弊社商品におけるWindows印刷スプーラーの脆弱性対応による影響について
2021年10月29日
お客様各位
平素より、弊社商品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
2021年1月以降Windows印刷スプーラーに関連する脆弱性への対応として、これまでマイクロソフト社より複数の更新プログラムが提供されてまいりましたが、2021年8月と9月の更新において、一部の弊社商品でこれまでと異なる動作になることを確認しましたのでご案内いたします。
2021年8月にWindows 印刷スプーラーの脆弱性である「PrintNightmare」(CVE-2021-34481)の対策として、マイクロソフト社よりWindowsセキュリティ更新プログラム『KB5005652』がリリースされました。この更新プログラムを適用した環境では、ポイントアンドプリント(共有プリンター)の新規インストールおよびバージョンアップ時に管理者権限が必須になりパスワード等が要求されるようになりました。
2021年9月にWindows 印刷スプーラーにおけるなりすましの脆弱性(CVE-2021-1678)の対策として、マイクロソフト社よりWindowsセキュリティ更新プログラム『KB4599464』がリリースされました。この更新プログラムを適用した一部の環境で、ApeosWare Management Suite及びApeosWare Management Suite 2の共有プリンターにクライアントPCから印刷を行うとエラーが発生することを確認いたしました。
上記現象の詳細については、以下をご参照ください。
- ポイントアンドプリント環境でのドライバーインストールについて
- ApeosWare Management Suiteにおける印刷エラーについて
- ApeosWare Management Suite 2における印刷エラーについて
お問い合わせ先
富士フイルムビジネスイノベーションお客様相談センター
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