。
2. 「DocuWorks Deskのごみ箱」に一時的に保存されているケース
「WSClipBd」フォルダーにファイルが一時的に保存されている状態で、DocuWorks Desk上で別のファイルに対し「切り取り」を実行した場合、元々一時的に保存されていたファイルをDocuWorks Deskのごみ箱に移動する処理を行います。この動作は、DocuWorks Deskの設定で「ごみ箱を使用する」にチェックを入れていない場合にも有効になります。
参考:「Undo」フォルダに一時的に保存されているケース
[DocuWorks Deskの設定]で[ごみ箱を使用する]にチェックが付いていない状態で、ファイルやフォルダを削除した場合、「Undo」フォルダに一時保存されます。
1、2ではファイルが見つからない場合こちらもご確認ください。
Undoフォルダの標準設定時のパスは下記となります。
C:\Users\ユーザー名\Documents\FujiXerox\DocuWorks\DWFolders\WSTemp\Undo
3. DocuWorks Viewerの操作でページを「切り取り」したケース
DocuWorksファイルをDocuWorks Viewerで開き、文書内のページやその他データを切り取り、貼り付けを行わず閉じてしまった場合や、DocuWorks Viewerインフォビューの[バインダー索引]にてバインダーの内部文書を「切り取り」した場合は、データは残りません。