Googleアカウントのセキュリティ強化による弊社製品への影響と対策のお知らせ

ApeosWare Management Suite 2への影響と回避策についてお知らせいたします。

影響

ApeosWare Management Suite 2にGmail(個人アカウントおよびGoogle Workspaceアカウント)のユーザー名(メールアドレス)とパスワードを設定してメールを利用している場合、メール受信(メールプリント)やメール送信(Scan to Mail、エラー通知、機器状況監視のメール通知、Flow Management Optionのメール送信機能等)が利用できなくなります。
影響を受けるバージョンは、GmailをサポートしたApeosWare Management Suite 2バージョン2.1.2以降のバージョンとなります。

回避策

以下のいずれかで回避が可能です。
① OAuth 認証を設定する
ApeosWare Management Suite 2 バージョン2.2.2以降をご利用の場合は、OAuth 認証を設定することで利用を継続できます。
OAuth認証の設定方法は、マニュアル「機能ガイド」をご参照ください。
すでにこの設定になっている場合は変更の必要はありません。

② アプリパスワードを設定する
パスワードの代わりにアプリパスワードを設定することで回避可能となります。
既にパスワードの代わりにアプリパスワードを設定しているお客様には影響はありません。
Google Workspaceアカウントでのメール受信を使用する場合は、POP3をご利用ください。

以下の手順でGoogleアカウントのパスワードをアプリパスワードに変更してApeosWare Management Suite 2に設定します。

  1. Googleアカウントのページにログインする。
  2. 2段階認証をオンにする。
  3. アプリパスワードを生成する。
  4. ApeosWare Management Suite 2にアプリパスワードを設定する。
    1. メール受信(メールプリント)を利用している場合
      管理画面でメールプリントを設定している論理プリンターのプロパティ画面を開き、パスワード欄にアプリパスワードを設定する。
    2. メール送信を利用している場合
      管理画面で システム設定>ネットワーク設定 を開き、[SMTP AUTH - パスワード]欄にアプリパスワードを設定する。

参考

Google社が公開するアプリパスワードの生成手順