Windowsクライアント
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従来のPostScript 形式でデータを送信するPS プリンタードライバーに加え、PDF 形式でデータを送付する、PDFプリンタードライバーがあります。
インストールの前に、あらかじめ、プリンタードライバープラグインをダウンロードしておきます。
プリンタードライバーのインストールは、OSの再起動直後に実施してください。
プリンターの作成
- プリンタードライバーのインストールは、管理者アカウントでWindowsにサインインしてください。
- プリンタードライバーを使用するには、Microsoft.NET Framework 4以降がインストールされている必要があります。
- 最新情報はプリンタードライバーに付属の「readme」ファイルを参照してください。
- Bonjour機能を使用して、プリンターの作成もできます。
Bonjour機能については、「Bonjour機能」を参照してください。
Windows 10を例に説明します。
お使いの機種によっては表示画面が異なります。
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ダウンロードした「PSDriver_GX2_PPD.exe」(PDF プリンタードライバーは「PDFDriver_GX2_PPD.ex」)をダブルクリックして、展開します。
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展開したフォルダー内の「Setup.exe」をダブルクリックします。
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各項目を設定し、[OK]をクリックします。
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プリンター
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プリンター名
デフォルトでは、プリンタードライバーの名称が表示されます。
必要に応じて、変更します。
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プリンター名
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プリンターポート
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新しいポートの作成名
新しいポートで、プリンターを作成します。<ホスト名またはIPアドレス>
Print ServerのIPアドレスを入力します。<キュー名の選択>
接続するPrint ServerのTCP/IP用の論理プリンター名を選択、または入力します。<ポート名>
Windowsのポートに表示されているポート名を入力します。 デフォルトでは、IP アドレスとキュー名の入力に連動して、「IP アドレス_ キュー名」のように表示されます。 -
既存のポートを使用
使用するポートを選択します。
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新しいポートの作成名
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プリンター共有
プリンターを共有するときは、[このプリンターを共有して、ネットワークのほかのコンピューターから検索および使用できるようにする]を選択し、[共有名]、[場所]、および[コメント]を入力します。
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プリンター
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次のダイアログボックスが表示された場合は[インストール]をクリックします。
共有プリンターを使う場合
共有プリントでは、NetBIOS over TCP/IPが開いている必要があります。
NetBIOS over TCP/IPについては、『GX Print Serverセキュリティ対策に関する補足情報』を参照してください。
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Windows の[スタート]→[Windows システムツール]→[コントロールパネル]→[デバイスとプリンター]を選択します。
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[プリンターの追加]をクリックします。
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プリンターを選択し、[次へ]をクリックします。
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展開したフォルダー内の「Install.bat」をダブルクリックします。
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[Bluetooth、ワイヤレス、またはネットワーク検出可能プリンターを追加する]を選択し、[次へ]をクリックします。
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共有プリンターの一覧からプリンターを選択し、[次へ]、[次へ]をクリックします。
補足- Print Serverに登録されているユーザー名と同じユーザー名でクライアントPCにサインインしている場合、[ユーザー認証]ダイアログボックスが表示されます。この場合、ネットワーク管理者に確認して、ユーザー名、パスワードを入力してください。
- 共有プリンターの一覧にPrint Serverが表示されない場合は、[探しているプリンターはこの一覧にはありません]をクリックし、Print Serverの情報を入力してください。
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[完了]をクリックします。
プリンターの削除
Windowsの[スタート]→[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]→[デバイスとプリンター]→[デバイスの削除]では削除できません。
お使いの機種によっては表示画面が異なります。
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Windowsを再起動します。
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Windowsの[スタート]→[Windows管理ツール]→[印刷の管理]をクリックします。
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左側のツリーで、[プリントサーバー]→コンピューター名→[プリンター]をクリックします。
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削除するプリンターを右クリックし、[削除]を選択します。
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[はい]をクリックします。
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左側のツリーで、[プリントサーバー]→コンピューター名→[ドライバー]をクリックします。
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削除するプリンタードライバーを右クリックし、[ドライバーパッケージの削除]を選択します。
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[削除]をクリックします。
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[OK]をクリックします。
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Windowsを再起動します。
Bonjour機能
IPネットワーク内のデバイスやサービスなどを自動的に検出するBonjour機能によって、プリンターの追加が簡単にできます。 「Bonjour for Windows」がインストールされていることを確認します。
- Bonjour機能を使用するときは、Print Stationのリンクメニューの (設定)→[システム設定]→[プロトコル設定]→[Bonjour]が[起動]になっていることを確認してください。
- Bonjour機能を使用してのプリンターの作成は、プリンタードライバーをインストールしたあとに行ってください。
- Bonjour機能を使用するには、プリンターを設定するクライアントPC とPrint Server が同一のサブネット内に接続されている必要があります。
- 「Bonjour for Windows」がインストールされていない場合は、Apple Inc.のWebサイトからダウンロードして、インストールしてください。
Windows 10を例に説明します。
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デスクトップの「Bonjourプリンター ウィザード」アイコンをクリックします。
Bonjour機能が設定されているプリンターが表示されます。
補足Windowsの[スタート]→[すべてのアプリ]→[アクセサリ]→[Bonjour]→[Bonjourプリンター ウィザード]を選択しても、起動できます。
- プリンターを選択し、[次へ]をクリックします。
- [完了]をクリックします。
PDFプリンタードライバー
PostScript が持つ問題が解消され、オフィス系文書の再現性が向上します。
DTP 系のアプリケーションからプリントする場合は、PDF のパススルー方式に対応したアプリケーション(InDesign CC 2014以降、Illustrator CC 2017以降、Adobe Reader/Acrobat XI以降)を利用して、APPE(ジョブプロパティの[設定]>[処理オプション]>[RIPの種類]>[APPE]を選択する)でプリントすることを推奨します。
- PDF プリンタードライバーは、Windows 10、Windows 8.1、Windows 7(Versant 3100 Pressのみ)に対応しています。(最新の対応OSについては、弊社公式サイトのダウンロードサービスから、ご使用の機種のページをご覧ください)
- PDF プリンタードライバーでプリントエラーが発生する場合は、全ページ分のデータをスプールしてください。
- Windows クライアントのPDF プリンタードライバーで部数指定する場合、[プリント]ダイアログボックスの[プロパティ]をクリックして表示される[部数]を使用してください。[プリント]ダイアログボックスのアプリケーションが表示する部数指定は無効になります。
PDF プリンタードライバーには、制限事項があります。『ジョブプロパティ編』の「11 注意制限事項」を参照してください。