2024.11.15

履歴書写真の撮り方|基本ルールと服装・髪型などのポイント

履歴書

履歴書の写真は就職やアルバイトの面接など、第一印象につながる大切な写真です。好印象を与えるために、どのような服装や髪型で撮影したらいいかお悩みの人もいるのではないでしょうか。

履歴書の写真は基本ルールや服装・髪型などのポイントを押さえることが大切です。また、撮影方法にも種類があり、用途によって押さえるべきポイントが異なります。今回は履歴書写真の撮り方や服装、髪型のポイントなどをOK例・NG例と共に解説します。

履歴書の写真で押さえておきたいルールは以下の4つです。

  1. 写真のサイズ
  2. 写真の背景
  3. 写真の有効期限
  4. 写真の裏に名前を記載

それぞれ詳しく解説します。

1:写真のサイズ

履歴書の写真サイズは縦40mm×横30mmが一般的です。履歴書の写真貼り付け枠には「縦36~40mm、横24~30mm」などのサイズが記載されている場合がほとんどです。そのため、枠内にキレイに収まるサイズで印刷するようにします。

写真スタジオで撮影する場合は、履歴書用と伝えれば指定サイズに合わせて撮影してくれます。しかし、スピード写真や自分で撮影する場合は注意が必要です。パスポート用など他のサイズを誤って選択してしまわないよう、必ずサイズを確認しましょう。

サイズを間違った場合は、撮り直した方が無難です。自分でカットして調整するとバランスが悪くなり、写真の印象が落ちてしまう可能性があります。

2:写真の背景

履歴書用の写真の背景は、ブルー・グレー・白のいずれかがベストです。スタジオで撮影する場合はプロに任せても良いでしょう。一方、スピード写真機や自分で撮影する場合は肌の色味や服装との兼ね合いで判断します。

白だと雰囲気が明るくなり、ブルーは表情がくっきりと映ります。グレーは落ち着いた雰囲気です。ただし、白は明るくなり過ぎる場合もあり、肌色によってはぼやけて見える可能性があります。

3:写真の有効期限

履歴書の写真の有効期限は3ヶ月以内です。期限を超えると髪型や体重などに変化が生じてしまい、面接の時に写真と印象が異なってしまう場合もあります。

そのため、撮影日から月日が経過してしまった時には、改めて撮影することをおすすめします。

4:写真の裏に名前を記載

履歴書に写真を貼る前には、必ず写真の裏面に名前と撮影日を記載しましょう。これは、郵送や採用担当者のチェック時に写真が剥がれてしまうことがあるためです。あらかじめ名前を記載しておけば、万が一剥がれた時でも履歴書の名前と照らし合わせられます。

名前を記載する時に使うペンは、黒の細い油性マジックがおすすめです。ボールペンは筆圧で写真の表側に凹凸が生じるため、避けると良いでしょう。

履歴書の写真で好印象を与えるためには、服装や髪型、表情など意識すべきポイントがあります。ここでは、真面目さや清潔感といった好印象を与えるために、意識すべきポイントをそれぞれ解説します。

履歴書写真のOK例・NG例

姿勢

1つ目のポイントは姿勢です。姿勢が左右に傾いていたり猫背になっていたりすると、だらしなく見えてしまう可能性があります。

正面に向かって背筋を伸ばし、猫背や左右への傾きがないか、顔が前に出過ぎていないかなどを確認しましょう。事前に鏡で姿勢の歪みがないか調整すると、撮影時にも意識しやすくなります。

表情

2つ目のポイントは表情です。好印象を与えるには、口は閉じて口角を上げ、自然に微笑むような表情を意識しましょう。上目遣いや見下ろすような視線にならないよう注意し、目線はカメラに向かってまっすぐ向くようにします。

表情に乏しかったり、反対に歯が見えるほど笑ったりすると印象が悪くなってしまいます。うまく表情がつくれるよう、撮影前に鏡で練習しておくことをおすすめします。

服装

3つ目のポイントは服装です。就職やアルバイトなど状況にもよりますが、基本的には面接に着ていける服装を意識して選ぶと安心です。

服装を選ぶ際には、以下のようなポイントを意識しましょう。

  • 服のサイズはジャストサイズにする
  • シャツのボタンは閉める
  • ジャケットのボタンの位置とネクタイやシャツの中心線を揃える(男性)
  • インナーは胸元が見え過ぎないものを選ぶ(女性)

就職活動の場合はスーツが基本ですが、パートやアルバイトの場合はスーツでなくても問題ありません。ただし、きちんとした印象の服装を選ぶ必要があります。例えば、赤などの派手な色や柄物、Tシャツやパーカーなどラフ過ぎるものは避けるのがおすすめです。迷ったらシャツやブラウス、ジャケットなどを着用すると良いでしょう。

髪型

4つ目のポイントは髪型です。寝癖や無造作風ヘアではなく、自然に整えた髪型にします。染めた髪が伸びてムラになっている場合は、撮影前に染め直したり、目立たないよう工夫しましょう。

また、男性の場合は具体的に以下のような点を意識しましょう。

  • スーツの生地やハリ感に負けないよう、オイルやワックスで自然な艶を出す
  • 髪がツンツンに立ち過ぎないよう、ナチュラルなセットを心がける
  • 耳周りのボリュームを抑えてスッキリした印象にする

女性の場合は以下のような点を意識します。

  • 髪を結ぶ場合、耳より少し上でまとめる
  • ショートやボブの場合は耳周りの髪を耳にかける、ハーフアップにするなどして表情が見えるようにする

メイク

5つ目のポイントはメイクです。履歴書の写真では、清潔感のあるナチュラルメイクがおすすめです。

健康的な印象を与えられるように、チークや口紅で血色感をプラスします。また、写真撮影ではフラッシュで色が飛びやすいため、アイメイクや口紅、チークはやや濃いめが適しています。ただし、派手になり過ぎると真面目な印象が損なわれるため注意しましょう。

履歴書写真の撮影方法

履歴書写真の撮影方法は主に以下の3つです。

  • 写真スタジオ
  • スピード写真機
  • 自分で撮影

従来は写真スタジオかスピード写真機が一般的でしたが、最近はスマートフォンで撮影してコンビニなどで印刷する人も増えています。

主な撮影方法のメリット・デメリットを表にまとめました。

  写真スタジオ スピード写真機 自分で撮影
クオリティー
価格 2000~1万円 800円前後 印刷代のみ
所要時間 1時間程度 5~10分 2~3分
メリット
  • 仕上がりがキレイ
  • 撮影データがもらえる
  • プロがアドバイスしてくれる
  • すぐに撮影・印刷できる
  • 安くて早い
  • ガイドや簡単なアドバイスがある
  • 手軽に撮影・印刷できる
  • 自分でデータの加工ができる
デメリット
  • 料金が高い
  • 時間がかかる
  • のっぺりした印象になる
  • 客観的なアドバイスはない
  • 角度や光の調整が難しい
  • 手抜きに見える可能性がある

セブン‐イレブンのマルチコピー機では、履歴書写真に適した「証明写真プリント」の印刷が可能です。サイズが選べるため履歴書の写真はもちろん、資格試験やマイナンバーカード作成時にも便利です。また、証明写真プリントでは美肌処理機能も利用できます。

証明写真プリントでは、以下の4種類のサイズが選べます。

  • 4×3cm 4コマ
  • 3×2.4cm 6コマ
  • 4.5×3.5cm 4コマ
  • 5×5cm 2コマ

証明写真プリントを使うには、以下の無料アプリが必要です。

  • セブン‐イレブン マルチコピー

印刷する写真を「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリに登録して印刷用のQRコードを取得します。あとはマルチコピー機の案内にしたがって操作すると、印刷できます。価格は1枚250円です。ただし、写真の撮影方法によってはセブン‐イレブンのマルチコピー機で印刷できない場合もあります。例えば、スピード写真機で撮影した写真は同機種でしか焼き増しできないなどデータに利用制限がある場合です。データの利用可否については事前に確認しましょう。

今回は履歴書の写真撮影について、基本ルールや撮影のポイントを紹介しました。履歴書の写真は第一印象に直結する大切な写真です。今回紹介したポイントを意識して、好印象を与えられる1枚を撮影しましょう。

また、履歴書の写真が急に必要になった時や、焼き増ししたい時にはコンビニでの印刷も便利です。セブン‐イレブンのマルチコピー機では証明写真プリントが利用できます。ぜひ、セブン‐イレブンの証明写真プリントをご活用下さい。

【関連コンテンツ】