このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
ShadeQuest/kenzoは、オーダーに基づいて検査画像を適切な状態で配信する診療放射線技師のワークフローを支援するシステムです。
診療放射線技師の操作性、安全性に配慮し、フィルムレス運用になくてはならない機能を搭載しています。
お客さまの使用環境(接続モダリティ、使用モニタなど)とワークフローに最適な表示レイアウト・ボタン配置設定が端末単位で可能です。表示レイアウトの変更は、右クリックメニューで簡単に変更できるため、利用者の好みに合わせたレイアウトでご利用いただけます。サムネイルエリアでは、シリーズ入れ替えがマウスのドラッグ&ドロップの操作で行うことが可能です。
見やすいアイコンと日本語表示により視認性を向上、ステータス変更ボタンを集約配置することで誤操作を防止しています。
階調の変更やマーキング、画像入れ替えなどの操作やマスキングなど、検像業務の基本機能を搭載しています。
日中・夜間に適した画像送信モードがあります。当直時間帯は自動送信、設定時間を経過した場合に自動送信するセミオートなど、お客さまの運用に合わせた活用に対応します。
検像端末をグループ化できます。受信した画像は同一グループ内のどの端末でも検像業務を行うことができます。従来の運用で課題となっていた「人が端末の場所へと移動する手間」を省くことができ、業務効率の向上を図ります。
DICOM形式だけでなく、Bitmap、Jpeg画像をDICOM画像に変換して取込むことができます。取り込んだ画像は、指定した検査へのシリーズ追加、もしくは新規検査として登録が可能で、ワークリスト検索して取得した情報で書き換えることも可能です。
画像情報を入力した値に書き換えることができます。また、「患者情報取得」により、当社RISまたはレポートサーバから患者情報を取得することも可能です。
夜間当直など通常の検像操作が難しい時間帯に、撮影装置から受信したすべての画像を画像サーバへ自動転送するモードです。
検査画像内のすべてのシリーズ、イメージを対象とした入れ替えを行います。順序の入れ替えのほか、シリーズ内のイメージを新たに追加したシリーズへ分割することができます。
選択した複数の検査を1つの検査に結合することができます。
選択した検査について、シリーズを指定して2つの検査に分割することができます。
検像操作と出力時の履歴を検索・表示することができます。
画像のシリーズ単位、イメージ単位での入れ替えができます。
フォーカス画像に線分、文字、円形などをマーキングすることができます。また、文字テンプレートを利用して任意の文字列を簡単に添付することもできます。
表示画像の階調の変更、白黒反転処理などができます。また、トーンカーブを変更することで見やすい画像で表示できます。
描画した線分の長さの値を入れることでdotごとの長さを補正できます。
スタディやシリーズの患者ID、患者名、生年月日、検査日、検査ID、受付番号、検査記述etc.を変更できます。
任意の画像を選択してフィルムにプリントできます。また、スタディやシリーズ印刷パレットを使用して簡単にプリント画像を選択できます。
- 製造元
富士フイルム医療ソリューションズ株式会社