Microsoft Exchange OnlineのSMTP認証におけるBasic認証廃止に伴うApeosWare Management Suite 2への影響と対策のお知らせ
影響
Microsoft社は、同社のサービスであるExchange Onlineについて、SMTP認証におけるBasic認証のサポートを2025年9月以降に廃止すると発表しました。
これにより、ApeosWare Management Suite 2にExchange Onlineのユーザー名(メールアドレス)とパスワードを設定してメールを利用している場合、メール送信(Scan to Mail、エラー通知、機器状況監視のメール通知、Flow Management Optionのメール送信機能等)が利用できなくなる可能性があります。
影響を受けるバージョンは、Exchange OnlineをサポートしたApeosWare Management Suite 2 バージョン2.1.2以降のバージョンとなります。
対策
ApeosWare Management Suite 2 バージョン2.2.2以降をご利用の場合は、OAuth 認証を設定することで利用を継続できます。
OAuth認証の設定方法は、マニュアル「機能ガイド」をご参照ください。
すでにこの設定が適用されている場合は、変更の必要はありません。
ApeosWare Management Suite 2 バージョン2.2.2未満をご利用の場合は、バージョン2.2.2以降へのアップデートを行い、先述のOAuth 認証を設定してください。