Mount/VFStabを行って、他のシステム上でフォルダを共有する
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FreeFlow保存ジョブにアクセスしやすくしたり、FreeFlowより多くのハード・ドライブ空き容量のあるシステム上に大きなジョブを保存できるようにするために、他のシステム上のフォルダを共有化するには、Mount/VFStabを実行します。 この機能は、FreeFlowシステムをリロードしなければならない場合にジョブを保存しておくのにも役立ちます。
以下の手順では、プリンタ上にディレクトリをマウントする方法について説明しています。 vfstabを編集するには、ディレクトリをマウントするためのviやtexteditorといったテキスト・エディタを使用します。
注記
以下の例では、DigiPathがデバイスである場合のvfstabの編集方法について説明します。 デバイスとしてDigiPathを使用していない場合は、記載された情報を、マウントに使用しているデバイスに読み替えてください。
viを使用してvfstabを編集するには:
FreeFlow表示画面にて、メニューの[システム]をクリックし、プルダウン・メニューから[Unix 端末エミュレータ...]をクリックします。
「vi /etc/vfstab」と入力し、キーボードのEnterを押します。 下矢印を使用して、「fd」で始まる行の下に移動します。
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「o」と入力して新しい行を追加し、以下を入力します。
device to mountには、対象システム・デバイスのディレクトリを入力し、キーボードのTabキーを押します。
device to fsck(ファイル・システム・チェック)には、 「-」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
mount pointには、保存ディレクトリを入力し、 「/var/spool/dino」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
FSには、 「nfs」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
Fsck pass(ファイル・システム・チェック)の場合は、 「-」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
mount at bootには(この場合は「はい」または「いいえ」となります)、 「yes」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
mount options(許可)には、 「bg,soft」と入力します。
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ESCキーを押し、[:]キーを押して、 「wq!」と入力します。
注記
ESCキーを押すとエディタの挿入から抜け、「:」キーを押すと ファイル・システム・コマンド・モードから抜け、「wq!」と入力すると書き込み、終了、オーバーライドを行います。
エディタを使用してvfstabを編集するには:
「/usr/openwin/bin/textedit /etc/vfstab」と入力します。
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最終行に移動します。
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「dino:/c/DigiPath/Decomp」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
注記
この操作はdevice to mountに対するものですので、DigiPathのディレクトリを入力します。 デバイスに応じてこの入力は異なります。
device to fsck(ファイル・システム・チェック)には、 「-」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
mount pointには、保存ディレクトリを入力し、 「/var/spool/dino」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
FSには、 「nfs」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
Fsck pass(ファイル・システム・チェック)の場合は、 「-」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
mount at bootには(この場合は「はい」または「いいえ」となります)、 「yes」と入力し、キーボードのTabキーを押します。
mount options(許可)には、 [bg,soft]と入力します。
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メニューの[ファイル]をクリックし、プルダウン・メニューから[保存]をクリックして、/etc/vfstabファイルをディクスに保存します。
メニューの[ファイル]をクリックし、[Quit]をクリックします。
vfstabの入力例:
#device device mount FS fsck mount mount
#to mount to fsck point type pass at boot options
dino:/c/Digipath/Decomp - /var/spool/dino nfs - yes bg,soft
注記
「#」で始まる行はコメントです。これらは、さらに説明を行うために存在しており、システムでは無視されます。