ポイントアンドプリント(共有プリンター)環境でのドライバーインストールについて
2021年10月29日
2021年8月にWindows 印刷スプーラーの脆弱性「PrintNightmare」(CVE-2021-34481)の対策として、マイクロソフト社よりWindowsセキュリティ更新プログラム『KB5005652』がリリースされました。この更新プログラムを適用した環境では、ポイントアンドプリント(共有プリンター)の新規インストールおよびバージョンアップ時に管理者権限が必須になりパスワード等が要求されるようになりました。
本現象について、弊社プリンタードライバーで発生する現象の説明とマイクロソフト社の対応について以下のとおりご案内いたします。
環境条件
Windows 10、Windows Server 2019、Windows Server 2016において、2021年8月10日にマイクロソフト社から公開されたセキュリティ更新プログラム(2021年8月のセキュリティ更新プログラム KB5005652)を適用した環境かつ、ポイントアンドプリント環境でプリンタードライバーを利用する環境
対象ドライバー
共通プリンタードライバーを除く、弊社が提供するプリンタードライバー
発生する現象
ポイントアンドプリント環境で管理者権限がないクライアントにおいて、ドライバーインストール開始時に管理者権限を要求する警告メッセージが表示されます。
発生するユースケース
- 新規に共有プリンターをインストールする時
- 共有プリンターのサーバーを利用して、クライアント上のプリンタードライバーをバージョンアップする時
マイクロソフト社の対応
対応詳細については、マイクロソフト社が公開している以下の情報をご覧ください。
内容をご確認の上、お客様環境に合わせて対策方法についてご検討をお願いいたします。
マイクロソフト社ページ
お問い合わせ先
富士フイルムビジネスイノベーションお客様相談センター
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