このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
OPERADA Openならではの手術支援ソリューション
オープンMRIが手術室のワンルーム化を実現します。
漏洩磁場5ガウスラインをMRIの中心から前方および左右2.0m以下(ただし上方および後方を除く)に抑えることにより、手術室内へのMRIの設置が容易になりました。
回転式手術台と組み合わせることにより、手術中に患者を簡便にMRIに移送できます。
コンパクトな設置性で、手術室内のスペース有効活用と効率的な手術室運用をサポートします。
ワンルーム・ソリューション
レイアウトから運用まで、使い勝手と効率のよい手術環境の実現をサポートします。
患者移動の距離
1ルーム方式により手術位置からMR撮像位置までの短い患者移動が提案出来ます。
初期設備費の低減
手術とMR撮像が1ルーム内で行えるため、初期設備費を抑えた省スペースの提案が可能です。
維持管理費の低減
永久磁石型オープンMRIは冷却用液体ヘリウムや冷凍機が不要なため、維持管理費を抑えた提案が可能です。またクエンチして運用に支障をきたすリスクもありません。
オープンMRIは開口部が広いため、撮影中でも患者の様子を目視でき、容体の変化にいち早く対応可能です。垂直磁場型のため漏洩磁場が狭く、5ガウスラインも明示することで周辺手術機器の吸引リスクを低減します。
永久磁石方式のMRI装置は、経年変化に強く、磁場がほとんど変わりません。また、冷凍機が不要で超電導MRI装置と比べて消費電力も小さく、ランニングコストを低減できます。
頭部用分割コイルが高感度MR画像と術野確保を両立
脳神経外科手術では、手術台に備え付けた頭部固定具にソレノイド型の頭部用分割コイルのフレームを装着して併用可能です。術野の確保と高感度な術中MR画像を両立します。術中MRIによりブレインシフト後の画像を取得し、術前画像に比べより正確な位置情報を提供。高い精度を要求される脳神経外科手術において、外科医の意思決定をサポートします。
脳外科手術での脳腫瘍範囲可視化の必要性
脳腫瘍摘出術では5年生存率を高めるために摘出率を最大にするとともに、術後合併症を最小とするための機能領域を温存することが求められます。
腫瘍と正常組織の位置関係を知るにはMRI画像が有効であり、また、術者が手術操作している位置を正確に把握するには、画像上に術具の位置を表示する手術ナビゲーションシステムが効果的です。
MRI装置を設置した手術室では以下の効果が期待されます。
(1)最新画像データをアップデートしたナビゲーション支援
(2)低磁場MRIの適用により特殊な手術器具が不要で従来の手技・術具を利用できる
(3)患者の高い完治率への期待
(4)リスクを低減したエビデンスベースの治療
OPERADA Openは、Sentinelカスタマーサポートに対応しています。Sentinelカスタマーサポートは、MRI装置の状態を把握して、常に安心してお使いいただけることをめざしたシステムです。
- 販売名
術中MRイメージング装置 OPERADA Open
- 医療機器認証番号
230ABBZX00031000