特長
ジョブ履歴配信とは
「ジョブ履歴配信」は、複合機のジョブ履歴をCSVファイルで取得することができる無償アプリケーションです。
ジョブ履歴配信の特長
ジョブ履歴配信は、コピーやプリントなど複合機が実行した処理の記録(ジョブ履歴)を、自動でファイルサーバーに配信したり、Webブラウザーを使ってエクスポートしたりするための機能です。本機能を利用すると、複合機のジョブ履歴を定期的に取得して管理できます。
ジョブ履歴はCSV形式のファイルで出力されるので、Microsoft Excelなどの表計算ツールを使用して集計できます。

- 注記ジョブ履歴配信は、お客様が集計するための素データをCSVファイルでご提供するものであり、CSVファイルを使って集計するツールをご提供するものではありません。
ジョブ履歴の配信
-
複合機に蓄積されたジョブ履歴を、CSV形式のファイルとしてファイルサーバーに自動で配信します。設定した日時に定期的に配信するだけではなく、複合機が保存しているジョブ履歴の数を監視して、配信していないジョブ履歴が指定した件数を超えた場合に配信するようにも設定できます。
自動配信では、配信を開始するまでに終了しているジョブの履歴が1回だけ配信されます。配信済みのジョブ履歴が重複して配信されることはありません。
配信先には、Server Message Block(SMB)プロトコルで通信するファイルサーバーを設定できます。
-
ジョブ履歴のエクスポート
-
複合機に蓄積されたジョブ履歴を、CSV形式のファイルとしてPCにエクスポートします。Webブラウザーでジョブ履歴配信にアクセスし、エクスポートするジョブ履歴の範囲を日時で指定できます。注1
-
- 注1指定した期間中に終了したジョブの履歴が、エクスポートの対象となります。処理中のジョブの履歴は、エクスポートされません。
ジョブ履歴ファイルの形式設定
-
ジョブ履歴情報を出力する文字コード、ジョブ履歴中の日時情報の形式、およびジョブ履歴のヘッダー行を出力する言語を設定できます。1件分のジョブの情報が、1行に出力されます。
出力ファイル名には、ジョブ履歴ファイルを生成した日時が付加されます。日時の形式は、複合機の設定に従います。日時以外に、任意の文字列や、複合機から取得した識別情報を付加するかどうかを設定できます。
-
ジョブ履歴の再配信
-
自動配信できなかったジョブ履歴を、手動で再配信できます。
再配信を実行すると、本来自動配信を実行するように設定していた日時が、出力ファイル名に付加されます。
たとえば、配信方法を「毎月月末23:00」に設定している状態で、2017年6月20日からSMBサーバーが停止していた場合、2017年7月10日に再配信を実行すると、ファイル名に付加される日時は「20170630_2300」になります。配信先は、自動配信の設定に従います。
-
設定情報のエクスポート/インポート
「複合機追加型アプリケーション設定複製注1 」を利用すると、本パッケージの各機能の設定情報をPCに保存したり、ほかの複合機に複製したりできます。
複製できる設定情報
エクスポート注2 /インポート注2 で複製できる設定情報は、次のとおりです。
- ジョブ履歴配信
ファイル形式設定、配信先設定、配信方法設定注3
- 注1詳しくは「複合機追加型アプリケーション設定複製」商品情報ページをご覧ください。
- 注2設定をPCに保存することを「エクスポート」、保存した設定を複合機に複製することを「インポート」と呼びます。
- 注3配信先設定のパスワードは、エクスポート/インポート対象外です。
お客様からの
お問い合わせ
ジョブ履歴配信 に関するお問い合わせを承っております。お気軽にお問い合わせください。
-
ダウンロード