発信元名などの自局情報を変更したい
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ファクス設定は、機械管理者モードで行う必要があります。
設定の流れ
機械管理者モードに入る
機械管理者モードとは、本機の管理者が機能の設定や変更などを行い、使用環境を管理するための機能です。機械管理者モードに入るには、機械管理者IDやパスワードが必要になります。
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<認証>ボタンを押します。
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数字ボタン、または表示されるキーボードを使って、機械管理者IDを入力し、[確定]を押します。
補足- [認証/セキュリティ設定]の[認証の設定]の[パスワードの運用]で[パスワード使用‐パネル入力時]を[する]に設定している場合は、パスワードの入力が必要です。
- パスワードを入力する場合は、[次へ]を押し、機械管理者のパスワードを入力して[確定]を押します。
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操作パネルのディスプレイの認証状態表示エリアが、[機械管理者]になったことを確認します。
補足- ユーザーが認証されると<認証>ボタンが点灯します。
- 機械管理者の認証に失敗すると、次のメッセージが表示されます。
「認証できませんでした。機械管理者IDを入力してください。」 - 機械管理者の認証に、設定回数を超えて失敗すると、次のメッセージが表示されます。
「認証失敗回数が制限値を超えました。これ以上操作できません。」- 本機を再起動すると、失敗した回数はリセットされます。
- アクセス拒否状態を解除するときは、本機の電源を切り、操作パネルのディスプレイが消灯してから、もう一度電源を入れ直してください。
設定を変更する
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メニュー画面の[仕様設定/登録]を押します。
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[仕様設定]>[ファクス設定]>[自局情報]を押します。
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変更したい自局情報(ここでは[発信元名])を選び、[確認/変更]を押します。
補足- [発信元名]は、通常のファクス送信の発信元記録や送信シートなどにプリントされる自局の名称です。
- 回線(ポート)を指定したファクス送信、またはIPファクス(SIP)送信でも、[回線1~3発信元名]や[回線SIP発信元名]が未登録の場合は、この[発信元名]が使用されます。
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全角30文字以内で[発信元名]を入力し、[決定]を押します。
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メニュー画面が表示されるまで、[閉じる]を押します。
補足- [仕様設定]以降または[登録/変更]以降の機能を設定したあとで、<メニュー>ボタンを押すと1回でメニュー画面に戻ります。
装着されているオプションによって、表示される項目が異なります。
G3通信で使用できる回線は、回線1、回線2、回線3で、最大3回線です。
発信元名、G3ID(ファクス番号)、G3ダイヤル種別、G3回線種別を設定できます。
次の初期値が設定できます。
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自局名
自局の名前を自局名として登録します。
自局名は、相手側のディスプレイや通信管理レポートに表示されます。ただし、相手機によっては表示されないことがあります。
ディスプレイに表示されるキーボードと<数字>ボタンを使って、半角20文字以内で指定します。
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発信元名
発信元の名前を登録します。発信元名は、発信元記録や送信シートなどにプリントされる自局の名称です。
ディスプレイに表示されるキーボードと<数字>ボタンを使って、全角30文字以内で指定します。
回線(ポート)を指定したファクス送信、またはIPファクス(SIP)送信でも、[回線1~3発信元名]や[回線SIP発信元名]が未登録の場合は、この[発信元名]が使用されます。
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受信パスワード
受信パスワードは、ファクスを送信してくる相手を制限したいときに設定します。
受信パスワードを設定すると、Fコードで正しい受信パスワードを指定して送ってくる相手だけ、受信やポーリングを受け付けます。Fコード機能を持っていないファクスなどからは、受信できなくなるので、注意してください。
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回線1~3発信元名
回線1~3の発信元の名前を登録します。発信元名は、発信元記録や送信シートなどにプリントされる自局の名称です。
ディスプレイに表示されるキーボードと<数字>ボタンを使って、全角30文字以内で指定します。
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回線1~3 G3ID(ファクス番号)
回線1~3のG3通信をする場合のG3IDを登録します。G3IDには、通常、自局のファクス番号を設定します。
ディスプレイに表示されるキーボードと<数字>ボタンを使って、20桁以内で指定します。
G3ID(ファクス番号)は、20桁以内で0~9、+、スペースが使用できます。
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回線1~3 G3ダイヤル種別
回線1~3のダイヤル種別を設定できます。
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PB
プッシュ回線です。
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10pps
ダイヤル回線です。
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20pps
ダイヤル回線です。
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回線1~3 G3回線種別
回線1~3の回線種別を設定できます。
注記- 工場出荷時は[NTT]が設定されています。通常はこの設定を変更しないでください。
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NTT
一般電話回線や構内交換回線などをお使いで、ダイヤルトーン*を検出したら発呼させたい場合に選択してください。
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PBX
構内交換回線などをお使いで、ダイヤルトーン*を検出できなくても発呼させたい場合に選択してください。
- *ダイヤルトーンは、交換機から発信される音です。交換機と正常につながったことを示します。
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回線SIP発信元名
IPファクス(SIP)の発信元の名前を登録します。発信元名は、発信元記録や送信シートなどにプリントされる自局の名称です。
ディスプレイに表示されるキーボードと<数字>ボタンを使って、全角30文字以内で指定します。
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回線SIP G3ID
IPファクス(SIP)をする場合の相手局に送信するG3IDを登録します。
ディスプレイに表示されるキーボードと<数字>ボタンを使って、20桁以内で指定します。