製品ライフサイクル全体のCO2排出量を最大56%削減した再生型 フルカラーデジタル複合機「ApeosPort-VI C RC」シリーズ新発売
2022年9月27日
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜 直樹)は、フルカラーデジタル複合機「ApeosPort-VI C」シリーズの再生型機(リコンディションモデル)※1として、「ApeosPort-VI C RC」シリーズ6機種を本日から発売します。
本商品は、「使用済み商品は、廃棄物ではなく、貴重な資源である」という考えのもと誕生した環境配慮型商品です。当社独自のクローズド・ループ・システムで、お客様から回収した使用済みの商品を所定の基準でリユースし、品質・信頼性を保証しています。当社では、脱炭素社会の実現に向けて、性能・安全性に影響がない限り、変色・傷などがある部品もできる限り積極的にリユース活用しています。「ApeosPort-VI C RC」シリーズは、部品リユース率を最大84%(重量比)と従来の再生型機※2から大きく向上しました。新品部品の使用点数を減らすことにより製品の原材料調達に関わるCO2排出量を、新造機※3と比較して最大76%※4削減、さらに製造・輸送やお客様の使用などを含む製品ライフサイクル全体のCO2排出量を最大56%※4削減し、環境負荷を大幅に低減しています。
ApeosPort-VI C RCシリーズの主な特長
- 連続複写速度25~70枚/分(カラーA4ヨコ)まで幅広い速度レンジに対応したラインアップ。
- 業界最小クラスのトナー粒径を誇るSuper EA-Ecoトナーを採用し、1200×2400 dpiの高解像度出力を実現。
- Smart WelcomEyesでセンサーがユーザーを検知し、自動的にスリープモードを解除。「省エネ」と「使いやすさ」の両立を実現。
- 「速熱IH-Fuser」を採用※5し、スリープモードからの復帰時間5秒以下を実現。電力消費量の低いスリープモード利用と使いたい時にすぐに使える利便性を両立。
- 木質資材から得られる「セルロース」を使用したバイオベースプラスチックパーツを採用、また、外装部品の一部に再生プラスチックを採用。
クローズド・ループ・システム
当社が1995年に構築した商品企画/開発/製造段階から廃棄に至る商品のライフサイクル全体を視野にいれた循環型生産システムです。限りなく「廃棄ゼロ」を目指し、回収した使用済み商品から取り出した部品を再生技術によりリユース活用し、資源として循環させています。
富士フイルムグループは、2030年度をゴールとするCSR計画「Sustainable Value Plan 2030」の脱炭素目標として「2030年度までに原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄に至るまでの自社の製品ライフサイクル全体でCO2排出量を50%削減(2019年度比)」、「2040年度までに自社が使用するエネルギー起因のCO2排出実質ゼロ」を設定しています。
当社は、革新的な技術・商品・サービスの提供などを通じて脱炭素社会の実現に貢献していきます。
- ※1 お客様から回収した使用済みの複合機を分解・清掃し、新品同等品質または一定品質に満たない部品を交換・調整し、再製造した製品
- ※2 ApeosPort-V C R シリーズ
- ※3 ApeosPort-VI C4471
- ※4 ApeosPort-VI C4471 RCにおいて新造機を100%とした場合
- ※5 ApeosPort-VI C2271 RC、C3371 RC、C4471 RC、C5571 RCに採用
ApeosPort-VI C RCシリーズ 仕様・標準価格
商品名 | 標準価格 (税別) |
連続複写速度 (A4ヨコ) |
備考 |
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ApeosPort-VI C7771 RC | オープン | カラー70枚/分 モノクロ70枚/分 |
コピー・プリント・スキャン・ファクス機能搭載 1パス両面自動読み取り |
ApeosPort-VI C6671 RC | カラー65枚/分、 モノクロ65枚/分 |
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ApeosPort-VI C5571 RC | カラー55枚/分、 モノクロ55枚/分 |
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ApeosPort-VI C4471 RC | カラー45枚/分、 モノクロ45枚/分 |
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ApeosPort-VI C3371 RC | カラー35枚/分、 モノクロ35枚/分 |
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ApeosPort-VI C2271 RC | カラー25枚/分、 モノクロ25枚/分 |