イベントレポート

Bridge for Innovation 2023開催
マーケティングDXアプローチをご紹介しました

年1回開催される弊社最大のイベント「Bridge for Innovation 2023」が、2023年8月13日大阪会場を皮切りに全国で開催されました。本イベントは、DXを推進する上でのお客様課題に対し、最適解となる弊社ソリューションを、業務システムや各種デジタル系法対応、ITサポートからセキュリティまで、さまざまなテーマに沿って取りそろえた総合フェアです。

各会場とも、多くのお客様にご来場いただきました。そして時勢でしょうか、電子帳簿保存法関連のソリューションに多くのお客様が関心を寄せていただき、ブースが賑わいを見せていたように思います。

その中で、マーケティングDXアプローチは、東京、大阪、名古屋の3会場で、販促におけるデータ活用をテーマにした講演と、サービス・ソリューション商品の展示で参加をしました。データを活用した販促物のサンプルを準備し、手に取っていただきながら、その仕組みやサービスの内容をお客様に体感いただきました。

講演販促担当者必見!
「デジタル×アナログ」で実現するマーケティングDX実践事例

今回は久々のリアル対面での講演でした。お客様の顔をみながらお話しさせていただくのは緊張しますが、やはり楽しいです。より具体的な実践例をご紹介したい!と考え、講演内容は事例のみとし、提供しているサービス商品やソリューション商品の説明は無しの構成としました。そして、実際に案件を担当しているSEが講師に立ち、よりリアルな声を伝えさせていただきました。

講演でご紹介した事例1:アシックスジャパン株式会社様

POSデータとWEBアクセスデータを一元化。統合データから顧客を分析し、各層の特徴とDM反応率から発送対象者を選別し、戦略を持った販促を実施しています。さらに、DMからWEBサイトに誘導し、誘導先で購買を後押しする情報を出し分けたところ、WEBサイトに訪問した人としていない人で店舗での購買率に約3倍の差がでました。今後も店舗とサイトの相互回遊により、さらなる顧客体験向上を目指されています。

講演でご紹介した事例2:株式会社新潟味のれん本舗様

通販で顧客の気持ちが一番ホットになるのは、商品が届いたその瞬間。商品到着タイミングでの顧客接点を有効に活用するために、購買データを活用したOnetoOneお届け明細書を商品に同梱しました。顧客ごとに情報を変えられることでニッチ商品のクロスセルに成功、さらに、同梱チラシ削減の効果も!データ活用の考え方が根付き、さらなる改善を目指されています。

他にも2事例を加え、計4事例をご紹介した45分間のセミナー講演では、参加頂いたお客様から以下のようなお声を頂きました。

  • 頼る部分は専門家に頼った方が効率が良く、集客+認知拡大につなげられると感じた
  • データ分析やオフラインコミュニケーション準備の時間を減らし、創造的な作業に時間をかけるべきと再確認した
  • 自社内がどのようになっているか、改善できるところがあるか、確認したいと思った

ご紹介した事例では、マーケターの方々が施策のPDCAを効率よく回すために、弊社はデータ分析や課題整理や各種実装作業を支援させて頂いています。その支援効果が事例を聞いたみなさまに伝わっていれば嬉しく思います。

展示 最適な顧客体験を発信するための
「マーケティングの仕組み」を展示

Marketing Cockpitコンサルティングサービス

マーケティング担当者様とコミュニケーションを取りながら、顧客データを統合、分析し課題の整理を行う、伴走型PDCA支援サービス「Marketing Cockpitサービス」をご紹介しました。

このサービスでは、顧客接点の中心となるWEBサイト訪問者の行動を分析し、サイト目的のボトルネックになっている課題のリストアップと施策実行を支援します。ブースにお越しいただいたお客様には、サービスの紹介と合わせ、紙チラシのQRコードからアクセスした際に、チラシ毎に異なるWEBコンテンツが表示される動きを体感頂きました。

  • Marketing Cockpitサービスを詳しく見る https://www.fujifilm.com/fb/solution/ondemand/navigation-mktg/mcock
  • One to One 明細書ソリューション

    一人ひとりに合わせた販促情報をのせたカスタマイズ明細書を実現し、販促情報の閲覧率/反応率を高めるソリューション「One to One コミュニケーション明細書」をご紹介しました。

    このソリューションは、明細書を顧客とのコミュニケーションツールに変えていくことで、顧客接点の改善だけでなく、同梱チラシの削減という効率化の側面も支援します。お客様にOnetoOneになった明細書サンプルを手に取って頂き、顧客毎に切り替わっているコンテンツを見て頂くことで、その仕組と方法を具体的にイメージ頂きました。

  • One to One 明細書 ソリューションを詳しく見る https://www.fujifilm.com/fb/solution/ondemand/navigation-mktg /onetoone
  • 最後に マーケティングDXアプローチを、さらにお客様に届けしたい

    講演や展示を通して、来場いただいたお客様から、

    「御社は、WEB分析なんてこともやっているんですね」
    「確かに、データを使いたいと思っていても、なかなか実行できないです。こんな支援もしているですね」

    というお声を多数いただきました。このお声を聴き、もっとマーケティングDXアプローチをお客様に届けていかなくては!と気持ちを新たにしました。「ビジネスDX、結構得意なので相談してほしい」という当社CMに負けず、お客様に気軽に相談頂けるよう、精進したいと思います。

    ご来場いただいた皆様、お忙しい中、足を運んでいただき、ありがとうございました。少しでも皆さんのお仕事の参考になっていれば嬉しく思います。

    講演でご紹介した「アシックスジャパン様」「新潟味のれん本舗様」の2事例は、以下でもお読みいただけます。

  • アシックスジャパン様:宣伝会議主催登壇事例はこちら https://www.fujifilm.com/fb/solution/ondemand/navigation-mktg/seminar-20220608
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  • 新潟味のれん本舗様:お客様導入事例はこちら https://www.fujifilm.com/fb/solution/ondemand/navigation-mktg/column-jirei-20220819