ジョブオーナー名を使用してプリントしたい

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回答

プリントジョブは、プリントを指示したユーザーの情報として、ジョブの作成者名(PC のログイン名)、およびジョブオーナー名を保持しています。
Authentication Management では、このどちらかの名前を使ってユーザーを特定し、ジョブログを集計して出力制限を行います。どちらを使用するかは、お使いの環境に合わせて選択できます。
たとえば、複数のユーザーが同じPC を共有する場合や、IC カード番号をそのままユーザーID として使用したい場合などは、PC のログイン名ではなくジョブオーナー名を使用します。
ジョブオーナー名を使用する場合は、次の設定が必要です。

  • Print Management での設定
    [論理プリンターの編集]ページの[詳細設定]タブの[ジョブ一覧の表示対象]で、ジョブオーナー名を優先(所有者優先)するように設定します。
    この設定をすると、Print Management から送信されたプリントジョブのユーザーを特定するときに、ジョブオーナー名が優先されます。
【参照】
  • 『管理者ガイド Print Management 編』の「3 オンデマンドプリントの設定」
  • Authentication Management での設定
    [コピー/ プリントジョブ判別の詳細設定]ページで、[ジョブオーナー名を使用する]または[ジョブオーナー名を優先する]を選択します。
    この設定をすると、機器から収集したジョブログのユーザーを特定するときに、ジョブオーナー名が使用、または優先されます。
【参照】
  • 『管理者ガイド Authentication Management 編』の「Step8:ジョブの判別に関する設定をする」
  • Device Management での設定
    ジョブオーナー名は、プリンタードライバーで設定します。
    Device Management では、ユーザーに配布するプリンタードライバーにジョブオーナー名を設定できます。ジョブオーナー名には、ユーザーID やWindows のログイン名などを指定できるほか、プリント時にユーザーが任意の値を入力するようにも設定できます。
【参照】
  • 『管理者ガイド Device Management 編』の「5 ユーザーへのファイルの配布」