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日本

ポータブルエコーのインタビュー

ベッドサイドで問題解決・患者さんの苦痛軽減につなげる 看護の現場におけるポータブルエコー活用

このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

看護 / 病棟
京都民医連中央病院
看護師 堀江 晃 氏
看護師 塚本 悠季 氏

というのも、手探りであったためにこれまで患者さんに与えてきた不要な苦痛を、減らすことができるからです。私が担当している患者さんで、エコーで確認しながら、膀胱に尿が150ml以上溜まった場合だけ導尿している方がいます。この方の場合、もしもエコーがなかったら、機械的に8時間ごとに管を入れて導尿するという処置をしていたはずです。管を入れてみて「残尿はないですね」という処置は、苦痛を与えるだけでなく、尿管を傷付けるリスクを無駄に増やすことにもなります。エコーによって、尿の量をはかり「様子をみましょう」という判断ができる。患者さんにとってのメリットはとても大きいと言えます。

また、自分たちで判断がつかず医師にコンサルする場合でも、「排尿がありません」という状況を伝えるだけではなく、エコーでの所見をもとにアセスメントし報告することができます。また、患者さんへの状況の説明も自信をもって行うことが可能になり、患者さんの安心感を高めることにもつながると思います。

販売名

FWUシリーズ

認証番号

301ABBZX00003000