ボックスの文書をApeosWare Flow Managementが取得して処理したのに、次のエラーメッセージが表示されました。
「{機種名}({IP アドレス/ ホスト名}) のボックス({ボックス番号}) の文書({文書番号})を削除できませんでした。使用したアドレス({IP アドレス/ ホスト名}){エラー理由}」
コンテンツID(0095)
回答
WebDAVプロトコルで通信する機器の場合、ボックスから文書を取得し、ジョブを生成したあとで、ボックス内の文書削除を指示します。
このとき、機器と正常に通信ができないと、指示が機器に届かずエラーとなり、ボックス内には文書が残ったままになることがあります。
ApeosWare Flow Managementは、重複して文書を取得しないように制御していますが、次の構成を変更するときは、再度文書を取得してしまうため、注意が必要です。
- データ保存フォルダー変更時(アンインストール→インストール)
- 複数台構成の場合で、別サーバーへの切り替え時
また、文書の重複取得を回避するため、「機種名(“IPアドレス”) のボックス(“ボックス番号”)の文書(“文書番号”) を削除できませんでした。」というエラー通知を受け取ったら、次の対応を実施してください。
ログを確認し、エラー発生の直前に同じ文書番号の文書が取得された記録があるかを確認してください。
確認後、該当の文書をCentreWare Internet Servicesや機器の操作パネルで削除してください。
削除方法については、機器のマニュアルを参照してください。
構成変更時は、上記の対応に加えて、CentreWare Internet Servicesや機器の操作パネルで、監視先のすべての機器のボックス内に、過去に処理した文書が残っていないかを、登録日時から判断し確認します。
残っていた場合は、念のため、取り出して任意の場所に保存したり、プリントしたりしてから削除してください。取り出し、プリント、削除の方法については、機器のマニュアルを参照してください。