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医療従事者向け情報

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次世代型薬剤識別システム

PROOFIT iQ : 概要

スマホで撮影した薬剤をタップするだけでAI識別し、富士フイルム独自の刻印・文字強調マスタ画像と比較することで簡単・正確な薬剤識別を実現。

このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

薬剤識別業務の安心・安全と効率化の両立を支援

錠剤の種類を判定し、刻印まではっきり表示できる一包化監査支援システムPROOFIT 1D Ⅱを提供している富士フイルムが、その技術・ノウハウをスマホに活用した次世代型薬剤識別システム「PROOFIT iQ」。

持参薬の鑑別では、「一包化薬のAI識別」機能に加えて、ご要望の声が多い「PTPバラのAI識別」機能も搭載。また「裸錠の仕分け」にも活用できます。さらに医薬品マスタやAIモデルの自動更新、識別した医薬品情報の表示や電子カルテシステムなどへの識別結果連携機能も提供。正確な薬剤識別とほかシステムへの結果入力の時間短縮に寄与します。

必要な機能はすべてスマホに搭載しているので、平常時でも災害時医療救護所でも利用できる、次世代型のソリューションです。

PROOFIT iQを搭載したスマホで錠剤を撮影する場面です。​

一包化錠剤のAI識別精度は97%

一包化監査支援システムPROOFIT 1Dシリーズで収集した、8,000種以上の薬剤画像をAI技術の一つであるディープラーニングに基づきAI学習に利用。スマホで撮影した薬剤をタップするだけでAI識別し、富士フイルム独自の刻印・文字強調マスタ画像と比較することで、簡単・正確な薬剤識別を実現します。一包化された錠剤のAI識別精度は97%*1。識別速度は0.05秒以内*1です。

  • *1 富士フイルムメディカル社内評価結果。AI識別精度とは、AI技術が導き出した5種の薬剤に正解が出現する確率。対象薬剤がAI学習済であり、かつ、対象薬剤の刻印または印字面が撮影側にあることが前提。
    なお導入後にAIモデルの更新がない場合は、システムの性能や精度に変化はありません。

識別速度は0.05秒以内

撮影した錠剤をタップすると、候補となる錠剤が表示されることを表しています。​

PTPバラ・裸錠も識別できる

持参薬の鑑別で、一包化薬と同様に識別が大変なPTPバラ(PTPシートをはさみなどで、1錠単位に切り分けたもの)。「PROOFIT iQ」では、PTPの透明なプラスチック越しに錠剤の刻印や文字をAI識別し、薬種を判定します。また、一包化薬をばらした裸錠などの仕分けにも活用可能。富士フイルム独自の画像処理技術で、これらの薬剤の刻印や文字も強調して見やすく表示できます。

PTPバラと裸錠(らじょう)を、PROOFIT iQを搭載したスマホで撮影すると、識別できることを表しています。​

平常時でも

薬剤部のみならず、病棟・在宅・介護の現場でもご活用いただけます。

病棟看護師が患者に語りかけているシーン​
介護スタッフが、階段を下りる高齢者に手を貸しているシーン​
在宅医療で、医師が患者に話しかけているシーン。​

災害時・医療救護所でも

必要な機能はすべてスマホに搭載しているためオフラインでも使用可能。災害時医療救護所での持参薬の鑑別、GS1標準バーコードによる医薬品の仕分け・管理にもご活用いただけます。

簡易ベッドが3台設置されている救護所の写真​
支援物資が入った段ボールが山積みになった状態の写真。避難所を表現しています。​
避難所であることを示す表示板の写真​
GS1バーコードの例と、PROOFIT1Dシリーズで印字した二次元バーコードの例​

GS1標準バーコード読取、医薬品名・識別コード検索も可能

一包化薬やPTPバラの識別に加えて、GS1標準バーコードによる識別、医薬品名・識別コードでのテキスト検索が可能。さらにPROOFIT 1Dシリーズで印字した二次元バーコード(1Dコード)読取・登録も可能なので、院外処方でも一包化持参薬鑑別にかける時間を大幅に短縮できます。

  • * バーコードはカタログ用に作成したダミーです。
PROOFIT iQで添付文書を表示できることを表現しています​

識別した薬の添付文書・関連情報を表示

添付文書の電子化に伴い、GS1標準バーコードにひもづく検索・電子的な方法での閲覧が可能です。「PROOFIT iQ」では、GS1標準バーコード読取に加え、AI識別した結果からも、PMDA*2ホームページの最新の添付文書・関連情報を閲覧可能。また災害時にオフラインでも、スマホ搭載の添付文書データベースを確認可能です。

  • *2 PMDA:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)
電子カルテと、PROOFIT iQが連携できることを表すイラスト​

電子カルテシステムなどとの連携

薬剤識別結果をQRコード化して、電子カルテ、持参薬管理システムや電子薬歴システムなどへ提供できる機能を搭載。連携の実績も増えています。また、薬剤を識別することに加え、結果を正確・迅速に他のシステムに連携することにも寄与します。

PROOFIT 1DⅡの外観写真​

医薬品マスタ、AIモデルの登録・更新は自動

PROOFIT 1Dシリーズで好評の医薬品マスタ配信サービスを「PROOFIT iQ」にも適用。メンテナンスフリーで使えます。医薬品マスタやAIモデルを更新すれば、オフラインで最新の薬剤識別機能を利用可能です。

PROOFIT iQで出力した持参薬確認表の例​​

撮影画像付き持参薬確認表の印刷でチェックが容易に

一包化錠剤やPTPバラのAI識別結果は、PROOFIT iQで撮影・タップした錠剤画像と比較・紐づけた刻印マスタ画像を並べて表示して印刷可能に。持参薬確認表により、鑑別結果の見直しや2次チェックが容易に行えます。

お薬手帳と薬袋の写真​​

OCR読取で薬剤情報をデータ化

紙や電子のお薬手帳などをOCR機能で読み取ることで、薬剤情報を容易にデータ化。読み取り結果をQRコード化して、電子カルテシステムなどへの提供もスムーズに行えます。

総合相模更生病院 PROOFIT iQ導入事例

  • 月平均1,100品目の持参薬の鑑別を想定
  • 鑑別作業のタスクシフトで薬剤師の負荷軽減へ

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