プロダクションカラー
Jet Press 2150CFG
この機種の特長
High Quality
High Quality
Jet Press 2150CFGのおもな特長
富士フイルムグループの最新技術の結集によって、インクが浸透しにくいオフセット印刷用紙にもプレコートなしで美しいプリントを実現。
これまではオフセット印刷が主流だった書籍や雑誌の世界にも、機動性に優れたインクジェットの活躍の場が広がります。
Jet Press 2150CFGが、プリントビジネスの可能性を大きく広げます。
オフセット印刷に匹敵する高品位なプリントをデジタルで実現
高画質水性顔料インクを採用
色再現性、階調性に優れた水性顔料インクを採用。画像定着剤を添加し、さらに用紙表面での濡れおよび広がり特性の精緻な設計によって、これまでプレコート無しでは難しかったオフセット印刷用紙から、インクの浸透性の大きく異なる上質紙まで、幅広い種類の用紙にプリントが可能です。
SAMBAプリントヘッドによる高精度印字
産業用インクジェットヘッドのトップメーカーであるFUJIFILM Dimatix社の高精細プリントヘッドSAMBAを搭載。1,200×1,200 dpiのプリントを実現します。1ドットを最大4段階注1 で階調表現できるので、よりなめらかに濃度変化を再現します。
SAMBAのノズルやインク流路は、加工精度が高いMEMS注2 プロセスによって生産されており、微小インクドロップの滴量均一性と、吐出方向の正確性を実現しています。そしてVersa Drop技術注3 により、高速プリントでも微小滴から大滴まで幅広い調整を可能にし、ザラツキ感の少ない優れた粒状性と高濃度印刷を両立しています。さらに滴量混合のスクリーン技術により、吐出状態の悪いノズルで発生するランダム筋の低減および階調特性の向上を実現しています。
プリントヘッドのノズル詰まりを防ぐインク循環機構
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吐出ノズル内のインクを常に循環させることで、インクの固化によるノズル詰まりを防ぎます。これにより、インク吐出の休止後の印字抜け(かすれや筋)を発生しにくくします。
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不吐補正・濃度ムラ補正
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調整印刷を行うと本体内蔵のインラインセンサーがテストプリント画像を読み取り、インクの吐出状態が悪いノズルによる筋や、滴量のばらつきによる濃度ムラを検出します。そして本番印刷時には、画像処理によって筋やムラを補正することで、品質を維持したプリントが可能です。
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High Performance
High Performance
高い生産性、安定したプリント品質
150 m/分の高速フルカラープリント
最高150 m/分注1 、A4カット紙換算注2 で毎分1,968ページのフルカラープリントが可能です。1ジョブ数万ページの大量一括プリントも、給紙装置および巻取装置注3 との組み合わせにより高速に処理できます。請求書のようなトランスプロモなどの、大量・短納期のプリント業務において安定した処理能力と高い生産効率を発揮します。
強力な乾燥機でさまざまな用紙にプリント
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メイン乾燥機には、より大径のヒートドラムを採用。水性インクが浸透し難いオフセットコート紙にも強力な乾燥能力でインクを定着します。またオプションの補助乾燥機によって乾燥能力をさらに強化すると共に、オフセットコート紙で発生しやすい紙しわを軽減します。注4
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付属ユニットの外観と寸法
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インク供給装置
幅1,452×奥行908×高さ761 mm注1 -
インク供給圧力制御ユニット
幅1,000×奥行908×高さ1,510 mm -
補助乾燥機制御盤
幅1,200×奥行500×高さ1,100 mm -
チラー(用紙クーリング)
幅954×奥行715×高さ1,420 mm -
チラー(インク恒温)
幅954×奥行715×高さ1,420 mm
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更新情報
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2023年8月31日
プリントサーバー「Print Server for the Jet Press 2150CFG」、オプション商品「3インチエアシャフト」の販売を開始。
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2022年11月18日
Jet Press 2150CFGの販売を開始。