スキャンキャリブレーション
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概要
スキャンキャリブレーションは、以下の手順で実施します。
お使いの機種によっては、表示画面が異なります。
① スキャナー調整(Versant 180 Pressのみ)
必要に応じて、スキャナー調整を実施します。
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安定したスキャンを行うため、プリンターの電源を入れた直後、または節電モードを解除した直後は、10分が経過したあとに実施することをお勧めします。
スキャナー調整ファイルの新規作成
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サイドバーメニューの[キャリブレーション]→[スキャナー調整]を選択します。
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(新規)をクリックします。
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Color Scale Targeのおもて面を下に向けて、長辺と原稿ガラスの左辺を合わせて置きます。
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[スキャン]をクリックします。
Color Scale Targetがスキャンされ、スキャナー調整ファイルが作成されます。
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必要に応じて[ファイル名]、および[コメント]を入力し、[保存]をクリックします。
補足[ファイル名]には48文字、[コメント]には80文字まで入力できます。
② キャリブレーションファイルの新規作成
用紙トレイ、またはプリントに適用するキャリブレーションファイルを作成します。
作成したキャリブレーションファイルは、プリント時にジョブプロパティで選択できます。
登録可能なキャリブレーションファイルの数は、最大100個です。
ジョブプロパティでの選択方法は、『GX Print Serverユーザーズガイド - ジョブプロパティ編』の「7.1 画質調整」を参照してください。
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サイドバーメニューの[カラーリソース]→[キャリブレーション]を選択します。
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(新規)をクリックします。
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[スキャナー]をクリックします。
補足リンクメニューの[設定]→[システム設定]→[キャリブレーション設定]→[測色装置の選択設定]で、[通常使用する測色装置を登録する]にチェックが付いているときは、読み取り装置は[測色装置の選択設定]で設定されている装置が使用され、手順4に進みます。
[キャリブレーション設定]については、『GX Print Serverユーザーズガイド - サーバー設定編』の「4.7 キャリブレーション設定」を参照してください。安定したスキャンを行うため、プリンターの電源を入れた直後、または節電モードを解除した直後は、10分が経過したあとに実施することをお勧めします。
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各項目を設定し、[次へ]をクリックします。
- 原稿タイプ
スクリーン線数を選択します。 - キャリブレーションターゲット
このキャリブレーションで最終目的とするキャリブレーションターゲットを選択します。
[選択]をクリックして、キャリブレーションターゲットファイルを選択します。
デフォルトでは、紙質によって2種類のキャリブレーションターゲットを用意しています。- コート紙(M2)
コート紙用のキャリブレーションターゲットです。 - 非コート紙(M2)
非コート紙用のキャリブレーションターゲットです。
補足-
[非コート紙(M2)]はJ紙で82g/㎡を、[コート紙(M2)]はOSコート紙Wで127g/㎡を想定しています。使用する紙質に、より近いキャリブレーションターゲットを選択してください。
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独自のキャリブレーションターゲットを作成して登録している場合は、それらのキャリブレーションターゲットを選択できます。
キャリブレーションターゲットの設定方法については、『GX Print Serverユーザーズガイド - カラー調整編』の「3.3 キャリブレーションターゲットファイルの設定」を参照してください。
- コート紙(M2)
- 用紙トレイ
キャリブレーションチャートをプリントする用紙トレイを選択します。選択する用紙トレイには、キャリブレーション対象用紙をセットしてください。
非コート紙、コート紙、キャストコート紙、マットコート紙以外の用紙種類は使用できません。補足用紙トレイにA4サイズ以上の用紙をあらかじめセットしておいてください。
スキャンの用紙サイズ検知が可能な用紙サイズで、チャートをプリントしてください。
例:プリンター本体の操作用UIの[サイズ検知切り替え]で、[インチ系]が選択されている ときは、A4サイズのチャートを読み取れません。
- 原稿タイプ
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キャリブレーションチャートをプリントする場合は、 [部数]と[排出先]を選択し、[プリント]をクリックします。
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キャリブレーションチャートがプリントされたら、[次へ]をクリックします。
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キャリブレーションチャートのおもて面を下に向けて、原稿ガラスの左奥に矢印が向くように置きます。
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キャリブレーションチャートの上に、チャートと同じサイズの白紙を5枚以上重ねて置きます。
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Versant 180 Pressの場合、[スキャナー調整ファイル]で[ファイルを選択]を選択したときは、[選択]をクリックして、使用するスキャナー調整ファイルを選択します。
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[スタート]をクリックします。
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[結果表示]ダイアログボックスに表示された結果に問題がないときは、[保存と割り当て]をクリックします。
- 単色キャリブレーション
- 3Dキャリブレーション
[平均色差]、または[全域平均色差]の値、および[濃度]の青い線の形状を確認します。
グラフをダブルクリックすると、グラフ部分が拡大表示されます。- 繰り返し処理(初回は[確認])
キャリブレーションが繰り返されます。
作成したキャリブレーションファイルをプリントに適用して確認する場合、またはより正確なキャリブレーションファイルを作成するときに使用します。補足青い線が大きく波打ちしたり、最大点(右端)が赤い線の最大点を大きく下回ったりする場合、[平均色差]、または[全域平均色差]の値が大きい場合には、繰り返し処理を行ってください。
- 表示結果の保存と割り当て
繰り返し処理後の結果表示画面に表示されます。
結果表示画面で確認した精度のキャリブレーションファイルが保存されます。 - 保存と割り当て
キャリブレーションが初回の場合は、繰り返し処理をせずにキャリブレーション結果が保存されます。
繰り返し後に作成されたキャリブレーション精度を結果表示画面で確認せずに保存します。
- 繰り返し処理(初回は[確認])
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必要に応じて、[キャリブレーションファイル名]、および[コメント]を入力し、[保存]をクリックします。
補足-
[キャリブレーションファイル名]には48文字、コメントには80文字まで入力できます。
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キャリブレーションファイルを作成しただけではプリントに反映されません。プリントにキャリブレーションを反映させるには、用紙トレイまたはジョブにキャリブレーションファイルを割り当てる必要があります。
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[選択されている用紙トレイに割り当てる]にチェックが付いていると、ファイルの保存と同時にファイルの割り当てが行われます。チェックを外したときは、あとから割り当てることもできます。『GX Print Serverユーザーズガイド - カラー調整編』の「3.2 キャリブレーションファイルの設定」を参照してください。
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- 単色キャリブレーション